KAGEブログ 光あるところに影がある

更新する気があるんだかないんだかレベルの更新頻度(笑)
時々は更新する予定。

『謎の彼女X』東大イベント「謎の五月祭X」レポ

2012-05-20 20:40:43 | 謎の彼女X
5月19日、東京大学で行われた「謎の五月祭X」というイベントに行ってまいりました。
イベント名から解る様に『謎の彼女X』のイベントです。
公式Twitterアカウントでイベント発表されてから、事前申し込みをして、倍率2倍の抽選が行われたらしいのですが、ラッキーな事に当選。
て事で東大本郷キャンパスまで出掛けてきた訳ですよ。
いやー、抽選になったとはいえ無料イベントで中々に濃い充実した内容でした。
開場時間ちょい過ぎに現場着いたせいか、既に結構な人数が整列されていて、かなり後方の席になってしまったのが残念。
でも内容は満足でした。

イベントは予定より20分くらい遅れて始まったのですが、イベント前にOP「恋のオーケストラ」フルコーラス版がリピートで流されてて、ちょっと嬉しかった。
Blu-ray&DVD発売するまでフル版聴けないからねー。普通にCD発売してほしいですよ本当に。
で、渡辺歩監督、ト部美琴役の吉谷彩子さん、丘子役の広橋涼さん、月刊アフタヌーン植芝理一先生担当編集の那須利治氏、キングレコードプロデューサー池田慎一氏が登場。
一応植芝理一先生にも出席の打診は試みたらしいのですが、残念ながら叶わずとの事でした。
でもまあ無料イベントだし、充分な豪華メンツだと思われ。
イベントの常として録画や録音などは禁止でしたので、記憶に頼って書きます。メモ書きは問題なかったですが。
まず最初は何故このマンガをアニメ化しようとしたのかという誰もが思う素朴な疑問から。
何せ設定が設定だけに万人受けするとは言い難い。私は大好きですが。
でまあ、キングのプロデューサー池田さん曰く、ほぼ同時期にアニメ化したいという話がフッズエンタテイメントとキングレコード社内でタイミングよくあったと。それで更に渡辺歩監督がやりたがってるという話を聞いて、それなら是非やってもらおうという経緯だったとか。渡辺監督はもっと前からやりたいと思っていたそうですが。
監督やスタッフが原作大好きな事は話からも、出来上がったアニメ作品からも伝わってきます。
しかし監督の話はボソボソ喋る感じでちと聞き取りにくかった。
植芝先生はアニメ化にあたって、注文は何もなかったけど、ひとつだけお願いされた事があったそうです。
『のび太の恐竜2006』のDVDに監督のサインをくれとw
監督も植芝先生から原作本にサインもらったそうですw

後はキャストの話も。
当然最大の問題であるト部の声優さんはやはりかなり悩んだそうです。
最終的に吉谷さんに決まったのはなんか謎で変だったからとか(表現は違ったかもしれないけど、意味はこんな感じで合ってると思いますw)

その後、皆で第1話を観ながら公開コメンタリー開始。
映像は発売前のBlu-ray&DVD用の映像とかで、TV放送版とは若干違いが。
放送版とは違い、1話目にもOP付いております。
OPでト部が階段駆け上がるシーンは植芝先生お気に入りだそうで。あー、確かにあのシーンは良いですなー。
ト部と一緒に下校出来るって感じのイメージだそうですよ。
よだれのシーンになり、ト部がくちゅくちゅやってる音も吉谷さんご自身がされてるというお話も。
最後の方のシーンで一瞬だけパンツに挟んだハサミが見えるシーンで、吉谷さんと広橋さんが「今なんか見えた!」(笑)
1話目はパンツ・ハサミのくだりはカットしちゃってますからね。しかし改めて観ても濃い1話目だw
キングの池田さん「こんなにパンツ見えて嬉しくないアニメも珍しいですね」
日常だもんな、パンツ見えるのw
色々と盛り上がって、公開コメンタリー終了。

