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KAGEブログ 光あるところに影がある

更新する気があるんだかないんだかレベルの更新頻度(笑)
時々は更新する予定。

ガチャ子の思い出

2009-09-05 12:41:56 | 日本テレビ版「ドラえもん」
藤子・F・不二雄全集の『ドラえもん』第2巻に「ロボットのガチャ子」が掲載された記念に私のガチャ子というキャラクターに対する思い出を書いておきたい。
私は「ほぼ初めて」ガチャ子が登場する原作『ドラえもん』をこの全集で読んだ。
「ほぼ」と書いたのは断片的にカットを見た事やストーリー解説を読んだ事もあり、同人誌での再掲載も一部読んだ事があるからである。

じゃあこのキャラクターの思い出は原作ではないのか。

そう、私にとってこのキャラクターはどうしても日本テレビで放送してた『ドラえもん』のキャラクターとして思い出深いのであるな。

ところで自分が日テレの『ドラえもん』について今までどれくらい書いてたかと言うと、

初めて当ブログで触れたのが2005年12月。

ホイキタサッサのドラえもん
http://yaplog.jp/kage-dg/archive/2
ブログ初めて2回目で触れてる。
基本的に言いたい事を大体書いている。

次に藤子ファンサークル「ネオ・ユートピア」の上映会で久々に日テレドラを観た時の話↓

♪ぼっくっのっドラえもんが、町をっあるっけばっ
http://yaplog.jp/kage-dg/archive/21
感想らしい感想は書いてない。
単に久々に観れて嬉しいといった内容である(笑)

更に「ネオ・ユートピア」で日テレ版ドラを特集した時に書いた文章がこれ↓
同誌44号にもこの文章は掲載された。

日本テレビ版ドラえもん(通称旧ドラえもん)再考
http://yaplog.jp/kage-dg/archive/29
現状に対する基本的な考えはこれです。

その後、日テレドラの製作スタッフであった真佐美ジュンさんの御厚意でお持ちのフィルムを鑑賞させて頂いた時のレポート↓

『日本テレビ動画研究会』レポート(1)
http://yaplog.jp/kage-dg/archive/40
『日本テレビ動画研究会』レポート(2)
http://yaplog.jp/kage-dg/archive/41
『日本テレビ動画研究会』レポート(3)
http://yaplog.jp/kage-dg/archive/42
『日本テレビ動画研究会』レポート(4)
http://yaplog.jp/kage-dg/archive/43
『日本テレビ動画研究会』レポート(5)
http://yaplog.jp/kage-dg/archive/44

そして上記の上映会は私が発端となって開催されたのだが、そこに封印作品について取材をされているライターの安藤健二氏も来ておられたのであった。
その記事が雑誌に載った時の雑感↓

「映画秘宝」7月号に日本テレビ版ドラえもんの記事
http://yaplog.jp/kage-dg/archive/51
「映画秘宝」9月号に日テレ版ドラえもんの記事続編
http://yaplog.jp/kage-dg/archive/53

その記事が「封印作品の憂鬱」として単行本になった時の感想↓

安藤健二著「封印作品の憂鬱」感想
http://yaplog.jp/kage-dg/archive/68

そして今年、前述の真佐美ジュンさんがラジオで日テレドラについて語られていたとの事について↓

日本テレビ版ドラえもんの音声がラジオで放送されていたらしい
http://yaplog.jp/kage-dg/archive/72


よくもまあこんなに何回も日テレドラについて書いてるもんだ。
他にこんなブログあるのかな。
あるなら読みたいが。

で、やっと本題のガチャ子の思い出だが。
ネオ・ユートピアでの上映などで静香ちゃんの家に居候してるという設定だったと思ってる人も居る様なのだけど(いやそれは事実ですが)、当初はのび太の家にやってきている。
静香ちゃん家に居候ってのはネオ・ユートピアでの上映作品「潜水艦で海に行こう」でちょうど静香ちゃんの家に居る話だったもんだからあの上映を観た人は静香ちゃん家に居候してるキャラクターとして認識してしまった様だ。
でもあれは途中からで、当初は原作通りのび太の家に来ていたのです。
間違いって訳ではないんだけど、最初から静香ちゃんの家に来たみたいにとる人もいるだろうから一応書いておく。
それにセリフ聞けばわかるが、「潜水艦で海に行こう」で静香ちゃん家に居候してるって事が判明してるし。
※のび太とドラえもんが静香ちゃん家に行った際、ガチャ子が出てきて「あたし、昨日からこの家に居候させてもらってるの」というセリフがある。


