本日もご覧いただきまして、
厚く御礼申し上げます
私はKボーイと申しまして、
ただの奉公人でございます
裏に回れば
「Kボーイの根岸線日記」なる
与太郎ブログをコソコソ書いておりまして、
皆様にお目に頂いております
さて、この外出自粛要請の下、
なるべく家で過ごしております
私はこの状況を好機とみなして、
購入から放置していたグリーンマックスの
旧型国電72系キットを制作中です
素材はクモハ73とクハ79を2両ずつ、
モハ72とサハ78の2両セットを3袋、
合計を10両が手元にあります
今回は京浜東北線における基本編成、
クモハ73-サハ78-モハ72-モハ72-クハ79の
5両編成を組んでみたいと思います
第一回ということで、
おおまかな組立方法を述べていきます
キットの中身に不足がないことを確認したら
部品をニッパーで切り出します
切り出しは簡単なように見えて
車体や屋上機器といった表に出る部品は
慎重にやらないと後で苦労します
例をあげると
前面部品のように、
部品とゲートの境界線が
わかりづらいのもあります
漫然と切断していると部品を傷つけるので
こういう時は2度切りします
ゲートを長めに残して1度目の切断、
次に刃を部品に平行に当てながら
2度目の切断をします
部品本体に傷がつかないよう、
少しゲートを残すのもコツですが、
頭でわかっていても手が追い付かない
下に3つのグローブ型ベンチレーターがあります
左は失敗して、本体に傷をつけたもの、
真ん中は成功したもの、
右がゲートを多めに残したもの
傷をつけると修復に手間がかかるので
パーツが余分にあるときは諦めます
切り出しが終わったらゲート処理
金属やすりに大まかにやって、
最後に1500番程度の紙やすりで仕上げます
ゲートを処理をやるついでに
先頭車連結面よりの裏側にある凹みは
あとで窓セルが貼りやすいように
端をやすりでゴリゴリ削ります
ゲート処理が終わったら、側板の裏側中央に
厚さ0.3mmのプラ板を切り出したものを接着、
これを床板の脱落防止用のツメとします
組立に使う接着剤は
タミヤのリモネンセメントを基本とします
近年発売されたもので、
有機溶剤不使用でおススメです
車体の組立は両方の接着面に
接着剤を薄く塗り、位置を微調整してOKだったら
裏から流し込みタイプを流して完全固定します
車体はまずL形に組んで、次に口形にします
一般的な組立方法では
続いて車体と屋根板を接着しますが、
今回はそれを塗装後にします
もちろん屋根板が
きちんと車体にはまるかは事前に要確認です
接着剤が完全に固着したら、
接着剤のはみだし等を
部品同士の合わせ目を
紙やすりで削って消します
大丈夫かなと思ったら、
一度車体を中性洗剤で洗って乾燥させ、
グレーを吹いて仕上がりを確認します
グレーはMrカラーのNo.13「ニュートラルグレー」を使いました
問題がなければ車体を塗装
屋根板や床板も並行して組立・塗装していきます
1枚で示すと、こんな感じです
車体の塗装が終わったら
Hゴムなどの細部の色差しと
インレタ(車両マーク)を貼ります
表面保護のトップコートを吹いて乾燥後に
屋根板を車体に接着します
屋根板の裏側は事前にリブを一部とり、
ここに瞬間接着剤を流して車体と接着します
さらにリモネンセメントの
流し込みタイプを流して完全固着させます
窓セルをゴム系接着剤で貼れば車体が完成
最後に床板を車体に組み込めば
クモハ73は奇数向きにも関わらず、
誤って車番を偶数にしたのは内緒ね
実際につくってみてわかったのが、
・部品同士の合いは非常に良い(GMキットにしては)
・屋根とボディを塗装後に接合しても問題はない
ことですね
唯一信号炎管はランナーにないので、
KATO製の適当な余りパーツを使用しています
ちなみにクモハ73は
パンタわきのランボードと前照灯は
エナメル塗料で筆塗りしましたが、
普通にねずみ色1号で塗装した方が良かったかも
なので、2両目のモハ72形からは
ランボードもねずみ色1号で塗装することにしました
これで製作方法が固まったので、
どんどん製作していきます
以上です
次回→コチラ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます