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日常のがらくたなコトガラを…

アルコールストーブの研究・・・その3

2016-05-04 00:58:13 | アウトドアとか
ここんところ、はまりつつあるアルコールストーブ業界ですが、うっかり立ち入ってしまったモノの、その奥深さにキョータンな毎日であります。

そんなワケで、ワタクシ的覚え書きです。

あんまりおしなべてモノを言うのもナンナンデすが、空き缶でアルコールストーブを作る時の指針として

a,20~30ccのアルコールで
b,400ccの水が5~7分で沸いて
c,8~12分位燃える

てな範囲の中にあれば平均的な性能を確保していると判断していいと思います。
それぞれのバランスは、また別問題ですが。

つまり、

a,20ccのアルコールで
b,400ccの水が5分で沸いて
c,12分位燃える

・・・個体が作れたら、それはかなり高性能な個体で、

a,30ccのアルコールで
b,400ccの水が7分で沸いて
c,8分位燃える

・・・ような個体でも、まあまあかな・・・と判断していいようなカンジです。

中には、1000ccの水を5分で沸かしたり、400ccの水を15ccのアルコールで沸かしたりとか言うサンプルもありますが、かなり特殊な事例のようです。


先日、大BBQ大会の時に、OJとCHSを実戦投入してみました。
ガレージのテストでは極端な差は出ない両者ですが、強風の野外では結構差が出るモノで、今後はCHS中心に開発したほうがいいかなと思いました。
また、燃費も沸騰能力もガレージより3割位悪い印象です。
あと、実戦では、やはりウインドスクリーンの開発を急がねばならない感じです。


とか何とか言いながら、以前から気になっていた単室加圧タイプの基礎研究を始めてみました。





とは言うモノの、蝶ねじを使った伝統的な奴は後回しにして、改良型、特にHD型と名付けられたタイプにインスパイアされて作ってみました。
ワタクシ的に分類すれば、ボーボー系って感じです。

基礎研究ちうなので、耐熱パテだらけで見苦しい点は勘弁していただきたいのですが、本燃焼・・・つか自立燃焼に成功して、ある程度の数字・・・つか傾向も見えてきているのですが、改めて先人の足跡の凄さに驚嘆すると共に、先人の足跡と自分の結果との違いに面白さを感じています。

先人の足跡によれば、アルコールストーブは100年を超える歴史があるモノの、今日も技術開発が進んでいるんですね。

もうちょっと、遊べそうな感じです。