「全三章で出てきた登場人物はすべて登場します」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/49/e3c29847af2d8160a6c09c6db5c34fa9.jpg?1638372035)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/4a/ad58a542b7aaf9cbdb0bde7f55466d67.jpg?1638372355)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/49/e3c29847af2d8160a6c09c6db5c34fa9.jpg?1638372035)
いやまぁ、普通に登場させようとしたらその時間軸以外は描きようがないんだけど
冒頭から中盤までは見事な叙述トリック
そしてやはり、烏丸先生は言峰綺礼で高奈が衛宮士郎に見える
最後に烏丸先生が茉莉に「幸せか?」と問うシーンはHFラストが被る
烏丸先生は、自分が普通でいられないことをある意味で嘆いていて
普通である事を羨んでいた
自身の在り方のベースが悪であり、善でいられる事を羨んでいた言峰に被る
愉悦部が趣味なところまで
でも個人的イメージは空の境界の橙子さんだったりする
勇者や巫女、大社の職員は異常者の集まり
これを思い出しました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/25/4a/ad58a542b7aaf9cbdb0bde7f55466d67.jpg?1638372355)
誰かのために命を賭ける
その「誰か」が自身のよく知る人物であるならば、まぁわからないでもない
しかし、勇者や巫女たちは自分の愛する人のためだけではなく
見ず知らずの他人を守るためにも命を賭ける
この感情が理解できないのだろう烏丸先生
同時に、そういった動機に憧れてもいた
FGOの話に脱線しますが
実はベリルは烏丸先生に近かったんだろうなと
自分には無い、無垢なる善性
それをマシュに見出したからこそ、彼女を神格化して敬愛と崇拝の対象となった
指ポキは、マシュはどこまで穢せばその無垢なる瞳に憎悪などの負の情念が灯るのだろう?という一種の試しであり
しかし、穢れることのないマシュを見て、さらにベリルにとってのマシュは神格化され
同時に壊す事でしか他者への感情を表現できないベリルの不器用さの現れでもあった。と解釈しています
オベロンに黒幕ムーブを奪われて尺まで取られて、雑に処理された感じはしますが
ベリルの不器用で屈折したマシュへの愛情表現は好きだった
脱線終了
烏丸先生は相当屈折した人間ですが、勇者や巫女や「普通すぎる異常者」である茉莉の異常性の前には霞んでしまう異常者かもしれない
と烏丸先生自身も吐露
だけど、烏丸先生は自分を異常者だと断じれる部分が本物の異常者との違いなんだろう
異常者は自分の事を異常者だと自覚できない
烏丸先生は、倫理の最後の一線を超えないように常にブレーキを用意している
そこが真の異常者との違いなんだろう
普通でいる事に憧れて、普通でいたい
それが烏丸先生の本当の願望だったのだとは思う
普通である事を恐れて、イレギュラーである事をよしとする
実はこれは、普通を望みつつも普通でいられないから「異常を好む」というそれらしい理由を見つけてそれにすがってアウトローでいる、一種の逃げ。なんだろう
普通ってなんだ?異常ってなんだ?
と考えると普通がゲシュタルト崩壊して思考が迷子になる
普通と異常の談義については、作中では茉莉が答えを提示したように思う
普通、異常。その境界は時代や環境。立場や状況によりまるで風向きのように変わる
普遍的なものではなく、相対的なものであり
ある人にとっての普通はある人にとっての異常であり、そこに明確な線引きはない
そろそろ普通がゲシュタルト崩壊してきたのでここらで終えるとして
マリンドームの慰霊碑にあった、横手すずの伏線が回収
柚奈の逆手について
柚奈は因子持ちなのか因子なしなのか
これについては個人的には、因子無しを推します
タカヒロさんは因子の濃い薄いとかを確か以前のインタビューで言ってましたが、はたして、、、
柚奈に関しては、生まれてくる際にたまたま逆手を打って
たまたま親が夕奈と名付けようとしていたがために誕生した友奈なのではないか?
cvがぱるにゃすではないのは、因子持ち因子無しの談義にはあまり関係はないとは考えます
あれは単に、ドラマCD展開などのメディア展開やゆゆゆいで登場する際にも
両方ぱるにゃすだと聴く側が混乱してどっちが喋ってるかわからない。ってのを回避するために分けたのではないかと
しかし、個人的には柚奈は因子無し説を推すので
cvがぱるにゃすではないのもその説の後押しにもなる?
柚奈のゆゆゆいでの武器はアレしかないよね〜。ということで決まったようですが
アレといったらもう、チェーンソーことチェンソーしかあり得ない!
タカヒロさんはチェンソーマン好きだっただろうか?
上江洲さんはチェンソーマンが大好きみたいだから、製作陣の間で「この漫画面白いよ〜」という布教とかがあって
そこからチェンソーが武器にも多少後押しになってそう
明確に断言されてはいないですが、製作陣の好きなものやトレンドが勇者であるシリーズの本編に反映されていたりする
友奈の初変身はタカヒロさんが好きな?仮面ライダーオマージュだし
わすゆの戦闘はモンハン意識していたり
夏凜の冷蔵庫の「わー!水しかない!」は実話だし
赤奈が筋肉バカなのはもしかしたら岸監督絡みかもしれないし
くめゆの「◯◯船 健在」はトップを狙えオマージュだったり
あらゆる作品からのオマージュが節々に感じられるのも勇者であるシリーズならでは