たきゆの徒然日記

ゲーム、アニメなど趣味を書いています
好きな作品はMGS、COD。Fate、勇者であるシリーズ、ヘブバン

ニーア オートマタ 感想1 Aルートクリア ネタバレ注意

2017-02-28 02:35:24 | ニーア
すごくニーアなゲームでした
今作はアクションが天下のプラチナゲームズだけあって一級品。その為正直難しい…
いや、ただのアクションならここまで難しくはない。ニーアはアクション「RPG」であるため敵とのレベル差が開くと途端に難易度が跳ね上がる

とりあえず一週目はサブクエストすっ飛ばしてメイン一直線で猛進。結果ラスボス戦は敵とのレベル差が10近く開く結果に
敵の攻撃が擦ればノーマルでもHPが下手したら半分持っていかれる事にw
一度だけイヴ戦でイージーオートに頼ってしまいました

MGRは心地いい難易度なんですけどね
RPG要素も大きいためか戦闘のレベリングが難しく、苦肉の策として救済のためのオートプレイなのだろう

しかし最高難易度は人間にクリア出来るのか疑うレベル。まさにクレイジー



アクション部分はレプリカントと比較しても超一級品!

そしてマップもオープンワールドの名に恥じぬ造り込みと広さ!
レプリカントなんて凄く閉じた箱庭世界でしたからね
メタ的に深読みすればあのレプリカントの世界の狭さは、管理世界としての伏線ともとれるが多分ps3の技術的制約のはず

そしてBGM


BGMは最高である。BGMを聞くだけで「ああ、今ニーアをプレイしている」という感覚に浸れる
各曲の素晴らしさは言うまでもなく

BGMを最高に引き立てるゲーム内での演出
演出に引き立てられたBGMの素晴らしさが更にゲーム本編を盛り上げる
その相乗効果


ニーアという作品はレプリカントに続き、今作も各要素が調和され一つの輝きへと収束している
世界観、ビジュアル、BGM、キャラクターetc
全てがニーアの世界を作っている

それを作り出したヨコオタロウさんの指揮力の賜物なんだろうなと



とにかくニーアという世界観が今作も遺憾無く発揮されている



ニーア。かなり面白いゲームです
前作はアクションがもっさり。フィールドが狭い。一部シナリオ運びがくどい点が個人的マイナスポイントでした

しかしオートマタでは全て改善されている



さぁ、あとはシナリオがどうなっているか。というところ


まだブログ主はAルートをクリアしただけです

今作はA.B.Cの三章仕立ての物語のようです
周回プレイのようにも思えますが実際はCルート(A2)をクリアして初めて、本来のゲームにおける一週目のクリアになるのかと



シナリオの良さについてはAルート時点ではまだ保留ですね
たぶん本当の物語が動き出すのはA2ルートからだと思います

2Bルートは物語のプロローグ
世界観の説明と2Bと9Sを主軸に置いた、命の定義について話が論じられているように思います

2Bルートでは人類の謎も「超越」もA2もまだ物語に絡んでないですからね
ニーアは二週目からが本番の例にもれず今作も様々な仕掛けがある模様



とりあえず一週目時点でのシナリオ感想を


テーマは命の定義
オートマタの世界には2Bルート時点ではまだ人類は出てきていません
おそらく人類は予想通りもう滅んでるんでしょうね。人類が登場するにしてもそれは機械に人格を宿した情報生命体のようなものでしょう。はたまたゲシュタルト体のような何か
エイリアンが地球に攻めてきたはカバーストーリーだと踏んでたんですが、実は本当にエイリアンは存在していて吹きましたw

オートマタで面白い所が、人類はもういない(予想)、エイリアンももういないのに代理戦争の闘争者として用意されたアンドロイドと機械生命体達が未だに闘争を続けているところですね


人がいない世界において、こんなにも人間らしいアンドロイドと機械生命体が互いに戦いあいドラマをつくる

キャッチコピーの「命もないのに、殺しあう」
これは逆説的に殺しあう者たちには其々に命が宿っているといっているようなもの

レプリカントとの繋がりが今のところは全く見えないが、アンドロイドには初めから自我が実装されていたのかな?
機械生命体達が情報の海から自然発生して個を生み出したように、アンドロイド達も長年の戦いにおいて自然と命が宿ったという設定なら非常に対照的で好ましく感じます
レプリカントでデボルポポルがそうだったように


オートマタの物語はニンゲンモドキ達が人間の居なくなった世界で意味のない戦争を続けている
そういった印象

しかしAルート後はアダムとイヴはもういないので今後は友好的な機械生命体が増えてきて世界は平和になるという未来になるのかな?
あのニーアがそんな甘いエンディング用意しているとは思えないけど…

どうせ今作もハッピーエンドに見えて実は…ってオチですよ。あーイヤだわー

Aルートの砂漠で機械生命体が人間を模してペインティングや民族衣装に身を包んでいるという9Sの説明
これを聞いた時に「おいおい今作も敵はもと人間かよ」
と思いましたが流石にミスリードだと感じ、結局は機械に感情が芽生えた方向性で間違いはないのかな?


