1分で読める小さなお寺の法話集

子育て、人材育成に関する法話を実話と歴史から紐解いて書いております。

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】 信仰は特別な物じゃない。特別な物にしている者がいるだけ。信仰に限らず、人間社会は、上に行けば行く程、汚い世界に。

2022-07-27 06:01:59 | 法話
昨今、世の中を騒がせている信仰問題で、拙僧法話読者若者から「信仰は本当に人類にとって必要なものなのですか。人の弱みに漬け込み、高額な祈願料を要求したり、ねずみ講の様に次から次に勧誘させ、世の中を騒がせる行動を起こしたり、自分達が思い描いている信仰の姿とは、随分と開きがあるのですが、住職」と。

【追伸】
この若者達が「住職の法話で最も納得させられたは『何故、寺院や仏壇では、蝋燭(ろうそく)、線香を供えるのか』という話です。『蝋燭も、線香も、誰かに火を付けてもらわにゃ、自らで火を灯す事は出来ないだろ。一度火が灯れば、自力で消す事も出来ない。自分の身を削りながら、自然と消えるまで、蝋燭は周囲を照らしながら、線香は癒しの香りを周囲に与えながら、一生を終える。そんな人生を過ごしておるか、と自らに問い掛けるが為に、寺院や仏壇には、蝋燭や線香が置かれているんだよ』と住職が。お寺に参拝して、先ずやる事は、蝋燭と線香に火を灯す事ですもんね。自分の懺悔が最初の出発という事なんでしょ。世の中の信仰のあり方を見てると、信仰離れが加速するは、仕方がないですよね」と。





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