たきゆの徒然日記

ゲーム、アニメなど趣味を書いています
好きな作品はMGS、COD。Fate、勇者であるシリーズ、ヘブバン

ラン子、ことメリュジーヌ、ことアルビオンのキャラにゾッコンすぎてヤバイ

2021-08-07 02:05:00 | Fate
今まで、FGOのキャラクターにここまで好きになった事は無かったってレベルで

メリュジーヌ(妖精騎士ランスロット、アルビオン)が好きになりすぎてしまった


ブリテンpu3が始まった時、その時点ではラン子の掘り下げはまだあまり無かった


にもかかわらず、心の琴線のどこかに触れたのだろう


気づいたら宝具3、そして宝具5になっていた(8万課金)


今まで、FGOの鯖に一目惚れして一気に宝具5なんて費用対効果の低い事はしなかったのに


始まりは、美しい鯖だなぁ。という印象だった







絵師の人はゼノサーガの人かぁ、そういえばエピソード1だけプレイしてたなぁ。とか

声優はのわゆのひなたの人かぁ、最近はウマ娘のサイレンススズカとか色々出てるなぁ


とかそんな感じだった



美しい。から
カッコいいキャラだなぁ→可愛い一面もあるんだなぁ

ロリっ子、姉、母、騎士、ドラゴン、メカ、僕っ子、内向的だけどグイグイくる、戦闘機大好き、ミサイルとかガトリングも好き...etc


おいおい属性のバーゲンセールだな!
それもそのはず、ラン子はランスロットとメリュジーヌとアルビオン
3つの側面を持つからそりゃ情報量も3倍になるか。と納得

ファミ通のカノウさんのインタビューによるとラン子に費やされた制作コストは通常の5倍だそうで、開発陣にとっても思い入れは強いし
なによりラン子とオベロンは奈須きのこさんの寵愛を受けたキャラ

性能だったり、待遇だったり色々と優遇される未来は約束されている

ファミ通インタビューによると、ラン子は変則周回も視野に入れて使えるように調整したと言われてます
であるなら、前回の変則がモルガン接待だったように
次の接待はラン子接待になりラン子は変則最強というイメージ操作をしてくることも予想される












簡易霊衣が3種類も用意されて
セリフ量めちゃくちゃ多い!もしかして過去最大?
バトルグラフィックも多いし



赤熱偏位めちゃくちゃカッコいい!



そして何より、6章エピローグでのラン子の扱いがめちゃくちゃ良かった
シナリオが良すぎた


6章をクリアした時に、FGOの最推しキャラはラン子だ!
と揺るぎない決意が生まれました

今まではキアラ様が1番好きで、100レベル宝具5金フォウマまで育てましたが

ラン子への想いは今までにないレベルで心を奪われてヤバい

ゲームの1キャラクターにここまで夢中にさせられた事は無かった、、、







オベロンを倒した後の一連のシーン


このシーンから涙が止まらなかった


アニメやゲームのシナリオで泣く、ということが久しぶりだった
覚えている限りで
(fate HF2章→ゆゆゆ 2期最終回→わすゆ映画3章→わすゆ映画2章→プラスティック・メモリーズ1話→ゆゆゆ1期最終回)



なぜここからのシナリオが最高に良かったか

自己満足にしかなりませんがつらつらと書き連ねます



まず、6章のテーマは「世界の醜さと美しさ」であると考えます
あらゆるシナリオ運びの裏に、美と醜が見え隠れする

その最たるが、世界の醜さゆえに世界ごと無くしてしまおうとしたオベロン

キャストリアも、どこかが間違えればオベロンのようになっていた
オベロンも最初は興味からキャストリアに魔術の師として近づいていたはず
妖精眼により、世界の醜さを見せ続けられたキャストリア。コイツは世界に対して何を感じて、何をするつもりなんだろう。と