でも原作通りと書いてはみたけど、実際の登場の仕方は原作と全く違っていた。
思い出だけに頼って書くので多少間違いはあるかもしれないが記しておく。

とにかく初登場での印象は強烈で、同じく未来からやってきたロボット(と紹介してたかどうか記憶がないんですが)でとりあえずはた迷惑な事ばかりしでかすのだけど、ドラえもんは何故かガチャ子とのび太をあまり接触させようとしない。
ガチャ子は居候させてくれたらのび太にドラえもんの秘密を教えると言ったせいだった。
のび太はそれを知りたがるが、ドラえもんは秘密を知られたくないので追い返そうとする。
が、結局ガチャ子はのび太に「実はドラえもんは未来の国では劣等生で過去に送られてきた」と語り、それがバレたドラえもんは恥ずかしそうに小さくなっていくというラストだった。

ね、全然原作と違うでしょ。

細かい部分などは正直よく覚えていないのだが、大体こんな話だった筈。
で、この初登場で私はガチャ子は大嫌いになってしまったのであった。
なんでかって、だってドラえもんの邪魔しに来た様にしか見えないんだもの。
しかもこの設定だとドラえもんの存在意義も少し危ういでしょ。
勿論そこはギャグ作品、次の回からはいつも通りの『ドラえもん』だったりした訳ですが。
そして初登場時以外に目立った活躍の記憶ないしガチャ子。

にしても途中から静香ちゃん家に居候って事にしたのはのび太の家に居ると話が面倒くさくなるからだった様な気がするな、今思うと。
だって後半はあんまりガチャ子の記憶薄いんだよ。
初登場はあれだけ印象的だったのに。

そして長い間、日テレドラのオリジナルキャラクターだと思っていた。
その後小学生になり毎月原作の『ドラえもん』を読める状況になったのだが、あんなキャラクターは一度も出てこないし、その後のテレビ朝日のアニメでも当然出てこない。
原作に居るキャラクターだと知ったのは本当にだいぶ後である。
ネットがなかったら一生知らないままだったかもしれない。
しかも作者自ら「なかった事にした」とまで言われたキャラクターである。
ついでに日テレドラ最終回に原作があった事を知ったのもだいぶ後だった。
これはまあ学年誌特有の事情によるので今まで未収録だったのは理解出来るけど。

しかしあれだけ子供の頃嫌いだったガチャ子なんだが、今となっては日テレ版アニメにしか出ない、原作では作者から「いなかった」事にされた不遇のキャラクターとして今は親しみすら覚える。
子供の頃のケンカ友達に久々にめぐり合えた様な感動すら感じている。
表現が大げさ過ぎる気もするが。

でも、実際長い事単行本には掲載されなかったキャラクターである。
雑誌掲載時の読者か日テレドラの視聴者しか知らないキャラクターだった訳だ、以前は。
しかも見た覚えのある自分でさえ、実はしばらく「ガア子」と名前を勘違いして記憶してた(爆)

いや本当にあんなに嫌いだったのに今はガチャ子が陽の目を見た事が心から嬉しい。
だって、今まで話通じねえ事が大半だったんだもの。
原作に5回だけ登場して特にいなくなるといった話もなく急にいなくなった幻のキャラクター。
日テレドラでは初登場時にはそれなりに活躍してたが、あれが彼女の一番輝いてた時かもしれない。
今となってはガチャ子が登場した日テレ版『ドラえもん』のエピソードをもう一度見たくて仕方ないし。

全集『ドラえもん』第2巻では初登場の1話のみ収録であったが、第3巻では残りのガチャ子登場話が全て掲載される様だ。
心して読もうと思う。



なんか今回おおげさ過ぎな気がするけど、意外と本気だったりするぞ私は。



今回の全集はガチャ子のほか、ドラミちゃん初登場話も掲載されている。
ドラミちゃんもまだ優等生ではなくドタバタキャラの印象である。
この年代の方は貴重な時期の『ドラえもん』を読まれていたのだなとちょっと羨ましい。
勿論、当時そんな事は思った事もないだろうけど。


日本テレビ版ドラえもんの音声がラジオで放送されていたらしい

2009-02-15 13:30:03 | 日本テレビ版「ドラえもん」
ネットで知った情報であり、私は残念ながら聴いていないのだが、今年1月22日にニッポン放送のラジオ番組『高嶋ひでたけの特ダネラジオ 夕焼けホットライン』にて当時の製作スタッフであった真佐美ジュンさんへのインタビューと日本テレビ版ドラえもんの音声が少し流れたそうである。

