そぞろ歩き

彩の国を中心に、身近な自然や歴史あるいは文化的スポットを訪ね、
その魅力を写真等により“そぞろ歩き2”からご案内中!

村社 鹿島神社(福島・白河市東下野)狛犬探訪その2

2008年09月21日 | Weblog
彫刻が白河市指定文化財となっている神殿

この神社を地元以外の方でご存知の方は、よほどの狛犬マニアと推察されます。そう、この神社には明治の名石工「小松寅吉 氏」(以下、敬称略)製作による一対の狛犬が奉納されているのです。
前回の白河 鹿嶋神社に引き続いて狛犬にスポットを当ててご紹介します。
超マニアのS氏の解説によれば「この狛犬は小松寅吉の最高傑作で、初めてその姿を見た人は、これが狛犬...?かと驚愕するでしょう。何故なら、狛犬が子連れで雲に乗り、空を飛んでいるのですから...!!」と、熱く語ります。
また、この姿は「飛翔獅子」と呼ばれる形で寅吉が生み出し、弟子の和平へ伝承された技法で、正に匠の技であると...。
更にS氏が語ります「この石像物が仏の姿なら、文化財として指定される事は確実です。狛犬に対する評価があまりにも低く、また、名石工「小松寅吉」の偉業が一般に知られていないのは悲しい限りです」と嘆きに嘆かれていました。

ところで皆さんは、現在神社に奉納されている狛犬達は何処で生まれていると思いますか? 実は中国産のもの(それも機械彫り)が殆どで、今後、寅吉狛犬を超えるものは未来永劫出てこないということです。是非、現存の狛犬達が朽ち果て処分される前に多くの皆さんに見て頂きたいとS氏が熱望していたことを申し添えましょう。

※神社名に付いている「村社」とは「近代社格制度」による諸社の一つで、郷社に付属するものとして分類されています。詳しくは「近代社格制度」(Wikipedia)等をご覧下さい。

  案内板の画像をクリックすると拡大します。神殿の彫刻が白河市指定文化財に登録されている旨、記されています(戻るときは「戻るボタン」をクリック)
  駐車スペース:有り

  
参道入口には「村社 鹿島神社」と記された石柱がある  樹木が生茂り昼間でも薄暗い参道

  
眼光鋭く参詣者を威嚇する狛犬  こちらは対照的に慈愛の眼差しの子連れ狛犬

  
左上の狛犬を表面から見たところ(恐ろし~い!)  「子連れ狛ちゃん雲に乗る」です

村社 鹿島神社 地図

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白河 鹿嶋神社(福島・白河市)狛犬探訪その1

2008年09月14日 | Weblog
鹿嶋神社の神橋「太鼓橋」、その奥に見えるのは随神門

福島・鹿島神社は白河市内で最も大きな神社と言われ、公式HPによれば、御祭神は武甕槌命(たけみかづちのみこと)
宝亀年間(770~780年)光仁天皇の御代この地に祭られ、弘仁2年(811年)坂上田村麻呂が東夷征伐の際、改めて常陸国鹿島大明神を勧請した神社で、白河地方の総鎮守とし、武の神、白河以北を守る神として、戦勝を祈願したと言われています。延喜式神名帳(成立927年)にのこる式内社でもあります。その後も歴代城主の尊崇あつく、城主自ら奉幣、参籠し、祭田や社殿の寄進もありました。 と、記されています。
特に杉木立の参道両脇には8対もの狛犬が立ち並び、参拝に訪れる人々に睨み?をきかしています。
今回はこの狛犬達にスポットを当ててみました。(8対全ては紹介出来ませんがお許しあれ)

 鹿嶋神社(詳しくは鹿島神社の公式HPをご覧下さい、戻るときには「戻るボタン」をクリック)
 駐車場:有り(無料)

  
一の鳥居  この参道の両脇に狛犬達が立ち並んでいます(左右に見えますね)

  
どうですこの彫りの深い顔は、迫力満点ですね(子連れの狛犬も多いですよ)

