KAGEブログ 光あるところに影がある

更新する気があるんだかないんだかレベルの更新頻度(笑)
時々は更新する予定。

藤子・F・不二雄全集『モジャ公』発売!

2012-01-28 09:48:53 | 藤子不二雄
あまりF全集の事に触れない私でありますが、3期になった今も毎月購入しております。当たり前じゃないですか。
しかし正直なところ、購入しただけで未読状態の作品もいくつかあるし、元々別の単行本で持ってたモノとかは「まあ後でいいや」となってたりするのです。すみません。
いやF作品の面白さは充分わかっているのですよ、ただ他の事への優先順位が今は高いというだけなんです。
F全集購入自体は毎月最優先事項にしておりますので。
それでもさすがに惰性で買ってる感がここまで続くとなくもない、出費も結構大きいですからね、特に3冊出る月とかは。

だがしかし!

今月発売は2冊という多少財布に優しいのもさる事ながら、発売したのが私の大好きな、いやF作品最高傑作といってもいいのじゃないかというくらいの『モジャ公』ですから、惰性だとか未読状態なんて失礼な話が出来る訳がない。
しかも全集には今までの単行本では収録されなかった幼年版、カットされたページ、書き換え前と書き換え後を収録してるという超決定版。
私は『モジャ公』をサンコミックス版と中央公論社の愛蔵版とコロコロ文庫版の3種類既所持してますが、それでもこのF全集版はさすがというしかない決定版の単行本。
『ドラえもん』しか知らなくてF先生に興味がある人には本当に読んで欲しい超お薦め作品。大傑作。
これ読んだら、原作好きがなんであんなにアニメの『モジャ公』嫌いか分かってもらえる筈。

「自殺フェスティバル」や「天国よいとこ」とかF先生のダークサイドが爆発しまくり。そしてそれでも「ギャグまんが」としての精神も忘れていない。楽しんで描いたと公言してた気持ちがよくわかる。滅茶苦茶面白い。これが連載当時ウケなかったなんて、当時の「ぼくらマガジン」読者はわかってねえよ!

Twitterでこんな事を書かれてた方がおりますが、もう全くその通り!
サンコミのブランド力ってある世代までのマニア層には結構な威力があったもんです。
F先生の事を「明るく健全でほのぼのしたマンガを描く人格者」みたいな狭いカテゴリーに入れちゃってる連中は『モジャ公』読んで考え直せと。
大体そういう間違った認識の人って、(主にシンエイ動画の)アニメ作品から入った人に多い気がするんだよなあ。
いや、それも偏見だな。すまん。ともかく藤子作品好きで『モジャ公』読んでないってのは、永井豪先生好きで『デビルマン』未読ってくらいのレベルだと私は思ってますから!
未読の人はこれを機会に是非読んでくださいな!
余程のマニア以外にはこれ1冊で事足りる親切編集ですし!分厚いのと1700円という値段に躊躇する人もいるかもしれないけど、それだけの価値ある作品なので!

改変されたセリフが元に戻らなかったとこもあるけど、初出版に戻った箇所もあるし(79頁の3コマ目とか)、何より決定版としてよくぞここまで編集してくれたという出来なので概ね満足。
面白さは全然変わってないから問題ない!

『モジャ公』のためにF全集買い続けてたといっていいくらいの勢いですよ俺は。

いや今後も買い続けますし、他にも好きな作品はありますが。
でもこの面白さは凄いよ、何度も読んでるけど、今読んでもやっぱり面白いもの。
ライムスター宇多丸氏の解説も「分かってる」人で共感出来た。『モジャ公』の解説でヘタ打てないものなー。
俺らみたいのがいるから(笑)

雑誌掲載時の扉絵や中央公論社愛蔵版でのF先生の文章も再録されており、本当にお得な一冊。


同時発売は『新オバケのQ太郎』2巻でしたが、こっちもF先生のアナーキーさが垣間見える傑作ですなあ。



しかしたとえこういう決定版の『モジャ公』単行本が出たとしても、所持してないFFランド版と虫コミ版の単行本も欲しくなる悲しい性・・・。もう全話読めるのに。


仮面ライダー40周年&スーパー戦隊35作品記念 感謝祭に行ってきました!