この「無に有が宿る」というパターンがかなり好きです
レプリカント体に自我が芽生えたように
そのいわば紛い物が織りなすドラマ。それがギャップを感じてかより真に迫ったモノに感じ取れる


もう人類がいない(あくまでも予想)世界なんでアンドロイドと機械生命体が新人類ってスタンスで良さそうな気がしますね

そもそも今の価値観
アンドロイドや機械は人間に劣るという感覚は人間社会が生み出した規範
その規範が崩壊したオートマタの世界では新たな規範が生じても良いはず



ここなんですよね
果たしてオートマタには人類がいるのかどうか
存在したとしてその在り方は

超越というキャラクターとA2の存在がレプリカントから、ひいてはDODの新宿エンドから続くニーアの世界の深淵を見せてくれるような気がしますね

A2って絶対「ニーア」の名を文字って生まれたキャラでしょうから

A2=「あーに」→ニーア



2Bと9Sのコンビがなかなかいいですね
男性ウケして女性ウケまでするコンビは珍しい気がする

おねショタっていうんだったか
マニアックな性癖を持つユーザーにはどストライクホームランモノですよこれは

2Bがナインズと言えずにナインぇズと言うシーンはヤバイ



9Sはいつも2Bを優先して考える所がもう本当凄くいい
2Bはクーデレで9Sの事で頭が一杯なのも…


これは各界隈からすごい事になりそうな予感が





追記
BGMはどれも良い曲です
ほぼ全てにコーラス曲入りという凄まじさ
イニシエノウタ、魔王、エミールのBGMのアレンジもあり


Aルートクリア時点ではラストの2Bが9Sを停止させる時のBGMが一番好きですね

ボス戦の盛り上がりの部分でコーラスが入る、フィールド移動で重要ポイントに近づくにつれてBGMのメインの旋律が表れていく。
イベントシーンで盛り上がりにコーラスを重ねるなど使い方も最高



ただAルートクリア時点ではシナリオはレプリカントに比べるとまだ淡白な気がしました
レプリカントは後半のイベントシーンはくどいくらいにこちらを泣かせようと見せてきますが、中にはガチっとくどさがハマって泣けるシーンが多々あります

青年期のカイネとおばあちゃんのサウンドノベル。あれのせいでカイネ〜救済〜が流れただけでもう泣けます
魔王のテーマと共に現れるゲシュタルトニーア
イニシエノウタ〜運命〜が流れるデボルポポル戦


追記の追記

我慢しきれずにニコ動に上がっているCエンドの開始五分を見てしまいました
これ以上はネタバレがヤバイと思って閉じましたが

なおブログ主はまだ2週目マンモス団地





感想


ああ、やっぱり人類は滅んでいるのね、、、
加えて2B死亡は規制版CMのあの流れかな?


人類は一応は月面データサーバーに意識がアーカイブとして保存されている?
しかしいわば植物状態のようなもので死も同義?


なるほど、アンドロイド対機械生命体の構図はアンドロイド達が自らの存在意義を見出す為にあえて作り出し決着も長引かせていたのか

やはり殺しあう=命がある。という逆説から自分たちに存在意義を見出し、生の実感を付与する為にヨルハは存在していた?
ヨルハは滅びるように初めから設定されていたみたいだけど、この部分はニコ動のネタバレからはわからない



ニコ動Cエンドの開始五分を見た感想

ああ、やっぱりオートマタはニーアだなと感じました
正直、Aルートだけでは淡白な物語に感じていました

CルートはA(2B視点)、B(9S視点)の物語の続きな模様


Cルートは本当ドロドロした人類の美や醜悪さが詰まったニーアな物語なんだろうなと感じます



ひとまずCルートからが本番っぽいのでもうネタバレは見ないように気をつけないと・・・



人がいない、アンドロイド達は存在意義を見失う
戦い続ける事で意義を作り出す

生きる事は戦いだと良く言われるが、戦う事を生きる事にする言わば手段と目的の逆転

その空虚さ悲哀さがまさにニーア

加えてヨルハ部隊には真実隠蔽の為に自滅プログラムが仕込まれていて全滅確定?
すごく大好物な設定

2週使って2Bと9Sに愛着持たせてから容赦無くプレイヤーの心を折りに来る鬼畜の諸行



そして最終決戦、プレイヤーは9SかA2どちらに加担するかを選ばされる
この、正義と正義のぶつかり合いが凄くいい
ニーアは正義と悪の戦いではない
対立する敵に実は意外な一面があって後でそれがわかってしんみりくるっていう手法でもない

どちらも正義、確固とした正しさと過ちを持ちその信念がぶつかり合う
後にはハッピーエンドなんて残らない
プレイヤーは対立する者それぞれに平等に肩入れできるよう、ヨコオタロウさんが仕組んでいるんだから
後に残るはなんとも言えない後味のみ


これが良いんです



この鬼畜さがニーア!
ニーアをプレイするモチベーションが上がってきたので近い内に全クリして感想を書きたいです

サブクエは正直に言うと面倒くさいからとりあえずCルートまでメインを猛進しようかな



最後に


【NieR Automata】心に響く名曲#1 [曖昧ナ希望 / 氷雨]【ニーア オートマタ】

BGMの「曖昧ナ希望 氷雨」が神曲すぎて生きているのが辛い
こんなBGM流れたらアカンよ
これってAルートの2Bの9S絞殺の場面のBGMかな



ゆゆゆ二期でもこんな神曲が流れてほしい


還ラナイ声も神曲過ぎる
【NieR Automata】心に響く名曲#2 [還ラナイ声]【ニーア オートマタ】




BGMはMONACA製作だから帆立さんが作曲してる曲もあるけど曖昧ナ希望は岡部さん作曲っぽい曲調な気がする
依存スル弱者も好きだけど勘では帆足さん作曲?


今回もサントラは購入確定

普段サントラなんてめったに買わないんですけどね



安易に神◯◯と書くと安っぽくなるので嫌いなんですが
MONACAの曲はもう神曲と言うしかない



amazarashiの曲は例の9Sが2Bを禁則事項するシーンで流れるのかな
どうにも9S視点の歌詞っぽい

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