めちゃくちゃ良かった
めちゃくちゃ良かった
こういうので良いんだよ、を地でいくベタベタな展開
それゆえに85点くらいの出来に感じたけど
かつてガンダムSEEDやデスティニーを好きだった人の方向を向いて、全力で作り上げてきたので
懐古なおっさんおばさんに深く突き刺さる!
正直、自分はガンダムSEEDを中学生時代にリアルタイムで見て
そこからオタクになった
だからガンダムSEEDにはかなり思い入れがある
ここ2年間、サンテレビで毎週再放送していた一期二期も観ていたので予習も完璧!
ネタバレ全開感想なので、以下注意
前情報pvから、敵の目的は人類を超える種を作り出して
今の人類のステージを1段階引き上げて争いが起きないような世界を作り出す
FGOのキリシュタリアみたいな目的かな、と予想してましたが
蓋を開けてみたら、デスティニープランのラウンド2でした
デスティニープランの管理、調停者としてコーディネーターを超えた遺伝子操作種のアコードを据えて運用していく
ってのが議長のデスティニープランとの差異
絶対に過ちを起こさせないために、超越した種により人類を管理する
って点で、アコードが肉体的にも精神的にもまだまだ完全とは言えない存在だったので
計画倒れ感は否めなかった
今回のフリーダムの映画は、いわばSEEDファンに向けたファンサービス
ゆえに、舞台装置だけ整えてあとはキャラがわちゃわちゃするお祭り騒ぎ
っていう映画なので
今回、設定やシナリオ面での感想は放棄します
シナリオ自体は、一期や二期の焼き回しで特に目新しいものはなかった
そもそも、SEED自体が。人類は過ちを繰り返す
ぼくらは誤った存在なのか
なにが正しくて悪いかわからない
でも、正しくあろうとすることが尊いんだ
という、そもそもの答えを見出すことができない事に対して
向き合い続けることが、是とされる事なんだ
を最終解とする作品なので、答えや終着はそもそも存在しない
フリーダムの映画は、一期二期でさんざん問うてきたことの焼き回し
それに今回は、"愛"を主題に据えて描いてきた
シナリオ面での評価は、ベタベタのテンプレ展開なのでそこまで良くはなかった
というか、無難なもの
だけど、キャラの魅力
圧倒的なファンサ
それで味付けされるからこそ
めちゃくちゃ面白いものとなった
位置付けとしては、ギアスの映画。復活のルルーシュと同じようなお祭り映画
まず、冒頭
フリーダムの歌が流れ始めるシーン
感動でちょっと震えました
あの、ガンダムSEEDが帰ってきた
しかも20年を感じさせない
まるで、二期からリアルタイムで3年後に映画上映してますけどなにか?
みたいなノリで
デスティニーの続きが見られたことに感動
そして、キラとアスランとの喧嘩でキラが久しぶりに弱音を吐き出すシーンでちょっと涙腺が
キラは二期だと、完璧超人の感情がほとんど死んでるロボット感がありました(個人の感想)
焼き回しとはいえ、人間らしい葛藤があったのがよかった
キラ×ラクスの恋愛感情は、一期二期通してもあまりよくわからなかった
まるで、シナリオに脚本家に
そうあるべきだ、と設定されて描かれていたかのような作り物感があった
だけど、フリーダムではその作り物感が払拭される
キラ×ラクスの恋愛物語として、フリーダムでキチンと体を為せた感じはします
2回目の感動で体が震えたシーンは
最終戦でミレニアムからデスティニーとインパルスとヒルダが出撃するシーン
あのあたりは二期のテーマ曲ばかり多用されて
インパルス出撃のテーマ曲が流れた時は
目頭が熱くなった
というか、実はキラよりもアスランよりもシンが好きかもしれない
シンは二期では主人公変更途中でされるわ
脚本に魅力をころされるわで
まともに主人公できていたのは序盤から中盤だけだった
だけど、フリーダムは終始精神性が安定しているので
安定しているシンはこんなにも強いのか(アスランも)と驚愕
シンもアスランも一期二期は精神が乱れている時期ばかりなので
フルパフォーマンス発揮するシーンは限られてます
瞬間的には、キラよりも強いんじゃないかってくらいの強さのシン
ブラックナイツとの戦闘シーン
こいつ、なにも考えていないのか!?
こいつの闇は深すぎる!!