  
狛犬にもそれぞれ表情がありますよ! 是非、私(僕)たちを見に来てくださいね

 
猛々しい表情の狛犬もいますが、気の弱そうな?狛犬もいますね

鹿嶋神社古墳 地図
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熊野神社古墳(埼玉・桶川市)

2008年09月07日 | Weblog
古墳上に建つ熊野神社

熊野神社古墳は、「おけがわの文化財マップ」(桶川市歴史民族資料館 発行)によると、
「江川と荒川が合流する地点を見下ろす台地上にある直径38m、高さ6mの円墳です。円墳上には熊野神社が祀られており、そのため墳頂部がやや削られていますが、全体の形は良く保存されています。
1984年に発掘調査が行われ、出土した土器から4世紀後半に築造されたことが確認されました。埼玉県内でも古い時期の古墳として重要です。
1928年に社殿を改築した際に玉類・石製品・銅製品・太刀などの副葬品が出土し、この古墳が全国的に注目されるきっかけとなりました。一部は失われましたが、それらは国指定重要文化財(武蔵国北足立郡熊野神社境内古墳出土品)となり、現在、埼玉県立歴史と民俗の博物館で保管・公開されています。
なを、桶川市歴史民族資料館でも精密な複製品を展示しています」     と記されています。
 ※ 博物館等は何れも写真撮影が禁止されていますので出土品の画像はありません
  案内板の画像をクリックすると拡大します。(戻るときは「戻るボタン」をクリック)
  駐車スペース:有り

  
墳頂部に建立されている熊野神社社殿       国宝 出土品之碑

  
左右の画像をご覧戴ければ、円墳全体像がお分かり頂けるかと思います

熊野神社古墳 地図

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浅間大滝&魚止の滝(群馬・長野原町)

2008年08月31日 | Weblog
落差15m、水量豊富で迫力満点の浅間大滝

北軽井沢の隠れた名滝、浅間大滝と魚止めの滝を紹介しましょう。
浅間大滝は、熊川にかかる落差15mの水量豊富で小振りながらもダイナミックで豪快な滝。滝壺のごく近くまでいけるので、水しぶき覚悟で近づくとより迫力のある姿が見られます。(駐車場から滝までは、清流沿いを歩いて5分ほど)
また、魚止めの滝は、3段の階段状に連なる岩の合間を縫うように落ちる水流が周りの緑に映えて実に美しい滝です。写真のように岩に阻まれて魚が上りきれないだろうとこの名前がついたとのこと。この滝の魅力は何と言っても、白い滝の水しぶきと、濡れた岩肌の美しいコントラストが素晴らしいこと。正に山紫水明、水流の繊細な美しさがとても魅力的です。(滝までは、駐車場から少々下り、一寸急な階段を降りるとすぐ)
※両滝ともトイレがありませんので予め済ましておきましょう。
 駐車場:有り(無料 両滝とも同じ駐車場を利用)    拝観料:無料

  
ダイナミックな滝上部と滝壺付近、マイナスイオンたっぷりな清々しい空気をどうぞ


名前のとおり、魚が熊川の上流へ行けないくらい岩が階段状になっている魚止の滝

  
水流の繊細な美しさが素晴らしい

浅間大滝&魚止の滝 地図
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軽井沢・プリンスゆり園(長野・軽井沢町)

2008年08月24日 | Weblog
第6ロマンスリフトに乗り、ゆり園を空中散歩

リーフレットによると、「敷地面積5万瓶平方メートルにスカシユリやヤマユリ等、50余種50万株のゆりが咲き誇る軽井沢プリンスホテルスキー場」(営業期間8/31迄)とありますが、現在は盛りを過ぎてしまいとても寂しい状況。
訪れた日は日頃の行いの良さか?、生憎の雨模様でガスもかかり散々な有様でした。

 駐車場:有り(入園者無料)

  
水滴に周りの景色が映り込んでいます
(左の画像をクリックすると拡大します。戻るときには「戻るボタン」をクリック)

  
左のゆりは「スターファイター」と言う品種なようですが、とても派手なゆりですね

  
 左:最盛期でしたらゲレンデはゆりで埋め尽くされていたでしょうが...。
 右:展望台から望む軽井沢の町並み、晴れていたら浅間山が正面に見えるようですが、残念!