その後は監督自身によるOP絵コンテ見ながらのOP解説や、登壇者それぞれが語る『謎の彼女X』の魅力について等があって、参加者との質疑応答コーナーへ。
兵庫県から来たというがおりましてびっくり。いやもっと遠くから来た人もきっといたんだろうなあ。
女性の質問者で映画『帰ってきたドラえもん』からの渡辺歩監督ファンという人もおりまして、大変熱く語られてたのが印象的。ト部役は吉谷さんしか今や考えられませんと熱弁。女性ファンも意外といるのですな、この作品。
イベント参加者自体は圧倒的に男性が多かったですけど、女性もチラホラおりましたです。
他のアニメ作品は観られたりしますかとの質問にキング池田さんは「我々は仕事でもありますから観ますね」
吉谷さんは「(椿役の)入野君が出演してるので『つり球』を今は観てます」、そして広橋さんが「今お薦めは『タイガーマスク』ですね」(会場爆笑)
それ東京ローカルの再放送ですから広橋さんwwww
いや面白いけどさ『タイガーマスク』、質問者も想定外の回答だったであろうw

他にも植芝先生が描かれたスケッチブックを時々見せてもらえたり良かったのですが、後ろの席は見づらかった・・・。
植芝先生は藤子先生の『T.P.ぼん』が大好きで、漫画家目指すきっかけになったというお話も。
植芝先生が描いたリーム見れました。
他、先生の好きな物の話でYMO、『カリオストロの城』、『ウルトラセブン』、『がんばれ!!ロボコン』のロビンちゃん等が挙げられて、ああ私と同世代だなーと勝手な親近感抱いたりもしましたが。

アニメだけじゃなく、原作の魅力についても語られたのが良かったですね。

イベント時間も押してきた最後に番宣ポスター5名にプレゼントというお話が!
吉谷さんとじゃんけん大会で勝った方が貰えるとの事だったんですが、残念ながら私はハズレ。
すぐ近くでポスターGETした方がおりまして羨ましかったです。

で、約2時間半のイベント終了。20分押しで始まったのですが、終りも20分くらい押してたので、大体本来の時間通りだった感じです。

しかし席の関係上、私は基本広橋さん、那須さん、池田さん側しかあまり見られませんでした。
1番きちんと見れたのは広橋さん。にしても広橋さんは面白い方でした。
あまり生で声優さんを見る機会って私はないので新鮮でありました。私はアニメのキャストやスタッフが出演されるイベント自体に参加するのが珍しいんですが、何故かこの作品のイベントは行かねばなるまいという気になってしまったのです。でも行って良かったと思える概ね満足の内容でした。

願わくばまたこういった機会があると嬉しいなあ。
吉谷さんが生でOP唄う機会とかも欲しいですよな。

もうアニメは放送半分くらい終わっちゃいましたが、最後まで期待を裏切らないで突っ走ってくれるでしょう。
いいスタッフに恵まれた良い作品のいいイベントでした!



4月開始アニメ『謎の彼女X』について

2012-05-06 19:55:06 | 謎の彼女X
あまりアニメを積極的に観ない私ですが、それでも週に3、4本は観てたりする訳で。しかし深夜アニメは視聴習慣が自分に根付かない内に終わってしまう事多くて、興味あったけど見逃してる内に結局もう観なくていいやとかになりがち。
そんな私が4月から始まったアニメで現在毎週欠かさず楽しみに観ているアニメが『謎の彼女X』でございます。
『ZETMAN』も毎週楽しみだけど、あれは元々原作好きだからちょっと特別。

