PHP研究所発刊 「官僚の責任」(著:古賀茂明氏)
辞職を迫られた改革派官僚“覚悟の証言”
「霞が関は人材の墓場」だと著者はそう言い切る。
東大卒業生・・・、志を抱いて入省したはずの優秀な人間たちが集う日本最高の頭脳集団。
いつのしか、彼らの行動規範は、「国のため」ではなく「省のため」に働くようになる。。。
利権拡大と身分保障にうつつを抜かし、天下りもサボタージュも恥と思わないと、元官僚の著者が語る。
いったいなぜ官僚たちは堕落の道をたどるのかが少しわかります。
今まで、私は、官僚を賢く国のために働いているものだと思っていましたが・・・。
これが本当なら、ちょっと悲しいかな。。。
すぐにこの官僚国家を変えようとしても厳しいですが、官僚を追いやるより、官僚の志を育てるほうが、 良い方向に向くのではと。。。少し思います。