2012-01-14 18:24:12 | 特撮
1月10日と11日に行われました仮面ライダー&スーパー戦隊の感謝祭、私は11日に行ってまいりました!
先行予約で無事入手したチケットを持って東京国際フォーラムへ。
まー、とにかく楽しかったです。
グッズの先行販売をやっていて待機列に並んで多少物色。物販にはあまりお金を使わないつもりだったので、会場限定販売のパンフレットとオーズペンライトとフォーゼのミニノートだけ購入。
しかし、老若男女色々な層の方が客。親子連れ家族連れは勿論、カップルらしき人も多いし、女子グループ男子グループ、1人で来てる人も結構いた感じで本当に色々な客層。
あらゆる世代に支持されてるのだなーという事が実感出来ます。
ともかく会場時間になり、自分の席を確認し着席。1階席の思ったより前の席で結構見やすい場所。真ん中にも近いし満足。
開演時間が近づき、諸注意のアナウンス後開始。
まずは1971年放送の『仮面ライダー』から歴代のライダー&戦隊が年代順にスクリーンに映し出されていく。
静止画が次々映るだけではあるが、これだけでも意外とテンションあがる。
そしてそれが終わるとゴーカイジャーメンバーが登場。途中でフォーゼも現れ、ライダー戦隊合同のヒーローショーが繰り広げられました。
楽しかったー。
ショーの後、キャスト陣によるトークショー。まずは『仮面ライダーフォーゼ』キャストから。
1人1人役名と名前を紹介され入場してきたのですが、皆キャラクターのまま登場。
ユウキの「はやぶさくん」出だしだけだが生で聴けたよー、嬉しいー!
仮面ライダー部メンバーと、出演予定には書かれてなかった仮面ライダーメテオの流星こと吉沢亮くんも参加。
そしてトークの内容は面白すぎて大変でしたw
役柄と全然イメージ違うと言われてたのは友子役の志保ちゃんとJK役のシオンくん。志保ちゃんは褒められるとすぐ照れるとシオンくんにいじられて本当に照れてた。可愛い。
シオンくんは役柄と全然違って凄く真面目なんだとかw まあ、あの役のイメージ通りだったら嫌かもなーw
美羽役の坂田梨香子ちゃんはイメージあんまり変わらないそうです。「モデルさんって感じだよねー」と言われてこれまた照れていた。可愛いなーw
ユウキ役の清水富美加ちゃんは本当に役と何も変わらないそうです(笑)
他にもジャスティンくんがいじられたり弦太朗と賢吾は2人とも人見知りだとか色々語ってました。
とにかく皆、仲良さそうで楽しそうな現場で何より。見ていて本当に楽しい気分になれた。
「宇宙キター!」も会場全員でやりました!

フォーゼメンバーは一旦退場して今度はゴーカイメンバー登場。
ゴーカイジャー6人にバスコも参加。
そしてゴーカイメンバーはフォーゼメンバー以上に自由!w
好き勝手過ぎる皆(笑) 面白すぎて腹が痛かった。涙出そうだった、笑いすぎてw
ハカセが普段は人をイジる側らしかったり、マーベラスはアドリブ弱いっぽい感じだったり、色々本当に面白かった。
もう細かい事触れてらんない、面白かった事だけは事実だw
見たい人はDVD発売まで待ってて、本当に面白かったから。
生の小池唯ちゃんは可愛かったなー、でもルカも可愛かった。男性メンバーも皆カッコよかったよー。
こっちも仲良さそうで楽しそうで何より。凄くいい感じの雰囲気なのが伝わってきた。

そしてフォーゼメンバーがもう一度登場して、フォーゼメンバー&ゴーカイメンバーが1人ずつ挨拶してトークパート終了。
15分程の休憩を挟み、ライブに。

ライブも先にライダーパートから。基本的にRIDER CHIPSが生演奏しておりました。
やっぱり生バンドはいいねー。ヨッちゃんのギターも聴けたし。
とりあえずセットリスト。記憶違いがあったらすみません。

