本日もご覧いただき誠にありがとうございます
毎度おなじみ流浪のKボーイです
今日はお約束通り先日発売された、
KATOのタキ1000後期形・日本石油輸送色のお話をいたします。
ですが、2月発売から半月以上経って、今更模型の「入線記事」というのか「レビュー記事」を書いてもねぇ…
ですので、模型の最低限の解説をしつつ、私がこの模型をどのように楽しむかを、ゆるゆるとお話いたしましょう。
◎模型の概要 ◎
今回のタキ1000後期形・日本石油輸送仕様ですが、エリアは四日市地区になります
個人的には今一つ「後期形」という表現がピンと来ないので、「四日市仕様」と言いたいですな。製品それ自体は先に発売された品番10-1589「タキ1000 日本石油輸送(米軍燃料輸送列車) 12両セット」の標記違いとなります。
〇主な仕様
(2)タンク体の溶接線が下方に変化したタキ1000-853以降の形態を再現
(3)常備駅は四日市駅もしくは塩浜駅
(4)台車は従来品と異なり補強板のないタイプを再現
(5)製品構成は8両セットと単品の2種類
・付属品:反射板×2
・最大12両まで対応ブック形車両ケース入り
セットに含まれる車両は以下の通りです。
・タキ1000-979 四日市駅常備
セットに付属する反射板はデッキにある突起に差し込んで使います。
取り付けるとご覧の通りです。ただし、カッチリ固定されるものではないので、木工ボンドなどで接着した方がよさそうですね。
〇単品製品のメモ
・商品名:品番8081「タキ1000(後期形)日本石油輸送」
・車番はタキ1000-987 四日市駅常備
単品とセットで特に仕様が異なるといったことはなく、単なる標記を変えたものになります
模型の概要は以上です
◎従来製品やTOMIX製との比較 ◎
さて、今回のタキ1000後期形について、皆様が最も気になるのが従来品や競合するTOMIX製との違いではないでしょうか?
言うまでもなく、原設計が約20年前の従来品と比べると格段に進歩をしています。一方で数年前に発売されたTOMIX製と比較するとどちらも甲乙つけ難い、というのが率直な感想です。
とにかく、見てみましょう。
〇従来品との比較
比較対象は品番8037-2「タキ1000 日本石油輸送色」(タキ1000-299)になります
(側面を並べてみました)
まず従来品が初期車をプロトタイプにしているのが大きな違いです。ハイナンバー車と初期車とで一番目立つ違いはタンク体下のブレーキ関係の艤装です。初期車では個別に配置されていたものが、ハイナンバー車は一つの枠内に集約されて配置されたのがわかるかと。
また、模型として見た場合は、はしごが従来品では成型の都合上緑一色だったのに対して、後期形ではパーツを分割することで緑と灰色を塗り分けを可能にしました。そして全体的にモールドが細密化されています。特に油種表示や臨時常備駅を表示部はねじ頭も再現しています
そして細かい所では台車も異なります。
(台車部分拡大)
従来品では後天的に板で補強された台車を再現、後期形は補強板のない台車を再現しております。
なお、補強板がない=FT21A台車ではありませんので悪しからず。
なお、両者では台車の取り付け方法が違います。
従来品の台車はねじ止めでしたが、後期形では最新のスナップオン方式になっております。本来互換性はありませんが、スナップオンの台車を従来品にネジで留めることは一応できます。ただし、正規の台車よりも遊びが大きくなります
台車の構造のほかボディ構造も変わっております。
従来品では実車における溶接線でタンク体を上下に分割していました。一方で後期形では塗装の塗り分け位置での分割に変化しています。そのお陰で塗り分けが従来品よりくっきりしております
従来品との比較はここまで
〇TOMIX製と比較
比較対象は品番8711「私有貨車 タキ1000形(日本石油輸送)」です
車両形態としては今回の後期形と同じもので、あえて言うならTOMIXは根岸地区、KATOは四日市地区という違いがあります。
(側面で比較)
同じ車両なので見た目はそっくり。混結しても違和感がなく、それだけ両社ともに非常に良い出来である、という証明でもあります。
色味は多少違いがあります。KATOの方がツヤが有って鮮やか印象、TOMIXは若干くすんだ印象があります
でも意外なことに、車端部はTOMIXの方が作りこんでいるようです。
(3者並べてみました)
あとは皆様実際にお手に取ってお確かめください
◎この模型、どうやって楽しむか
なんか、いつもの「入線記事」や「レビュー記事」と変わらないよね。まあ仕方がない。
さて、模型を手にした時にどのように楽しむかは人それぞれだと思いますが、私の場合は実物を調べて、場合によっては現地調査をしてそれっぽく仕立てることが何よりの楽しみです。が、同時に恐ろしい「沼」に嵌って頭を抱えることも。
さて、今回のタキ1000形後期形は四日市地区の車です。
牽引機と言えば、関西本線内の愛知機関区DF200やDD51 、そして中央西線内のEF64 1000番台ですね。
でも、今回のタキ1000のプロトタイプって、いつ製造されたの?
