たきゆの徒然日記

ゲーム、アニメなど趣味を書いています
好きな作品はMGS、COD。Fate、勇者であるシリーズ、ヘブバン

ヘブバン イベントシナリオ 緋に染まる袖時雨 感想

2023-11-08 12:05:00 | ヘブンバーンズレッド
めちゃくちゃ良かった…

ヘブバンの最推しはいのりんだけど、その次にひさめっちがくる

推しのイベスト+シナリオの出来の良さもさることながら
ずっと妄想してきたひさめっちの過去と設定からブレることがなく、公式がひさめっち成分を供給してくれたことが

もうお腹いっぱいに

るろうにひさめっちやん…的な


ずっと、ひさめっちの本質は二律背反する心にあると感じてました

剣を誇りにしながらも、セラフは銃
そこにただのギャグネタで終わらせないのは目に見えていたので

斬った数だけ人ははなれていく
天才ゆえの孤独
といった部分から、かねてよりこういった趣旨のイベストを妄想してました


妄想通りにシナリオが今回供給されて、もう満足です



そして、いのりんとの師弟関係も描かれていたのがいい











これだけでもうお腹いっぱい


ひさいの、いのひさはいわゆる百合。とはまた別だけど

百合って1番大事な要素は相補性であると、ゆゆゆの頃からずっと提唱しています

いのりんイベストで、ひさめっちが師としていのりんを導いたように
ひさめっちイベストでは、今度はいのりんが堕ちたひさめっちを正気に戻す

互いが互いを高め合い、必要とする存在としての描写のしやすさ
それが創作における同性愛のメリット
(実際の同性愛はわかりませんが)

いわゆる、攻めと受けを簡単に逆転できるから
AとBがいたとして、ある部分ではAがリードするけどある部分ではBがリードする

そういう描き方がしやすい

異性間カップルだと、性別の壁。差異があるために
男がリードするにせよ、女がリードするにせよ
簡単にそのリードする側、が逆転することはなく
立ち位置は固定されやすい


結構な作品の百合を見てきましたが
やはり、百合を1番尊く描ける瞬間は
互いに互いを補い合う、相補性を描く瞬間だと感じます


今回のイベスト、予想と外れたのは
ひさめっちを救い出すのが丸山部隊だった部分です

ひさめっちが剣の魔に囚われて堕ちてしまい、目を醒まさせる役割を担うのがいのりん
これはかねてから予想してましたが
その先が外れてしまった


個人的には、いのりんとひさめっちが好きなキャラなのでこの2人で完結した
どろどろの百合を見たかったんですが

それだと非常に閉じた、閉塞的な物語になってしまいます

過去の友情が、現在。そして未来への友情へとつながる
そういった開けたハッピーエンドにもっていくために
丸山部隊と丸ちゃんの存在は不可欠



昔の百合は、退廃的で禁忌的な作品が多かった
いわゆる耽美作品と言われるように
昔は同性愛は隠すべきもの、とされていたので
そういった雰囲気が多分にあったが

最近の百合ものはジャンルとして浸透していたり
カジュアルさを売りにしているから、明るい百合が多い

アーマリイベストがちょっとだけ昔の百合っぽいなぁ、と思ったけども



30Gは家族愛的な感じでひさめっちを妹として扱い、手を引くことしかできなかった

だけど、丸山部隊は友達として同じ目線で未来へ向かっていくことができる



翡翠たちとの過去の友情→30Gの家族愛→丸山部隊との未来への友情

そういった、ひととひとのつながり
を、一繋ぎにして見せてくるシナリオ運びがめちゃくちゃ上手いなぁと感じた

そこにいのりんとの師弟関係も絡めて


今回、登場キャラが多いのに
ごちゃまぜにならないようにキチンと料理して
説得力のあるシナリオプロットを作り上げた
という部分で
おそらくシナリオライターは魁だと思いますが拍手を送りたい


イベストの点数として
ひさめっちイベ 120点
アーマリイベ 97点
大島屋 95点
いのりんイベ 92点

と勝手に点数つけてみます

参考値として、ディスるわけではない
というのを念頭におきますが

猫イベストは3点


非常に申し訳ないですが
猫イベストはだーまえがいったいなにをテーマにしてシナリオを作り、プレイヤーに何を伝えたかったのかがまったく見えてこなかった


魁は毎回、安定してヒットを打つ選手
だーまえは、毎回フルスイングをしてホームランか三振の2択な印象

猫イベは残念ながら三振だった


だけど、ホームランを打った時の破壊力はすさまじく
また、だーまえの泣きは他のシナリオライターでは再現できないほどに卓越している


4章後半のジャングルジムはガチで震えるくらいに泣かされました
魂にまで響くような全力の泣きを提供できるのは、今のシナリオライターでは
麻枝准と奈須きのこしかいないと考えます


奈須きのこがシナリオでの泣かせ方は、理系のそれ
理詰めで泣かせにくるのに対して

だーまえの泣きは文系のそれ
難しいことは考えずに

泣け

と魂に伝えてくる



個人的には
4章後半のジャングルジムとスカルフェザー戦ラストはFGOのアヴァロン・ルフェの泣きを超えたと感じています




ひさめっちの話題に戻しますが
3凸させて俊敏な猫めっちになってもらいました



開始時点からつよつよ三日月宗近+を撃てるので、周回性能人権



あと、可愛さ性能も人権
















もしかしたらオマージュの可能性ありますが
このシーンはまさに燕返し










牙突も








そういえば、最近えちえちなキャラが増えて対魔忍みたいな編成で遊べるようになってます☺️
対魔忍のゲームやったことありませんが、たぶんこんなゲームでしょう(違う)








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2 コメント

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Unknown (きあみふ)
2023-11-11 00:47:51
今回のイベントで、なぜ緋雨のセラフが銃なのかが何となく見えてきたのもよかったです。
自らが納めた殺人剣術を忌み嫌う心が、使い手の心の現れともいえるセラフに反映され、剣術を否定する銃として具現化したのだと解釈しました(それでもなんか斬ってるけど)。
今回のイベントは過去のイベントの内容も踏まえていたので終始涙を堪えるのが辛かった。脱走の罰当番で風呂掃除を任された緋雨の元に最中がやってきたところは涙を堪えられませんでした。
丸山部隊も一回限りかと思えばすっかりイベントストーリーのレギュラーポジションとして定着し、そのうえ最近は各々の所属部隊の他キャラクターも輪に加わって、ますます広まりを見せてます。いつかこの六人でライブをしたいと何度も口にしていたので、そのうち丸山部隊が本当にバンドデビューするイベントがありそうです。
Unknown (たきゆ)
2023-11-11 00:54:01
イベストごとのつながりがあって、縁(えにし)が繋がっていく感じがいいですよね
丸山部隊に関しては、そのうちちびっこバンドのイベストがあると予想しています

メインボーカルとしてひさめっちに歌える声優の田中美海を持ってきたのでは?とも深読み中

3分設定が蔵発信でそれをずっと守っているのが良いですね…

ひさめっちはまんま、明治剣客浪漫譚の緋村なにがしな感じでした

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