エロに釣られました
ええ、エロに釣られました
ps5ごと買っちゃいました
ほんの出来心だったんです…
そんなステラーブレイドを1周目クリアしました
感想はというと、まごうことなき神ゲーだった
エロはあくまでも導線だった
エロで興味を惹かせつつ、アクションやシナリオや音楽がしっかりと作り込まれていた神ゲーだった
この数年、家庭用ゲーム自体たいしてやらなくなってしまったけど
龍が如く7、バイオre4に続いて自分の中で神ゲー認定
ニケの会社、シフトアップが作り上げた家ゲー一作目
一作目で神ゲーを作り出すのか?という異質さ
韓国ゲーを舐めていました
今や、ソシャゲは中韓に蹂躙されて久しいがコンシューマーゲームまで蹂躙される日も近いのかもしれない、、、
シナリオはニーア のフォロー作品としてなかなか良い
アクションやエロをウリとするために、魅せ方は割り切って薄味にしたシナリオだけど
テーマや設定はわりと練り込まれている
レプリカントとオートマタを足して、そこに製作者キム・ヒョンテさんが独自の味付けをして
キチンとただのパクリではなく、一つの作品として仕上がってる印象
難易度は割と死にゲーの類い
アクションはあんまりしないからなかなか手ごたえあるつくりに感じて楽しめた
シナリオ面に光るものを感じたので、ここではシナリオの感想を
ちょっとわかりづらく感じた設定部分は
"人間"の定義について
これはシナリオテーマ的に意図してのものだけど、いわゆる旧人類とアンドロエイドスを切り分けて呼称していない
アンドロイドスが人間、と口にするものだから
このあたり我々プレイヤーが思い描く人間は作中でいうところの旧人類の方だと思ってしまう
その部分でプレイ5時間あたりまてわ、作中キャラの感覚や価値観とプレイヤーの価値観に齟齬が生じて
うまくシナリオが頭に入ってこなかったように思う
物語はじめはアンドロイドスたちは自分たちのことを、"人間"として自覚して生きてきた
これはマザースフィアの教え、というか洗脳というか、それに基づくものだけど
自分たちは旧人類がネイティブとの戦いの最中、マザースフィアの導きのもと進化して生まれた存在なのだと
この部分が、ニーア オートマタをなまじ履修していた分。理解の阻害にも繋がったように感じる
オートマタではアンドロイドは自分たちをアンドロイドと知覚して生きており
"人間"は切り分けて生きていた
オートマタはオートマタで、人間神話。人間信仰に基づく話だったけど
オートマタの感想に移ると長くなるので割愛する
しかし、オートマタやステラーブレイド
昨今のAIものに通じる概念だけど
もはや、AIは自らの自由意思を確立した一つの生き物として扱われるようになった
これも時代の流れなのだろう
AIは一昔前の論議では、AIに自らの意思はあるのか?というのが最大のテーマであり
AIを題材にした物語は、その有無を問うのが主題だった
しかし、少し前からもはやAIに意思があるのは当たり前
その前提を認めた上での物語
というのが流行りになっている
これは生成AIなりの分野がこの数年で著しく進化したことが原因だろう
しかしそうなると、人間はヒトとしての価値をどう示すか?という部分が問題定期されている
キムヒョンテさんは今回のステラーブレイドでその部分を問うてきたように思える
これまでの、ヒトとAIの物語は
AIに意思はなく無機物ゆえに有機的未来もなく。だからこそヒトはゼロからイチを生み出せる存在として価値があるんだ
というのがゴールだった
しかし、今やAIには意識があるしなんなら未来を持続可能に作り上げていける
そうなった場合のヒトの価値はなんだ?
という部分が今回のテーマだろう
ネイティブは、パッと見の見た目が生理的嫌悪感を連想させるクリーチャー
アンドロエイドスはヒトではないが、ヒトのように美しく完成された存在
ここはかなりの皮肉がある
生にすがり、自らの人間性を捨ててまで種としての存続を選んだ旧人類
ヒトの世界を取り戻すために、マザースフィアの教えのもとヒトの仇敵ネイティブを根絶やしにしようとするアンドロイドス
このあたり、戦う敵は旧人類だったというのはレプリカントを意識
そこにオートマタを絡めて、ちょっと別方向に物語が向かっていく
マザースフィアは悪者なのか?
と問われると、ノーだと感じる
ステラーブレイドはおそらく製作者が、最大限楽しんでほしいのはアクションとエロでありシナリオはスパイス程度
と割り切って作っているために、実は事細かにシナリオや設定が描写されているわけではない
それゆえにマザースフィアの思惑の深いところまではなかなか見えない
というか、全キャラ
感情を行動で示して、独白もさせず、ムービーシーンにも時間をさかないために
シナリオの奥行きはめちゃくちゃ深いのに、さらっとしかプレイヤーに提示しない
こういった作りは大好物である
いわゆる、エヴァンゲリオンタイプの作り
設定めちゃくちゃ練り込んでるのに全部見せてこない
プレイヤーで想像して補完してね?
