KAGEブログ 光あるところに影がある

更新する気があるんだかないんだかレベルの更新頻度(笑)
時々は更新する予定。

藤子不二雄ファンオフ会

2008-12-29 01:15:51 | 藤子不二雄
コミケ参戦後、池袋のコスプレ店員がいるカラオケの店に1時間程滞在して、藤子不二雄ファンの方々とのオフ会に向かう。
主催者であるおおはたさんとはかなり前から知り合っていたのだが、何故かオフ会に参加するタイミングが合わず、今回初参加。
今年は夏にF先生のお墓参りで別メンバーでの藤子不二雄ファンオフ会にも参加したから、色々久々に出歩いてた年だったかも今年。

おおはたさんとは二年前のネオ・ユートピア上映会以来、久々。

やはり日テレ版ドラえもんの話題が出る。
そもそもおおはたさんとコンタクト取ろうとしたきっかけの番組なので当然なんだけど。

そして例の安藤健二氏の著書についても少し話す。

まあ安藤さん自身は礼儀正しい真面目な方という印象なんだけど、藤子不二雄ファンとしてはやはり少し不愉快になる点はあるという事で、共感。

しかしその後はチャージマン研の話とかで大変楽しく過ごす。



二次会でカラオケへ行ったのだが、選曲が大変カオスで目茶苦茶面白かった。

ちなみに自分が歌ったのをいくつかあげると、

「おいらテン丸」
「ロボットガンちゃん110番」
「ワープボーイ」
「カルナバルバベル」
「意地悪ばあさんのテーマ」
「愛をもう一度」

まあこんな感じで、しかもたいてい誰か知ってるという素敵な現場でした(笑)


いやあ楽しかった。

また機会がありましたら是非とも。

御一緒してくれた皆様、本当にありがとうございましたm(__)m


安藤健二著「封印作品の憂鬱」感想

2008-12-15 01:56:49 | 日本テレビ版「ドラえもん」
以前、雑誌「映画秘宝」等に掲載された記事に加筆訂正をして単行本化した安藤氏の封印作品に迫るルポ第3弾である。
日テレドラを取り上げてるし、その事は雑誌掲載時にも感想を書いた。

少々複雑なのは、以前も書いたが文中に出てくる日テレ版ドラえもん上映会は元々私が言い出しっぺで始まった物だったし、それが安藤氏に日テレドラを視聴する機会を与え、こういう原稿のきっかけになるってのもなあと少し思った。
この時に安藤氏と同席した事が始まりで安藤氏とは現在マイミクになってたりする訳だけど。

ただ面識があるから批判しないってのも変な話だし、著書で他に取り上げてる作品に関して言うと、ウルトラマンは好きだがハヌマーンの映画はあまり思い入れがないし(当時中々ウルトラマンが出なくてかなり退屈だった思い出がある、まあそれでもウルトラ兄弟登場シーンには喜んだけど)、涼宮ハルヒはあまり興味がないというか、よく知らないのでヘタな事は書けない。

が、やはり日テレ版ドラえもんに関しては思い入れも強いし当時の視聴者としてもう一度書いておこうかと久々にブログ更新した訳である。

内容に関しては作品を観た上で「面白い」と書いてくれてた事が何より嬉しかった。
声の違和感は子供の頃からの刷り込みがやはり大きいので仕方ないと思う。
だからこそ日テレドラを子供の頃に観てた私は何の違和感も感じないのだけども。


他は藤子F先生の意向が強く働きあまり表に出なくなっているといった事実が当時この番組を大好きだった者には辛い話であった。
封印に至る経緯もよく調べているし、取材は大変だったろうと思う。
しかし、やはり作品に思い入れのある者には強い違和感とどうしても受け入れたくない事実を知らされたやるせなさが残る。
まあ昔から観た事もないヤツらから適当なデマやら何やらやたら言われた事のある作品なので、ある程度は仕方ないかなとも思う。

評価したい点はきちんと作品を「面白い」と書いてくれた事だ。
これだけ色々言われた作品をマッサラな気持ちで素直に観るというのも難しい事だったろうし。

そして批判はやはりファンの気持ちは置いてけぼりな点である。

もう何度も同じ様な事を書いているが、

黒歴史扱いだから興味があるという人の気持ちもわかるし、そういう感情は否定しない、自分にもそういうところはある。
でも単純に子供の頃好きだった番組をもう一度観たいというだけの人間もいるのだ。
カルト興味でのみ話題にされ、観た事もないヤツから失敗作と言われ、原作者から好まれなかった作品にだって大好きだったファンはいるのだ。

まあ内容的にはアニメ化の経緯や終了に至る理由などについて主に頁を割いてるのだけど。

この本自体は意義があると思うし、私は面白く読めた。

ただ、文庫「封印作品の闇」でも思った事だが、知りたくなかった事もあったのは事実である。
また以前書いた事と同じになってしまうが、大好きだったF先生の遺志が働いて日テレドラが現在視聴困難なのだとしたら、自分は誰に文句を言えばいいのだろうか。