どの回のものかは私はわからないが、多分真佐美さんが所有していた音声の記録からだろうと思うので私は聴いた事がある回だろうとは思うけど。

他にもヤフーニュースで取り上げられていたり、何故か最近よく話題にされてる様である。


正しい情報が伝えられるのならそれは嬉しい事だとは思うのだけど。


正直子供の頃好きだった者には複雑だ。

いや、真佐美さんも取り上げてる人も悪意が全く無い事はわかってる、真佐美さんは製作スタッフとして正しい情報を伝えていきたいだけだろうし。

それでもこういう風に取り上げられる事によって、「初めて知った」だの「今のと違って変」だの「なにこの歌」だの、もう何回も言われ続けた事をまた言われなきゃならない人間の気持ちもわかってほしい(直接ではなくても、必ずこういう意見を目にするのだ)

正直もうあまり大袈裟に取り上げないで欲しいとすら思っているのだ私は。

いや、間違った知識のまま誤解していてほしくはないけど、カルト興味だけならば取り上げないで欲しい。



まあ実際にはラジオは聴いてないから正確な事はわからないけど、きちんとバカにするでもなく取り上げてくれたらしいし、ニュースのコラムも丁寧な記事であった。
こういう取り上げ方なら悪くないとは確かに思うのだけど。



何かスッキリしない思いはなんなんだろうなあ・・・。


安藤健二著「封印作品の憂鬱」感想

2008-12-15 01:56:49 | 日本テレビ版「ドラえもん」
以前、雑誌「映画秘宝」等に掲載された記事に加筆訂正をして単行本化した安藤氏の封印作品に迫るルポ第3弾である。
日テレドラを取り上げてるし、その事は雑誌掲載時にも感想を書いた。

少々複雑なのは、以前も書いたが文中に出てくる日テレ版ドラえもん上映会は元々私が言い出しっぺで始まった物だったし、それが安藤氏に日テレドラを視聴する機会を与え、こういう原稿のきっかけになるってのもなあと少し思った。
この時に安藤氏と同席した事が始まりで安藤氏とは現在マイミクになってたりする訳だけど。

ただ面識があるから批判しないってのも変な話だし、著書で他に取り上げてる作品に関して言うと、ウルトラマンは好きだがハヌマーンの映画はあまり思い入れがないし(当時中々ウルトラマンが出なくてかなり退屈だった思い出がある、まあそれでもウルトラ兄弟登場シーンには喜んだけど)、涼宮ハルヒはあまり興味がないというか、よく知らないのでヘタな事は書けない。

が、やはり日テレ版ドラえもんに関しては思い入れも強いし当時の視聴者としてもう一度書いておこうかと久々にブログ更新した訳である。

内容に関しては作品を観た上で「面白い」と書いてくれてた事が何より嬉しかった。
声の違和感は子供の頃からの刷り込みがやはり大きいので仕方ないと思う。
だからこそ日テレドラを子供の頃に観てた私は何の違和感も感じないのだけども。


他は藤子F先生の意向が強く働きあまり表に出なくなっているといった事実が当時この番組を大好きだった者には辛い話であった。
封印に至る経緯もよく調べているし、取材は大変だったろうと思う。
しかし、やはり作品に思い入れのある者には強い違和感とどうしても受け入れたくない事実を知らされたやるせなさが残る。
まあ昔から観た事もないヤツらから適当なデマやら何やらやたら言われた事のある作品なので、ある程度は仕方ないかなとも思う。

評価したい点はきちんと作品を「面白い」と書いてくれた事だ。
これだけ色々言われた作品をマッサラな気持ちで素直に観るというのも難しい事だったろうし。

そして批判はやはりファンの気持ちは置いてけぼりな点である。

もう何度も同じ様な事を書いているが、

黒歴史扱いだから興味があるという人の気持ちもわかるし、そういう感情は否定しない、自分にもそういうところはある。
でも単純に子供の頃好きだった番組をもう一度観たいというだけの人間もいるのだ。
カルト興味でのみ話題にされ、観た事もないヤツから失敗作と言われ、原作者から好まれなかった作品にだって大好きだったファンはいるのだ。

まあ内容的にはアニメ化の経緯や終了に至る理由などについて主に頁を割いてるのだけど。

この本自体は意義があると思うし、私は面白く読めた。

ただ、文庫「封印作品の闇」でも思った事だが、知りたくなかった事もあったのは事実である。
また以前書いた事と同じになってしまうが、大好きだったF先生の遺志が働いて日テレドラが現在視聴困難なのだとしたら、自分は誰に文句を言えばいいのだろうか。