って作りが大好き
おそらく、マザースフィアに関してはアンドロイドスたちのように複雑な自我はないと思う
アダム(ラファエル・マークス)が作り上げた最初期の完璧超人AIゆえか
マザースフィアは常に合理で動くために、ヒトが地球でより長く存続していくために常に最適解を選び続けた結果がステラーブレイドの世界なんだろう
ヒトの存続に旧人類とアンドロエイドスの線引きはしない
その事実がアンドロイドスが旧人類より劣る存在ではなく、旧人類から派生する一つの未来。だということを裏付ける
マザースフィアは言ってみれば、トロッコ問題で常に数学的正解を選び続け
倫理観は捨て去った完全なるマシーンなんだろう
ゆゆゆよろしく、旧人類を環境破壊や差別やら戦争やらをやめない増長する悪として捉えて
駆逐対象にしただけのことであり、別に機械が人類に反旗を翻したとかそういうものではないはず
それゆえに、今作のトゥルーエンドではマザースフィアがアダムとイヴが融合した存在の前に現れて
あなたこそが正しき未来なのかもしれない
と、無機質に言い放った
おそらく、マザースフィアがイヴの存在を正しき未来と判断すれば
一転してイヴがヒトを再興するための手助けに回るだろう
あまりに危険すぎるのでマザースフィアは排除しとくべきだけども
しかし、今作
設定周りは作り込んでるのにほとんど描写しないためにわりとよくわからない部分もある
それは、アダムとイヴが一つになることでどうして互いの種の存続の未来へとなるのか
両種が共存していく未来を作るために、互いに手を取るのはわかる
そのために、なんなら一緒にマザースフィアのヤロウをぶっ潰そうぜ!
となるのもわかる
しかし、なぜ。融合する必要があるのかがわからなかった
アダムとイヴはネーミングからして聖書からきてるわけだから
聖書をたしなめば、融合が何を意味するかわかるのだろうか
マザースフィアは言ってしまえば、禁断の果実
アダム(ラファエル)が禁断の果実に手を出したことにより〜
みたいに捉えることも可能
アダムとイヴが未来を作り上げていくために、繁殖能力を持たないイヴが創造主になって新しき未来を作り上げていくためには
融合するしかなかった?
疑問に思うところは少しあるけど
シナリオも大満足な出来でした
あとニーア フォロー作品だけあってBGMもニーア っぽいし
なんならMONACAも参加してるし大満足
良曲ばかりで、コスタニコは下手したら語り継がれる伝説になるかもしれない
レイヴンとかいうヤンデレストーカーが一途すぎて結構好き
アダムが手を焼いて制御不能になってたところ含めてマジもんのヤンデレ
オルカルはこいつ絶対黒幕だろ、と思ってたが善良なおじいちゃんだったり
アダムもこいつ絶対ラスボスだわ、と思ったらラスボスはラスボスだけど悪者ではなかったり
誰が悪いか?というと誰も悪くない
強いてあげれば、マザースフィアだけど
マザースフィアも自分の存在理由を果たすために動いていただけで、たぶん悪く無い
ヒトの奢りが招いてしまった悲劇
といったところだろう
マザースフィアは完全なるヒトを超えた知性存在
ヒトが神の領域に踏み込んでしまったことが神の怒りを買い、大災害に見舞われるといった感じだろうか
さながら、起動エレベーターはノアの方舟
ただし存続対象として選ばれたのはアンドロエイドス、という
現状、日本での売上は10万本近く
口コミで広がるタイプの出来なので、DL含めて20万本くらい売れてほしい
日本で一番売れたps5ソフトはff16の50万本超えらしい
ff7 2作目は30万本くらいしか売れてないし
バイオre4でも14万本
かつて、プレステゲームはFFやドラクエが200万本とか売上ていた
その時代と比べると、プレステは売上面では凋落して悲しい
技術面は進歩してばかりなのに
スイッチは市場規模、というかターゲットが子どもと家族だから
もはや任天堂とソニーは戦う土俵が異なるようになってしまった
ソニーは言い方悪いが、弱者男性向けにターゲットをシフトしている
ステラーブレイドはその極地ともいえる究極の弱男向けゲーム
まぁ、その弱男向けゲームってのがたまらなく心地いいんだけど
そのレッテルは受け入れなくてはならない
だって、もはや言い逃れできない
おっぱいぷるんぷるんだし、お尻バインバインのハイレグにワキにおへそにソバカスにロリに食い込みに072に百合に下乳に横乳に
フェミさんやポリコレの最大の敵
余談だけど
ポリコレが「スタレーブレイドの主人公は性的に描きすぎ!こんなスタイル良い女性はリアルには存在しない!弱男の妄想」
と批判したのに対して
シフトアップ「実在するモデルがいます😅」と殴り返したのは強い
ポリコレに乗っかってシフトアップを批判したメディアもシフトアップに謝罪したらしい
やはり、生粋のコアゲーマーとしては
こういったコアでニッチで、薄暗い部屋でコッソリとみっちりプレイするような
古き良き時代のマニア向けゲームを楽しみたいもの
その需要を満たすゲームとして
ステラーブレイドは究極のゲームでした
以上、シナリオ面によった感想終わり
美しすぎて、感動して毎回泣きながらプレイしてる…
イヴの声優が瀬戸麻沙美さんなのもグッド
FGOの推しはメリュジーヌと果心居士だけど、果心居士が瀬戸麻沙美
ヘブバンの手塚咲も瀬戸麻沙美なのもあって
クールビューティにグサグサ鋭いこと言って刺しまくってくる、この演技が
脳にきてしまう、、、
呪術廻戦の野薔薇はヤンキーすぎるのと
盾の勇者のラフタリアは優しすぎるのであまり刺さらない
無機質に刺してくる系が好き、、、
思えば、ウィッチクラフトワークスのヒロインも瀬戸麻沙美だった
10年近い前の作品?なのになぜかウィッチクラフトワークスを覚えている
シナリオや中身はもう忘れてるのに
これも、瀬戸麻沙美ボイスだったから、なのだろうか、、、