老人の戯言

老人の経験、知識、見識も現在に貢献するものが多いのではないか。

東電原発事故報告と扇風機火災頻発

2012-06-21 11:19:10 | Weblog
 東電が原発事故の最終報告書を発表した。マスコミはこぞって責任回避のため想定外の津波の大きさを事故の原因としていることに責任回避と厳しい反応をしている。
 しかしこれは事実であり、責任回避ではない。
事実地震発生後津波が来て非常電源が作動しなくなるまで、初期の温度に軟着陸しているのである。
 事故の責任はあくまでも国の責任で当時の通産省が津波の大きさを指定した大きさが違っていただけの事である。
 その後国会で共産党議員がもっと大きな津波が来た歴史的事実を指摘しても、国会や通産省は改善指示を出さなかったのである。
 原発の寿命が40年とで論議されているときに、数百年前に来た津波の大きさを指摘されても現実味がなく、だれでも10代先の原発に適用すればよいくらいの間隔であったろう。
 また非常電源を地下に設置したのは、当時配置を決めた米国のEASCO社のしじであり、最初の一号機は何人もその配置を変えてはならないと米国から脅迫されてスタートした経緯がある。
 従いこれは天災と国家の認可条件の誤りと米国の傲慢さが原因であり、東電には責任がないのである。
 一方節電の夏を迎えて扇風機の火災事故が頻発している。これも通産省は賞味期限てきな
日限を決めていないのが大きな原因である。原発事故では死者は一人もでていないのに、扇風機の事故は多くの火災や焼死者までだしているのである。
 また昨日大飯原発の発電機冷却槽の推移低下の報告が遅れたとマスコミは騒いでいる。
これは事故ではなく、日常茶判事に起きている故障なのである。
 原発のように何百万個の部品を使用しているプラントでは毎日部品の故障は起きています。
これをすべて報告せよとか、保安院の増員をするとか誠に噴飯ものである。いくら副大臣が駐在しても邪魔になるだけで、管総理が介入して処理が遅れた教訓が活かされていない。
 いくらマスコミや政治家が騒いでも所詮素人のもぐら叩きに過ぎないのである。
地震も々である、地震の予知もできないのに、原発事故後やたらに活断層の存在を示唆し、最悪の場合のシュミレーションをだしているが、これらは地震学者の権威を保つための延命かつどうであり、何時起きるかを明示できなければ、プラントや家屋の寿命の尽きた先のことを今にも起きると思わせるのは如何なものか。
プラントでも家屋でも,市街でも寿命はそう永遠ではないのに、すべておおせのような30メートルを超えるような防潮堤を作っても防潮堤自体の寿命は100年くらいであり、効果を発揮する前に着くり直しである。
これでは経済がもたない。
 総合的判断をすべきである。JUNTARO