【臨時法話】
某前議員さんが「まもなく参議院選挙ですが、住職は政治に何を望みますか」と。対し、拙僧「手を加えにゃならんものは、山積しておるようですが、武田信玄公が『人は城、人は石垣、人は堀』と。人(人材)造りこそが、国を豊かにするものと。人の一生における納税額は、男性が約2億5千万円で、女性は約2億1千万円と。昨年の出生率は1、15で、約68万人だったと。現状維持(現人口)するには、2、8必要であると。人1人がこの額(約2億)を納税すると考えたら、教育に掛かる支出を全額無料(幼稚園、小中高大)にして、若い人達が子供を持てる(育てられる)環境づくりに取り組む事が、まずは第一にやる事ではないかと。治安維持の為(外国人労働者入国を減収)にも、日本人が増加する方策をまずもってやる事こそが大事かな、と思いますけどね」と、この某前議員さんに。
因みに、今日7月7日は七夕(たなばた)さんですね。ここ数日は天気が良さそうだから、天の川が見えるといいですね。七夕に関する言い伝えは諸説ありますが、昔あるところに、神様の娘の『織姫(おりひめ)』さんと、若者の『彦星(ひこぼし)』さんがいたと。織姫さんは機織りの仕事をしていて働き者、彦星さんは牛の世話をしているしっかり者だったと。やがて2人は結婚したと。すると、今まで働き者だった2人が、急に遊んで暮らすようになり、全く働かなくなったと。怒った神様は、2人の間に天の川を作って離してしまったと。悲しみにくれた2人は泣き続けたと。それを見た神様は「前の様に真面目に働いたら、1年に1度だけ、2人を会わせてやる」と約束をしたんだと。それから2人は心を入れ替えて、一生懸命働く様になったという話。この話に当てはまりそうな人は、数多におりそうですね。だけど、1年に1度では、少子化の問題は好転しないですけどね。
拙僧も子供の頃は、笹の葉に願い事を書いた短冊を吊るして、夏の風物詩を楽しんでいましたよね。檀家の子供達には拙僧「願いを持たなきゃ、願いが叶う事なんてないよ。しっかりと願いを持ちな」と常に。今でも各地方では、この七夕祭りが。
【付録】
約10年間でSNSに投稿した3000話の長短法話を下記で読む事が出来ます。
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拙僧が持つグループ「出会うは運命、出会ってからは努力、最後は感謝」
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次回の投稿法話は、7月10日になります。

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