軽井沢・プリンスゆり園 地図
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埼玉県平和資料館(埼玉・東松山市)

2008年08月17日 | Weblog
「埼玉県平和資料館」遠望

先の大戦が終結して60有余年、鎮魂の月、八月にこの「埼玉県平和資料館」を訪ねて見ました。
案内によると、この施設は「戦争体験の風化を防ぐために、失われつつある当時の生活用具や戦争に関する資料の収集、展示、戦争体験者の証言等を記録するなど、様々な事業を行なっています。戦争に関する資料の展示や、戦時中の一日を疑似体験できるコーナー、戦争を題材としたアニメの上映などがあり、収集した図書の閲覧やビデオの鑑賞もできます」とあり、見所が一杯です。特に、戦時下の「教室体験」は防空壕避難等、貴重な疑似体験が出来ました。
今日の平和は戦陣に散り、戦火に倒れた多くの方々の尊い犠牲の上に成り立っているものですが、日本を取り巻く地勢的状況は周囲の核保有国(ロシア、中国、北朝鮮)のミサイル射程内にありますし、また、北方領土、竹島等の領有問題や東シナ海ガス田問題、拉致問題等難問が山積し、安穏な平和をいつ迄享受できるか不安でもあります。常に備えを怠らず、平和ボケにならないよう心したいものです。
  関東平野を一望する海抜147.5メートルにある展望塔(画像をクリックすると公式HP「戦時下の教室体験」ページにジャンプします。戻るときは「戻るボタン」をクリック)
 ※館内は写真撮影禁止のため画像はありません。館内の展示内容は埼玉県平和資料館の公式HPをご覧下さい(戻るときは「戻るボタン」をクリック)
   入館料:100円    駐車場:有り(無料)

  
埼玉県平和資料館入口       展望塔からの眺望

  
展望塔から新宿副都心方面を望む     晴れていれば富士山が望めるのですが...。
※ 両画像とも画像をクリックすると拡大します。戻るときは「戻るボタン」をクリック

埼玉県平和資料館 地図
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“通りゃんせ”発祥の地 三芳野神社(埼玉・川越市)

2008年08月10日 | Weblog
お城の天神様 三芳野神社 社殿

三芳野神社は、川越城の鎮守として、寛永元年(1624)時の城主酒井忠勝のよって再建されたといわれていますが、特に有名なのは、童謡「とおりゃんせ」発祥の地と知られていることです。
昔、誰もが口ずさんだ「とおりゃんせ」は、ここ三芳野神社で生まれたと伝えられ、その歌詞の謂われは三芳野神社が川越城内にあったため、警護の侍の目が厳しく一般の人の参詣が難しかった様子が唄われたものと言われています。

とおりゃんせ、とおりゃんせ ここはどこのほそみちじゃ
てんじんさまのほそみちじゃ ちょっととおしてくだしゃんせ
ごようのないものとおしゃせぬ このこのななつのおいわいにおふだをおさめにまいります
いきはよいよいかえりはこわい こわいながらもとおりゃんせ、とおりゃんせ


 三芳野神社(詳しくは川越市役所の公式HPをご覧下さい、戻るときには「戻るボタン」をクリック)
 駐車場:共同有り(無料:但し、川越御殿や川越市立博物館等の入館チケット半券の提示が必要)

  
天神様の細道=社殿迄の参道   画面左の木標には「通りゃんせの道」記されています

  
神社入り口に建つ「案内板」   「わらべ唄発祥の地」の碑

  
 境内には「初雁の杉」と呼ばれる大杉(今は三代目)があり、毎年秋になると北方から雁の群れが飛来し、 杉の真上で3度鳴き、また、杉の回りを3度回って南に飛んでいったと言う 伝説が残っています。
 この杉にちなんで、川越城は別名「初雁城」とも言われたそうです。

  
三芳野神社前の“川越城本丸御殿” 三芳野神社のほど近くにある春日局ゆかりの“喜多院”
(画像をクリックすると過去の紹介ブログがご覧になれます。戻るときには「戻るボタン」をクリック)
 
三芳野神社 地図
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のぎ ひまわり畑(栃木・野木町)

2008年08月03日 | Weblog
視界いっぱいに広がる、ひまわり! ひまわり!