・「FULL FORCE」(仮面ライダーカブト ED):Ricky
・「W-B-X ~W-Boiled Extreme~」(仮面ライダーW OP):上木彩矢 w TAKUYA
・「Giant Step」(仮面ライダーフォーゼ ED):Astronauts(May'n&椎名慶治)
・「ELEMENTS」(仮面ライダーブレイド 2ndOP):Ricky
・「Let's Go RiderKick 2011」(オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー 主題歌):仮面ライダーGIRLS
・「The people with no name」(仮面ライダー555 ED):m.c.A・T
・「Switch On!」(仮面ライダーフォーゼ OP):土屋アンナ

どうでもいけど、May'nちゃんの紹介の時だけ明らかに種類の違う歓声があがったんだが、あれはなんだったんだ。まー、まさかライダー関連イベントでMay'nちゃんを初めて生で見る事になるとは思ってませんでしたが。
でも、やっぱり声量は凄いですね。生で聴けて良かった。CD発売がライブより後になっちゃったのが残念。

10日は松本梨香さんがサプライズゲストで『龍騎』OPを唄ってくれた様ですが、11日はm.c.A・T氏がサプライズゲストで『555(ファイズ)』挿入歌を。
仮面ライダーGIRLSの歌の時には昭和ライダーが、フォーゼOPの時には平成ライダーが全員登場しました。
土屋アンナの横でノリノリのフォーゼが面白かった(笑)
フォーゼはああいう事やってもキャラクター的にOKだからいいですな。
そしてアーティストの方々から1言ずついただき、ライダーパート終了。

かと思いきや!
突然モモタロスの声がして「俺様がいなきゃ始まんねーだろ」とイマジン4人登場し、「Climax Jump」披露。
次は串田アキラさんと松原剛志さんが今月公開予定の『ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』の主題歌を披露してくれました。いい歌だった。
更には串田さんソロで『宇宙刑事ギャバン』OP!
ギャバンも登場しましたよ。ちゃんと両腕広げるポーズでギャバンがジャンプしてくれて嬉しかった。
串田さんは登場時に生で「タカ!トラ!バッタ!」やってくださいましたぜ。

で、次に戦隊パート開始。
戦隊は基本1コーラス歌唱で次々唄うメドレー形式。
まずはZ旗登場。
セットリストは確かこんな↓

・「海賊旗を上げろ!」(海賊戦隊ゴーカイジャー 挿入曲/instrumental):Z旗
・「海賊戦隊ゴーカイジャー」OP:松原剛志
・ハリケンジャー参上!(忍風戦隊ハリケンジャー OP):高取ヒデアキ
・「特捜戦隊デカレンジャー」OP:サイキックラバー(YOFFY・IMAJO)
・「魔法戦隊マジレンジャー」OP:岩崎貴文、Sister MAYO
・「呪文降臨~マジカル・フォース」(魔法戦隊マジレンジャー ED):Sister MAYO
・「轟轟戦隊ボウケンジャー 」OP:NoB
・「獣拳戦隊ゲキレンジャー」OP:谷本貴義
・「炎神戦隊ゴーオンジャー」OP:高橋秀幸
・「炎神セカンドラップ/1番のバルカ」(炎神戦隊ゴーオンジャー ED):高取ヒデアキ、五條真由美、谷本貴義、Sister MAYO、大石憲一郎
・「侍戦隊シンケンジャー」OP:サイキックラバー
・「天装戦隊ゴセイジャー」OP:NoB
・「スーパー戦隊 ヒーローゲッター」(海賊戦隊ゴーカイジャー ED):Project.R

sister MAYOさんはマジレンED、例の振り付けしながら唄ってくれましたー。
「スーパー戦隊 ヒーローゲッター」はオリジナルレコーディングメンバーでCDと同じパート分けで披露されました。
更に「ヒーローゲッター」の時には戦隊歴代レッド総登場!
あ、「ヒーローゲッター」だけはフルコーラスでしたよ勿論。

いやー、何人スーツアクターさんも居たんだかw

更にフォーゼ&ゴーカイキャスト陣、ライダーパートに参加されたアーティストも再登場し、本日の出演者全員ステージに。
総勢56人だそうで。
全員で、「手をつなごう~マツケン×仮面ライダーサンバ~」(劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル 主題歌)を唄い、最後に土屋アンナさん、串田アキラさん、小澤亮太くん、福士蒼汰くんが挨拶して終了。
「手をつなごう」では皆振り付けやってました。オリジナル歌唱者がいなかったのがちと残念ではありますが、ラストには相応しい選曲ですねー。もう圧巻。本当に楽しかった。

