「金融無極化時代を乗り切れ!」(著者 丹羽宇一朗氏)
2008年9月、サブプライムローンに端を発した金融危機は、
100年に1度といわれる深刻さでウォール街から世界に広まっています。
ドルを基軸とした戦後世界経済体制の根底を揺るがしかねない情勢だと
いわれています。
この危機からオバマ新大統領の一般教書演説までの4ヶ月間に噴出した
世界経済の問題点と日本のとるべき進路を、地方分権をめぐって官僚と
戦う明晰なる丹羽さんが、縦横無尽に解き明かします。
「既存の経済学では危機を乗り切る方策を提出できない」と明言する。
一体、何をなすべきか。その答がここに!
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