シン「なんだそのふざけた分身は?分身ってのはこうやるんだよ!」(うろ覚え)
笑わせるシーンなのに、一周回ってカッコよくなるのはズルい
シンは無邪気な忠犬っぽさがあって
「キラさん!キラさん!」って尻尾振って
相変わらずアスランは邪険にして、ジャスティスに乗ってるから勝てなかった
とかいうのは可愛い
これは女性ファンはシン好きになるだろうなぁと
20年越しにキャラの魅力にスポットライトが当たり、20年間ネタキャラ扱いされてきた要素も
闇が深い
心の中の化け物ステラ
で、昇華されていたり美味しいポイント
そして、最燃えポイントが
二期の頃のフリーダム、ジャスティス、デスティニーが再び出てくるシーン
正直、ライジングフリーダムとかイモータルジャスティスはデザインがダサいし
活躍もあまりないし、というかブラックナイツにめちゃくちゃにされるしで
あまり魅力を感じなかった
そんな時に、後半で過去の期待が出てくる安心感よ
ガンダムOOのラスト
刹那とリボンズの戦いで、エクシアと初代ガンダムが戦う
あの熱さ
これが熱い
しかもマイティーフリーダムガンダム?
ラクスの持ってきた便利ガジェット
あれは強すぎる
細かいことはいいから、ノリで楽しめ
というメッセージを受け取った
敵の大ボスのタオが後ろに複座式で味方の女をはべらしていた時点で
ああ、ラストバトルは愛の対決になるんだなぁ
と予期していたら、キラもラクスを召喚するという予定調和
こういうのでいいんだよ、という安心感
色々と物語の展開が急すぎたり
そうはならんやろ、的な雑さはあれど
キラ様カッコいい!アスランまじアスラン!シンかわええ☺️
っていう、なにも考えずに視聴すれば
SEEDファンにとっては、絶対に期待を裏切らない出来栄え!
ミーティア流れるわ
なぜかデュエルとバスターは核エンジン搭載するわ
ミーティアもたくさん出てくるわ
というか、デュエルバスターが核エンジン搭載で出てくることの必然性よ
このあたりから、細かいことは考えんでもいい
楽しめ
というメッセージ性がギアを上げてくる
思考を読む敵に対して、アスランはカガリへのエロ妄想で打ち勝ち
敵の未来予知じみた動きの読みも、カガリによる愛のリモートコントロールで打ち勝ち
最後は頭突きビームサーベルで撃破
一瞬の判断ミスで死ぬ殺し合いを、カガリのリモコンに任せるあたりにアスランのカガリへの愛の深さが見えた
二期では、カガリはアスランとの恋愛は諦めたのか?
アスラン×メイリンになるのか?
という疑念があったけど
フリーダムでアスラン×カガリを再確認しにきた感じ
というか、味方陣営のお祭り騒ぎでフィナーレを迎えたけど
ヒルダ姉さんの部下2人のおっさんが死んだのは、ちょっと悲しい
これがキャラ人気の差か……
ファウンデーション領内でのブラックナイツのアークエンジェル襲撃も
キャラ人気バリアがなければ、普通はマリュー、ムウ、シンは死んでておかしくなかった
というか、ノイマンはついにレクイエムまで避け出すし
色々とやばい
アウラが怒りにより、オーブへ向けたレクイエムの照準をミレニアムに向けて
しかも外すのは
脚本的な都合がかなり見えた感じ
色々とツッコミどころはあるけど
SEEDファンなら絶対に見るべきお祭り映画として、大満足でした
新しい要素はほとんどなく、ファンの懐古心をこれでもか。というレベルでくすぐり続ける
20年越しに"あのSEED"を今のセンスで描ききる
なんだろう
実家のような安心感というか
子供のころいつも通っていた町の定食屋に20年ぶりに入店したら
なつかしの味で安心するとともに、おっなにやら新メニューまであるじゃん
という嬉しさ
ガンダムSEEDフリーダムはそんな映画でした
これは既存ファンに向けた作品
いわば、エロゲでいうファンディスク
FATE/SNに対するHA(ホロウアタラクシア)みたいなものなので
ガンダムSEEDを全く知らない人にとっては凡作〜ちょっと良作止まりだろう
戦闘シーンが頭抜けてスゴイというわけでも
シナリオのテーマが良いというわけでもない
だから、ガンダムSEEDを完全に知らない人にとって
この映画はたぶん刺さらない
"いま"一期と二期を初視聴してから映画を見ても
楽しめはするだろうけど、刺さらない
そう、20年間の熟成
これこそが最大の調味料であった
石川県民は悔いが残らないように今から所持石でぜんぶガチャ引くんや
間に合わなくなってもしらんぞ
キモ
ヘブバンスレはあなたの日記帳ではありません
→感想書きたいな、と思った時に書いてるだけなんで特に意識してないですよ
最近は新作アニメ見てもあまり面白いものがないのでなんとも…といった感じです
なろう系とか中身だいたい同じで絵柄と声優とちょっとした味付けが違うだけで…
リコリスリコイルの再放送が下手したら1番面白いかもしれない、という…
メタリック・ルージュは面白いかもしれません
ただ、なかなか長文で感想記事を書くリビドー、情熱は持ちえない感じ
はっきり言って貴方が書き込むだけで不快です
う、うおおおお!!?
ガレリアノーパソまじで当たった
ほんとに当たるとか思わんやん🥺
https://i.imgur.com/HR5wBuI.png
ただのキモオタやん?
俺の過去のコメント消してくれない?