記憶違いとか忘れてる事もあるかもなんですが、それはまた映像ソフトが発売したら再確認しますって事で。
あ、来月下旬スタートの新戦隊『特命戦隊ゴーバスターズ』のお披露目もありました。変身後ですけど。

いやこれはさすがにソフト買うねー。凄いいいイベントだったもの。
自分の隣にいた女子2人組が凄くはしゃいでたんだけど、本当に楽しそうで微笑ましかったのである。隣でノリノリでサイリウム振ってるもんだから少しつられたw
でも楽しそうで何よりだったなー、本当にいい雰囲気のイベントであった。

そしてなんと若菜姫こと飛鳥凛ちゃんがお客として来てたそうです!
http://ameblo.jp/asukarin-sd/entry-11133414308.html?frm_src=thumb_module

いやー、ダブルの歌の時でも出てくれりゃ皆喜んだのにー。
しかし今でもライダー好きでいてくれる様で嬉しいなー。

それからMay'nちゃんのブログ。
感謝祭一日目
感謝祭二日目

おおー、中々見れない2ショットだらけかも。仮面ライダー部と写真撮ってるのもいいですねー、なんでTAKUYAここにいるんだw
ライダーとも写真撮ったそうですが、大人の事情でUPする訳にいかないみたい。
ライダーとMay'nの写真見たかったなー。つーかそれ俺も撮りたいw

記事中に「またGiant Step披露できたらなー!」とありますので、また生で聴ける機会があるといいなあー!
フォーゼのイベントとかでまた披露してくれる事を期待してます。

ともかく、本当に楽しくていいイベントでした!行って良かった!



明けましておめでとうございます

2012-01-01 09:18:58 | 日記・雑文
新年最初の更新。
本当なら去年の暮れに更新したかったのですが、まあ元来のズボラさが出てしまった訳です。
しかもイベントとかいくつか行ったレポも書けてないなあ。
東映まんがまつりオールナイトとか楽しかったんだけど、まあそれはそれとして。
昨年はどうしても関東東北大震災という大変な事があって、それを抜きには語れないのですが、年の初めなので暗くなる話題はやめておきます。
実際には私は東北出身だし、全然他人事でもない事なので思う事は実は色々あるのですが。

去年仮面ライダー40周年の年に、ライダー産みの親である石ノ森章太郎先生の施設である宮城県石巻市の石ノ森萬画館が被災に見舞われたのは複雑な心境にもなりました。
幸い原稿等は無事だった様で何よりです。

去年は戦隊シリーズ35作記念、ウルトラシリーズ45周年と特撮関係はアニバーサリーイヤーで盛り上がりました。関連書籍やDVDもやたら発売され、金がいくらあっても足りない状況が今も続いております。
『電人ザボーガー』リメイクの出来の良さに『牙狼』新シリーズ開始と、それなりに明るい話題も続いてるので、今年は新たなステップを踏み出せると嬉しいなあ、特撮界も。
長寿シリーズ以外の作品があと2本くらいあるのが個人的には理想かな。

それに加え、藤子不二雄ファンとしてはFミュージアム開館&F全集3期刊行開始というこれまた大きな出来事が。
いやー、本当に今年中に私は破産するのではないかとw
A先生関連では実写版『怪物くん』映画のヒットですねえ。関連本とか新たに『怪物くん』描き下ろしたりといった事もあってA先生の『怪物くん』にも触れる機会が結構ありました。

2人で1人の藤子不二雄ファンであった私はやっぱりAFどちらの作品も盛り上がって欲しいのですよ。



もっと具体的に突っ込んだ話や書きたい事はまた別な時にするとして、とりあえず今回は挨拶のための更新でございます。
ほとんど月イチに近い(いやもっと間が空いてるかも)更新ペースでありますが、意外と読んでくれてる方がいるみたいなので、当ブログ今年も宜しくお願いします。