野木町の公式HPによれば、
大地にしっかりと根ざし、真夏の青空へ向かって伸びるひまわりは野木町のシンボル。
シーズン(7月下旬から8月中旬)には、フェスティバル会場(フェスティバルは既に終了)で約18万本、町全体で約87万本のひまわりが咲きほこります。
太陽のエネルギーをいっぱいに浴び、元気良く育ったひまわりをあなたも見に訪れてみませんか?
と記されていますが、ひまわり畑は実に圧巻、本当に見応えがありました。

  野木町(最近の開花状況は公式HPをご覧下さい、戻るときには「戻るボタン」をクリック)
  入園料:無料   駐車場:無し


  
ひまわりには色々な種類があるそうですが、

  
同じひまわりでも様々な表情がありました

  
緑一色の中で黄色のひまわりが目に映えます

のぎ ひまわり畑 地図
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やまゆり&コリウスが見頃です “森林公園”(埼玉・滑川町)

2008年07月27日 | Weblog
山百合が群生しています!やまゆりの小径

またまた行きました国営武蔵丘陵森林公園、やまゆりやコリウスがこの暑さにも負けずに見事に咲いています。
皆さんご存知でしたか? やまゆりが自生しているのは日本だけ!と言う事を...。(森林公園のリーフレット、やまゆり豆解説による)
やまゆりは中央コース(約3.0km)と南口コース(約1.2km)それぞれで見られます。7月末ごろまでがおすすめだそうですよ。
また、公園庭園樹見本園では、木々の下に約30品種、2万株以上のコリウスがカラフルに見頃を迎えています。
こちらもお勧め!中央コースの途中にありますので立ち寄って見てください。その見事さは私の写真では表現できません。
 森林公園(詳しくは公式HPをご覧下さい、戻るときには「戻るボタン」をクリック)
 駐車場:有り(有料 610円)
 ※前にも記しましたが、近隣の民間駐車場の方が安いですよ! 入口までの距離によりますが200円~300円(中央口の道路をはさんで目の前、無舗装)でした。
 入園料:400円

  
豪華な大輪の花を見せる大株 やまゆりの小径はやまゆりセルフコース(中央)のハイライト


公園庭園樹見本園の丘いっぱいに広がるコリウス、見事に色づいています
(春はルピナス花畑でした。画像をクリックするとルピナスがご覧になれます。戻るときには「戻るボタン」をクリック)

  
夏に強いコリウスは赤や黄色のカラフルな葉が楽しめます

国営武蔵丘陵森林公園(中央口)地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)

久喜提灯祭り“天王様”(埼玉・久喜市)

2008年07月20日 | Weblog
久喜駅前に提灯山車が大集合!(それにしても、ものすごい数の見物客ですね)

久喜市祭典委員会のリーフレットによると、
久喜市の提灯祭り「天王様」は、旧九鬼町の鎮守である八雲神社の祭礼で毎年7月12日から18日までが祭りの期間となっている。現在も祭りの運営は、旧七町内組織で行われ町内毎に山車が曳き回されます。(山車の曵き回しは12日と18日の二日間)
祭りの起源は江戸中期天明3年、天災が相次ぎ生活苦、社会不安などを取り除く祈願をしたのが始まりとされ220余年の歴史と伝統を誇る祭りです。(久喜市史による)
と記されています。
こちらの山車のユニークなのは、昼間は山車に日本武尊等の人形を戴いて市内を曳き回され、夜になると人形が降ろされ、約500個の提灯を飾りつけた「提灯山車」となり、各山車同士が急接近したり、あるいはぶっけたり、回転させるなどの華麗かつ勇壮な祭りになることです。