で、『謎の彼女X』ですが。
いやー、ひっさびさに放送が待ち遠しいアニメ作品ですわ(長期アニメとか子供向けアニメは別にして)観る人を選ぶとは思うけど、自分の感性にはぴったりハマった。作者が同世代ってのも大きいかも。
放送前には大山のぶ代さん時代の『ドラえもん』に関わってた渡辺歩監督が手掛けられるって事でも話題になったりしましたが、私は割とそこには注目してなくて。
原作読んだのもアニメ化知ってからで、ニワカファンなんですが、放送前に原作かき集める程度には気に入ったのです。
CD付き限定版単行本も買ってしまいましたよ。
監督と声優陣のアフタートーク、男のロマンについて語り始めたら吉谷さんから「サイテー」発言がw
そりゃ言われるわなw
しかし広橋さんの妄想はもっと訳わからんトークにww
男女共妄想好きねーw

そしてアニメの無駄な作画の力の入り様!
まずヨダレを舐め合うという非常識設定ながら、そのヨダレのなんか知らんが丁寧な描写。
効果音も入ると、もうなんか凄いぞ、うまい表現見当たらんのだけど。

作画で感動する例は2話目でのト部と椿くんが2人っきりになって、椿君を目隠しさせた前でト部が全裸になるシーン。
影を使ったうまい誤魔化し方ってのもさる事ながら、卜部のセーラー服の上を虫が歩いてくところ。
何、その無駄な力の入った演出。
他にも4話の丘の眼鏡とか(よく観ると眼鏡かけてるとこと顏のとこが微妙にズレてて、近視用眼鏡つけてる人にはよくわかる感じ)、5話の卜部の日焼け跡が微妙にズレてるとことか(普段はハサミのせいでパンツが少し下にズレてるって事の描写、、まあこれは原作通りなのですが)

おかげで細かいとこが気になって、週に3回くらい録画見直してしまうじゃないか(笑)

そしてOPとEDの爽やかさ!何か間違ってるんじゃないかと思えるけど、実は作品に合ってるというのが素晴らしい。
♪でもね、ふりかえるたびに~、のとこからのト部と椿くん2人のやり取りが微笑ましくて好き。
しかしあれ電車に轢かれるぞw
あと2話と3話以降で微妙にOP修正あり。
2人が電車乗ってるとこの光の角度違ったり、静止画だったとこが動画になってたり、結構色々。DVDでは2話目のOPも3話以降と同じのに差し替えかな?

曲はROUND TABLEの北川さん作曲だものねー。ROUND TABLE大好きですよ私。もう完全にツボ。んで、これ聴いてからCD発売を楽しみにしてたら、どうやらCD単体発売はなくて、Blu-ray&DVDの特典としてCDが付くんだとか。
ええええー、いやそりゃ作品のソフト買う気だったファンはいいけどさー、主題歌CDだけとりあえず買おうかなーってファンはどうすりゃ良いのですか。特典CDって事はレンタルにも並ばないだろうし。DVDレンタルと一緒に特典CDレンタルなんて無いだろうしなあ。作品あっての主題歌とはいえ、「楽曲」そのものも立派なひとつの作品でしょ?作詞作曲した人にもこれメリットあまりないのでは?
いやまあ昨今CD売上が厳しい事は承知してるけど、それにしたってなあ。
要望出せば何とかなるのか?しかし要望もある程度集まらないと厳しいだろうし、中々難しい問題ではある。

あー、あとアイキャッチとかエンドカードが良いなー。何このフェティシズムを刺激する作画達。
2話での「あたし、ああいう事する時に頭に人形くくりつけてしたりしないわよ」のセリフはもうト部に惚れるしかないよな(笑)
つーか、何故頭に人形?(原作とアニメでは人形が違ったりします)
ト部のキャラが「謎」ってだけあって、ツンデレって訳でも清純って訳でもなくて(大体、突然椿くんに「童貞?」って聞いてるくらいだし)、何か本当に謎な感じってのがいいのだよなー。

そしてこのエンドカード可愛すぎ。


卜部がアニメヒロインで1番可愛いのではとさえ今(落ち着け俺)




『モーレツ宇宙海賊』も楽しく観ています^^;
あとアニメじゃないけど『アキバレンジャー』面白すぎだw