元号「平成」の名を考案したとされ、また、終戦の詔書(玉音放送)の草案に対して、加筆したともされる陽明学者であり東洋思想家でもあった安岡正篤先生の功績を伝える記念館。
政治の中で東洋宰相学、帝王学に立脚し、実践的人物学、活きた人間学を元に多くの政治家や財界人の精神的指導者や御意見番の位置にあったとされる。
戦後の政治家では吉田 茂、池田勇人、佐藤栄作、福田赳夫、大平正芳等、歴代の首相に影響を与えたとされ、今日でも崇拝する人が多いと言われる。
記念館は簡素ながらも一級の資料が展示され、見応えがある。
近くには埼玉県立嵐山史跡の博物館、郷土の英雄 畠山重忠の居城であった菅谷館跡、そして国立女性教育会館もあり、見所も多い。
入館料:300円 駐車場:有り(無料)