実は製造時期に若干差があります。
製品の中で番号の若いタキ1000-939・940・943・946は2014年10月に日車から出場したようですが、最もハイナンバーのタキ1000-987になりますとごく最近です
上に挙げた実車画像では検査標記までは視認できませんが、でもね、漁っていたらいい画像がありました。
987番の一つ手前のタキ1000-986の検査標記です。
ぶれていますが読めます「2019年6月27日 日本車両」
恐らく987も同時期に落成したと推察されますので、本当に最近ですね。
今回のタキ1000後期型は想定されるのは現行仕様。
言うなれば令和のタキです。
ということはやっぱり関西本線はDF200が基本で、DD51は厳密には更新色のみになります。もちろん、2014年に落成された車もいるのだから、こだわらずに国鉄色のDD51を先頭に立たせても結構だと思います
とにかく、この模型は本当に最近の姿であるということがわかりました。最近の編成はどうなの?
去年2020年10月15日四日市を訪問した際に記録した編成を書いておきます
塩浜行5263レ 四日市―塩浜間で記録。
牽引機:DF200-205
タキ1000-845 塩浜 ↑
タキ1000-73 塩浜 ↓
タキ1000-831 塩浜 ↑
タキ1000-142 塩浜 ↓
タキ1000-59 塩浜 ↓
タキ1000-320 塩浜 ↑ 元OT車
タキ1000-940 塩浜 ↑
タキ1000-313 塩浜 ↑ 元OT車
タキ1000-987 四日市 ↑
タキ1000-942 塩浜 ↑
タキ1000-985 四日市 ↑
タキ1000-321 塩浜 ↓ 元OT車
タキ1000-316 塩浜 ↓ 元OT車
タキ1000-691 根岸 ↓
タキ1000-185 塩浜 ↑
※矢印はタンク車のハシゴの向きです。
「↑」が塩浜・四日市方、「↓」が稲沢方です
※元OT車は元日本オイルターミナル所属車。
社名と社紋の表示位置が若干高い
タキ1000で統一された編成ですが、初期車から最新のまで製造年次の異なる車が混じっております。
なお、車番は失念しましたが四日市までタキ1900を2両連結していました。太平洋セメントのタキ1900も最近になって製品化されたので連結すると面白いでしょう。
ということで、やってみました。タキ1900形はTOMIX製です
四日市行6079レ 富田駅で記録
牽引機:DD51 857
タキ1000-664 根岸 ↓
タキ1000-811 浜五井 ↑
タキ1000-982 四日市 ↑
タキ1000-678 根岸 ↓
タキ1000-815 浜五井 ↑
タキ1000-307 塩浜 ↓
タキ1000-979 四日市 ↑
タキ1000-804 浜五井 ↓
タキ1000-621 根岸 ↑
タキ1000-813 浜五井 ↓
四日市なのに根岸駅常備と浜五井駅常備が半数以上を占める謎編成。こんなのあり?
2つの編成例を見ましたが、デルタ線のない四日市地区においてもタンク車の向きはバラバラのようです。ただ四日市地区に新製配置された車はハシゴが下り方になります。結局のところ転属やら検査等でデルタ線のある関東地区に出入りするから向きが変わるようですね
他にタキ43000と混結させても面白いのですが、いかんせん44トン積みとなった243000番台のまともな製品がないのがね残念な所。
さてDF200とDD51更新色は手持ちにあるので、とりあえずそれっぽい編成が組めます。
後は中央西線のEF64 1000番台ですが、KATOは復活国鉄色の製品はありません。とりあえずEF64 1000一般色のクーラー搭載車で代用しますか。灰色Hゴムと電断表示灯でちょっと無理があります。
そのうち出るかな。
ま、こんな感じで今回のタキ1000後期形を楽しんでおります
今日は以上です。DF200は別途お話いたします
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