「映画秘宝」9月号に日テレ版ドラえもんの記事続編

2007-07-22 11:48:45 | 日本テレビ版「ドラえもん」
まあ、やはり触れずにはおれない訳なのですよ。
今回は作品の内容ではなく、主に作品が放送されるに至った背景、そして現在の不遇な扱いになってしまった理由などが書かれていました。

記事を書かれた安藤健二さんは本当によく取材をされており、かなり読み応えあるものとなっております。
しかもまだ続くという。
今まで真正面から取材をした事なかった事がよくわかる状況でもあります。




でもさ、もう思い入れの深い私としては公に見る事がほぼ絶望的という事実が判明したという内容を読み、やるせない気持ちになった面もある。
しかもそれが私の大好きな藤子F先生の意向だとしたら、本当に何を語っていいものやら。

作者としては不本意でしたか。
勿論その時の先生の仕事状況や精神状態もあるとはいえ、残った事実は「旧ドラはもう絶対に公の場には現れない、少なくとも著作権が切れるまでは」という、子供の頃に好きで毎週楽しみに見ていた人間の思いは完全に無視された悲しい現実のみである。

仕方ないのかもしれないけど。
でも安藤さんも現物を見て「面白い」と言ってくれた作品なのにな。
原作とイメージが違うアニメなんか他にも山ほどあるのにな。
思い出は永遠に見た人の記憶の中だけになるって事か。


記事では日本テレビ動画という会社について等も色々書かれていて本当に読み応えはあるのだけど。


「面白かった」のにな、旧ドラ。
そうか、本当にもう見れないのか、少なくとも現状では。

大好きなF先生の遺志ときた日にゃ一体誰に文句を言えばいいんだろうか。
あの頃、旧ドラを楽しめた事が自分の誇りですらあるよ、俺はでも。




今回の記事は少し、泣きたくなりました・・・。


「映画秘宝」7月号に日本テレビ版ドラえもんの記事

2007-05-23 20:45:11 | 日本テレビ版「ドラえもん」
「封印作品の謎」などの著書で有名な安藤健二さんの新連載第一弾として、日テレ版ドラえもんの封印経緯を丁寧な取材を通して書いておられる。
何よりも、フィルムが後半16話分(8回放送分)ほどイマジカにあったという事実が一番の衝撃だったかと。

つまり、フィルムが無いだのなんだのはやはり単なるデマで、誰もまともに調べた事がなかっただけなのが判明した形かと。
勿論、簡単に見られる訳はないだろうが、行方不明ってのは嘘だった事はハッキリした。
他にも小学館や藤子プロに正面から取材した人もいなかったのだろうな。

多分、藤子プロの「当時の事は詳しくわからない」も本当だろう。
見解とかフィルムの権利以前に初めて日テレドラについて訊かれたんじゃないかとさえ思えてきた。

なんだか、肩透かしをくらった気分である。

ちなみに文中にある「元製作スタッフの講習会」とは、以前このブログで私も触れた事のある研究会の事である。
私もその場に居た一人であった。
実際、この時久々に見た懐かしのドラえもんは面白かった。

今まで、色々な人が日テレドラについて好き勝手な意見を書いてるのをよんでは、納得いかない思いばかりさせられてきたが、安藤氏はきちんと内容を見た上で「面白かった」と感想を述べておられた事が一番嬉しいとこであった。
まあ記事自体には多少言いたい事がない訳でもないが、概ね客観的視点を崩さず、バランスの取れた、そして気合の感じられたいい記事だったと思う。

オープニングについての意見や、視聴率低迷の原因分析についてはやや違和感というか意見が私は違うのだが(まあでもそれを言うと、そもそも私は日テレドラが幻の作品などと思った事は一度も無い訳で、そこから温度差が既に生じてしまうのだが)。

でも、噂や憶測にハッキリ白黒つけてくれた事は本当にありがたいと思う。
藤子先生が気に入ってなかったというのは残念であるが。
でも、公式にコメントしてないのは、むしろ先生の優しさかもしれないと最近は思う。
日テレドラをきっかけに「ドラえもん」が好きになった私みたいな人間も少なからずいるのだから。
きっと、そういう人の為に気を使ってくれたのだと思うな、うん。

私はカルト的興味でも面白半分でもなく、単純に子供の頃、好きだった作品をもう一度見たいだけなのだが、どうやら現在の「ドラえもん」が終わらないと少なくとも公には見れないようである。

本当に面白かったんだけどなあ。


安藤氏の日テレドラにまつわる話は次号も続くらしい。
新たな発見とは何か?


しかし、結局誰かが封印したって訳じゃあないんだよな・・・。