しかし、キャストリアは世界の醜さに晒されつづけても。醜さの中にもわずかに、だが確実に存在する美の価値を信じて
オベロンとは異なり、世界を壊すのではなく救う選択をした


ナカムラでさえ、美と醜のテーマに引きずられていたのは面白い






妖精國の妖精たちは基本的に6氏族の原罪に由来してか精神性を醜く描かれている

しかし、醜いなかにも美はある

ボガートだったり、ゴブリン三兄弟だったり、マイクだったり、ウッドワス、バーゲスト、バー・ヴァンシー、レッドラなどなど


ラン子もそれは同じだった

29節進行度2でラン子の物語は終わったのかな?としょんぼりしていたところに




1番、美味しいところを持っていった、、、

ラン子の心理描写に泣いた、、、





朽ちていく竜の亡骸、もう思考能力はないはずだった
厄災として世界を壊していくだけの存在
ただ、機械的にブリテンを滅ぼす存在


そんな竜骸が、自らと同質の「世界を滅ぼす存在」を目にすることで覚醒する















ちなみに、アルビオンは本来は白竜である
地名の由来、アーサー王伝説からも白き竜と呼称される

ブリテンを滅ぼす竜としての白竜



自分と同質の存在、ブリテンを滅ぼそうとする奈落の虫(白き竜)を知覚することによって
ブリテンが大切な守るべき世界である事を思い出した

それは抜け落ちた記憶、オーロラへの愛。モルガンやバーゲストやトリスタン、ウッドワス、コーラル、そしてパーシヴァル
美しきブリテンに生を受けた祝福

思い出すたびに焼け落ち失われていく大切な記憶の数々
再び思い出す事は出来ないが、胸の空白がそこに大切な「何か」があったことを気づかせて
ブリテンの世界を守る為に、壊れていたはずの機体に力が再びみなぎっていく


ここが熱すぎて泣いた




飛びなさい!お前は、たとえ残骸であろうとも、、、!!

この台詞。宝具時の台詞だからめちゃくちゃアツイ

しかもアルビオンはゲッター、もといメカだから思考回路がロボのそれ

人間的感情の動きはあれど、その発露の仕方は機械的である

そのメカメカしさがまた最高





ちなみにアーサー王伝説において竜は特別な存在であり
その中でも「白き竜」と「赤き竜」がある
白き竜は滅びの象徴であり、それに対して赤き竜は世界を守護する竜とされる

世界の醜さから滅びを選択した奈落の虫(白き竜)と世界の美しさから守護を選択したアルビオン(赤き竜)

6章全体に通じる、世界の醜さと美しさのテーマがここに帰結するのが良かった


ちなみに脱線すると
コードギアスでランスロットが白、紅蓮が赤なのはもちろん白き竜と赤き竜をモチーフにしており
遊戯王でブルーアイズホワイトドラゴンとレッドアイズドラゴンが白き竜と赤き竜イメージなのも言わずもがな