 久喜提灯祭り「天王様」(詳しくは久喜市役所の公式HPをご覧下さい、戻るときには「戻るボタン」をクリック)

  
昼間は人形山車として市内を巡行 提灯山車に変身のため人形は町内の神酒処に安置されます

  
町内の若衆?によって提灯山車に変身中!(一台の山車に約500個の提灯が飾られます)

  
 左:神酒処でお祓いを受ける女の子(山車の安全を祈ったのかな?...。)
 右:こちらは外国の女の子?、浴衣姿がお似合いです

  
各町内の6台の提灯山車が集結! 華麗かつ豪快に灯の競演です

提灯山車の集結地(久喜駅前)地図
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鉢形城趾(埼玉・寄居町)

2008年07月13日 | Weblog
鉢形城跡の目玉? 復元「四脚門」と土塁

この鉢形城跡は、寄居町の公式HPによると、
荒川の切り立った崖と、深沢川の深い谷という自然地形を巧みに取り入れ、天然の要害としてその名をはせる戦国の名城です。
文明8年(1476年)、長尾景春によって築城されたのが始まりといわれ、幾度かの戦乱の後、この地を治めた北条氏邦によって大規模な改修が行われ、いくつもの土塁と曲輪・堀をもつ広大な城となりました。
その後、豊臣秀吉の小田原攻めの際、鉢形城は50,000人以上の軍勢に囲まれ、氏邦軍3,500人との間で1か月近くにわたって攻防を繰り広げました。
しかし徐々に旗色が悪くなる状況の中で、天正18年(1590年)6月14日、軍兵の安全を保障することを条件に開城、その歴史に幕を閉じました。
以後400余年、典型的な戦国期の城郭として全国で高く評価され、現在は国指定の史跡として保存の努力がなされています。
と記されています。 今回は、それらのごく一部をご紹介します。
  鉢形城跡案内図(画像をクリックすると拡大します。戻るときは「戻るボタン」をクリック)
  鉢形城跡(詳しくは寄居町の公式HPをご覧下さい、こちらも戻るときは「戻るボタン」をクリック)
  鉢形城趾および鉢形城公園は無料  鉢形城歴史館の入館料:200円
  駐車場:有り(無料)

  
搦め手を入ったところの石垣跡       伝 御殿曲輪

  
鉢形城の北側を護る自然の要害、荒川    広大な二の曲輪

  
二の曲輪を護る堀や土塁

  
 左:堀と畝(画像をクリックすると案内板が見えます。戻るときは「戻るボタン」をクリック)
 右:城兵の命綱の井戸

  
三の曲輪の出入り口、復元「四脚門」  二の曲輪方面を望む

  
 左:敵の侵入を食い止める、虎口と復元石積土塁(画像をクリックすると案内板が見えます。戻るときは「戻るボタン」をクリック)
 右:大手方向から望む、三の曲輪を護る堀や土塁

  
 左:鉢形城の南側を護る自然の要害、深沢川
 右:鉢形城の歴史が視覚的に理解できる「鉢形城歴史館」


鉢形城跡 地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)

べに花の郷(埼玉・桶川市)

2008年07月06日 | Weblog
今年も見事に咲きました!べに花畑

桶川のべに花は、かって「桶川嚥脂(えんじ)」と呼ばれ、桶川を中心に盛んに栽培され、最上地方の紅花に次いで全国2位の生産量を誇っていたと記録にあるそうです。
特に、桶川のべに花は最上地方の紅花に比べて温暖な気候のため早く収穫できたため「早場もの」として歓迎されたと言われ、桶川に多くの富をもたらすとともに文化も栄えたと語られています。

 桶川市観光協会(詳しくは桶川市観光協会の公式HPをご覧下さい、戻るときには「戻るボタン」をクリック)
 駐車場:有り(臨時 無料)    入園料:無料

 
誰が一番可愛いかしら? 紅花3姉妹の美の競演?

