今回はケニア勢の長距離独占、U・ボルトのまさかのフライングで幕を開け、いつもとは何か違った雰囲気が漂っていましたね。それは大会中ずっと続いていたのですが、日が経つにつれその傾向が明らかになったのは、世界新記録が生まれていなかった事。 ・・・なのですが、今日の最終日・最後の競技、男子100M×4のリレーでジャマイカが37秒04の世界新をたたき出しました。気持ちの良くなる程の圧倒的な差をつけてのものでした。 それもアンカーはボルト。フライング失格・200M金、なにか出来過ぎた幕切れの様にも思えます。 今年もボルト劇場と言ってもいいのかな。 やっぱり世界大会では世界新を期待してしまいますよね。 そんな中で残念に思うのは、B・ブラシッチ、E・イシンバエワ、A・フェリックスが優勝を逃した事。 いくら超実力者とはいえ、なかなか期待通りにはいかないものなのですねェ。 来年のオリンピックに一層の期待がかかります。
黒人や中米の選手がどうして速いのか、身体を見ていると良く解りますよね。 筋肉の付き方が全然異いますよね。お尻はキュっと締まってアップして丸く、太腿もお尻から連なる様に、脂肪の無い筋肉が十分に付いていて、首筋から肩口にかけても発達した筋肉が付いています。肉体的には断然有利に出来ているんですね。 アッ、これは短距離(トラック)での話しです。 それに走り方。 日本人(特に女子)がメダル圏外なのは肉体の問題だけでなく、速く走れない決定的な異いがあります。 それは腕の振り方です。 白人でも黒人でも速い選手は、手が高く勢いよく上がり肘も外へ開かず、下げた手も真っ直ぐ下りています。 肩・肘・手・が連動して前進する力を生み出しているのです。 それに引き替え日本人の場合は、手は上がらず肘は外に開き、振り下ろす手は更に外へ向かっています。 これでは速くは走れないでしょう。 おまけに膝も上がっていないし・・・。 この手の振りに関しては普通の人でも日常よく見られますよ。 特に若い人達の歩いている姿に。 一般に、人が歩く時、 下がった手というのは前後に振られるのが自然な形。 でも最近の人達は手を横に振っていますよね。 背中にザックを背負う様になってからは、如実になっているかのようです。 あれは、見栄えがいいとは決して言えませんよね。 どの解説者もその事に触れている人がいないというのは、どういう事なのでしょう ? それが日本人に合った走法なのだとでも言うのでしょうか ? 肉体的なハンデを克服する方法をその辺りから考え直すべきだと思います。 果たしてこれは私の考え違いなのでしょうか ?
なにはともあれ世陸は終り、あとはなでしことサムライ達のシリーズでスポーツの秋は、一応の幕引き。 他ではプロ野球と相撲ぐらいでしょうか。 ウインブルドンから始まり、今年は大きな大会が多かった様ですね。 まだ早いですけれど、来年も楽しみです。
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