赤熱偏位の説明文がまた泣ける

白(滅び)と赤(救い)は相克し、また同一


世界の美しさにより生を受けたメリュジーヌは、世界の美しさを守る為に死んでいく

その描き方よ、、、


しかも、メリュジーヌは境界に存在するモノである

アヴァロン(理想郷)と実世界の境界者

汎人類史、妖精國、アヴァロン。そのどれにも属するが、どれにも属せない


世界の境界に立つ者として、言ってみればどの世界からもつまはじきにあい
仲間はずれとして追いやられた存在


自らの居場所は、空と大地を結ぶ地平線
全てに属していながら、どこにも属さないこの大空こそがふさわしいと

朽ちていく身で空を往く孤独なドラゴン



そんなドラゴンが、傍観者としてではなくブリテンを守る為に闘うというのが最高に熱すぎた


































いやちょっともうカッコ良すぎる
これはダメだ


命名、とは世界からの祝福
生み出した者が授ける最大の愛である

ただの竜骸から、妖精騎士メリュジーヌという銘(な)を思い出し
自分が偽りと断じて捨て去ってもなお
その愛を拠り所に、愛のために戦う


そして、ラン子が描かれるって事は当然オーロラも描かれるわけであり









このシーンがラン子とオーロラの出会いのシーンと完全に真逆になってるのが良すぎた




頭上に浮かぶオーロラの姿、それを何より美しいものだとして
「自分もそうありたい」と形づくられたラン子


これもfateの士郎と切嗣のセルフオマージュなんだよなぁ、、、


オーロラは最期に、自分が気まぐれで救いあげた命が本当に美しいものだったと再確認して死んでいく

オーロラはラン子の美しさに嫉妬していた


オーロラは自分より輝いているものは手を回して排除しようとする


だけど、ラン子を救いあげてからの400年と少し

今まで、内心では自分よりも美しいと確信していたラン子を排除しようとしなかったのは
オーロラのラン子に対する「愛」だったのではないか?と考察します

ラン子はオーロラから自身へは「愛」など無かったと自己完結して
それでもその愛を守る為に世界を守る選択を取りましたが

実はオーロラもラン子を愛していたのだろうと自分は解釈しています




















でも、互いの愛は交わらず一方通行なのがまた最大のエモさ


奈須きのこさんは、読者のみが持つ神の視点を利用して作中登場人物の互いの想いの交錯を描くのが得意です

芸術的な美しさがある



最後に、なぜラン子はカルデアに召喚された際に最初からマスターラブな溶岩水泳部部員な感じで恋人扱いまでしてくるかを真面目に考察します


最終的には奈須きのこさんの趣味で、理由なんてないんだよ!
だろうと思いますが



メリュジーヌはその生い立ちから、自分を見いだした、自分を存在させてくれている者へと無償の愛を抱く傾向にあるのではないか?

簡単に説明すると、雛鳥が生まれた直後。最初に見た者を親だと認識して、擦り込みしてピヨピヨ後をついていくようになるみたいに

ラン子も自分を呼んだ者を恋人だ!と思ってしまうのでは?


かつて愛によって自身が誕生したのだから、今再び自分が形作られたならば
自分を形作ったものに対して愛を抱いてしまう

事実、マスターからの魔力供給がなければサーヴァントはいずれ消えてしまう
そういった点からも、本能的に好意を寄せてしまうのだろう

本編でラン子のぐだへの好感度が上がるイベントがあるかなぁ?と思ってましたが無かったからなんとなく考察してみました


まぁ、そんなイベントがあったら6章においては蛇足にしかならないので
逆に無くて良かったと思いますが


でもラン子に恋人扱いされてニヤニヤしたいのは確かなので
早くイベントシナリオでラン子が活躍しないかなぁとすごく期待しています


たぶん、そのうち箱イベでモルガン祭りが開催されると思うので
そこでモルガンと妖精騎士3人のシナリオが展開される?

キャラ人気的にはモルガンと妖精騎士たちは大人気になっているので、今後のイベントの登場にも期待大


ちなみにメインシナリオでは、キャストリア3臨とマーリンはアヴァロンから徒歩で来そうなので
ラン子も汎人類史、アヴァロン、妖精國に重複存在していることからもキャストリアマーリンと共に最終決戦時にスケットで駆けつけてくれそう

【FGO】オーロラの最期+妖精騎士ランスロットの回想



【FGO】第30節「夏の夜の夢」(4/4)【Lostbelt No.6 妖精円卓領域アヴァロン・ル・フェ】

↑8:30より泣かされてしまったラン子のシーン


最高だった、、、



竜骸→妖精騎士メリュジーヌに名称が変わるのがいい




奈須きのこさんはキャラを喋らす際に名称を変えて演出する手法を多用する


オリュンポスの
キリシュタリア→マスター
カイニス→サーヴァント

も良かった

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