  
私たちだって可愛いでしょ!   僕の方が可愛いよ~

  
べに花にもそれぞれ表情がありますよ! 是非、私(僕)たちを見に来てくださいね

べに花畑地図 べに花は桶川の各地で咲いていますが、今回撮影したところはこちらです。
(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)


花菖蒲が見事な別府沼公園(埼玉・熊谷市)

2008年06月29日 | Weblog
約7千株の花菖蒲畑

熊谷市の公式H.Pによれば、
別府沼公園は、熊谷市の西北部に位置する別府沼を中心とした総合公園。別府沼の自然を生かして熊谷市制60周年記念として平成12年度に完成。

公園の総面積は、171,000平方メートルで日本庭園、ハナショウブ園、多目的自由広場、遊具広場、ピクニック広場などが整備されている。
春には、サクラ、夏には、約7,000株のハナショウブやアジサイ、秋には、彼岸花などが咲き、希少な水生植物を育てている植物園もある。と記されています。
 別府沼公園(詳しくは熊谷市の公式HPをご覧下さい、戻るときには「戻るボタン」をクリック)
 駐車場:有り(無料 340台収容)    入園料:無料

  
花菖蒲達?は、まるで“初夏に踊る”ように美しく華麗に咲き競っています

  
花菖蒲を初めとして花々はこれらの方々の努力で私たちを楽しませてくれます。感謝!

 
遊歩道沿いの花菖蒲畑  公園入り口に広がる広大な芝生広場(道路の反対側にも公園は広がっています)

別府沼公園 地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)

あじさいが満開の能護寺(埼玉・熊谷市)

2008年06月22日 | Weblog
文化11年(1814年)に再建された本堂、内陣に大日如来、外陣に阿弥陀如来を安置

“あじさい寺”として知られる熊谷市永井太田の能護寺、天平15年(743年)に国家安穏・万民豊楽と五穀豊穣を祈願のため行基上人が開山し、後に弘法大師空海が再建したと伝えられる。
今、紫陽花が見ごろを迎え、毎日大勢の参拝客(見物客?)が訪れている。
 能護寺(詳しくは熊谷市のHPをご覧下さい、戻るときには「戻るボタン」をクリック)
 駐車場:有り(無料)    入園料:300円

  
門前と紫陽花に囲まれて建つ元禄14年(1701年)に鋳造の鐘楼

  
紫陽花一色の境内、石仏様も紫陽花に飾られて心なし嬉しそうです

  
境内に120種類800株をこえる紫陽花が咲いています

 
色とりどりのあじさいがしっとりと咲いていました

能護寺 地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)

三渓園(神奈川・横浜市)

2008年06月15日 | Weblog
三渓園の定番とも言える外苑風景、遠方の塔は京都・燈明寺から移築された三重塔

この三溪園は、リーフレット等によると、
生糸貿易により財を成した実業家 原 三溪氏によって、1906年(明治39年)に公開。
175,000㎡に及ぶ園内には京都や鎌倉などから移築された歴史的に価値の高い建造物が巧みに配置され、(現在、重要文化財10棟・横浜市指定有形文化財3棟)東京湾を望む横浜の東南部・本牧に広がる広大な土地は、三溪氏の手により1902年(明治35)から造成が始められ、1908年(明治41年)に外苑、1923年(大正12年)に内苑が完成するに至ったとあります。
今回は、それらのごくごく一部をご紹介します。
  今が盛りの花菖蒲(画像をクリックすると拡大します。戻るときは「戻るボタン」をクリック)
  三渓園(詳しくは公式HPをご覧下さい、こちらも戻るときは「戻るボタン」をクリック)
  入園料:500円   駐車場:有り(有料 500円)

 
水鳥と花菖蒲二景、絵になりますかね...。

 
内苑の目玉はなんと言っても「臨春館」
(紀州徳川家初代・頼宣が和歌山・紀ノ川沿いに建てた数寄屋風書院造りの別荘)

 
池には亀さんもたくさん住んで?います       池にかかる趣のある橋楼「亭樹」

 
三渓園は四季折々の花が楽しめますが、6月は何と言っても睡蓮と紫陽花そして花菖蒲ですね

三渓園 地図(「goo地図へ」をクリックしますと大きい地図にジャンプします)