続・社長のつぶやき

社長・高田純二が世間を鋭く斬る!!

さらばピアノ・・・2。

2008-12-14 23:39:57 | 社長の日記
これはパート2なので願わくばパート1からお読み下さい。

*今回はこの曲をBGMでお読み下さい。


前回書いたように、私の最愛のピアノ「パフくん」とお別れしたのだが、本当に辛いのは弾き終わって「さよなら・・・」ではないところだ。

次に新しいピアノを買うので「パフくん」は某楽器屋さんに処理(悲しい言葉だ)してもらうことになっているのだ。

その楽器屋さんは言う。

「なるべくバラバラにして持ってきて下さいネ!!」

「アンタ、鬼か!?」

愛する物・・いや、者を捨てるだけでも辛いのにバラバラにせよだぁ?

オー、ジーザス・・・

しかし、あちらさんにとっては血のかよわない「物」なのだ・・

ああ、読んでくださっている人の中にも同じ想いの人もいるかもしれない。

そうさ、オレは愚かなお人よしさ!!
誰も理解してくれなくてもパフはわかってくれてるさ!!

でも仕方ないから泣く泣くパフくんを解体することに・・・


解体する私の背中に男の哀愁が漂う・・・か?

今までピアノを移動するときだってこんなにバラバラにしたことはない・・・

このパフ・・・「PF1200」は当時としてはスグれモノでスピーカーも足元と上面の4箇所付いてて、しかも音源がいい。
当時としてはYAMAHAのエレピはピカイチだった。

そう、その音の良さのホレて買ったのだ。

しかし、そのぶん重い・・・

想いも重いが、持つのも重い・・・
想い出の数だけ重いが普通に重い。

そこで、一人でも持てるぐらいにまでスピーカーまで取り外した。

ああ、これでもうパフはついに二度と音が出なくなってしまった・・・

そして運ぶ為にトラックの荷台に乗せた。


パフよ・・ここがお前の最後のステージだ

トラックに乗せられ、高田家をあとにする我が愛するパフ・・・
もう戻ることはない・・・

そして荷台にゆられ某楽器店に連れられていくパフ。

本当にこれしか方法は無かったのか?

最後に弾いたときにはそれまで悩まされていた不具合が全く出ない。
鍵盤のkeyもなぜかスムーズに動いていた・・・
まるで別れたくないかのように・・・

目をつぶり弾いているとそれまでの想い出が走馬灯のように駆け巡る。

しかし、もう後戻りは出来ないのだ・・・

その決断をしたのは他でもない私なのだ。
しかし、たとえようのない悲しみがこみあげてくる・・・

ついに某楽器店に到着してしまった。

本当にお別れのときだ・・

楽器店の人と所定の場所に下ろされるパフ。

冷たい雨が降ってきた・・・

なごり雪ならぬ「なごり雨」・・・

楽器が本当はさらしてはならない雨の中、もう音を鳴らすことが出来ないパフは静かに置かれた。



もう会うことは出来ないが、お前は私の心の中に一生、生き続けるだろう。

お前には本当にお世話になった。

ありがとう、パフ
お前のことは忘れない・・・

さらば、パフ!!

そして、私は一人、後ろ髪を引かれる想いをしながらパフのもとを去った。

雨はいつしか上がったが、私の中の雨は降り続けたままだった・・・

できれば私もパフの傍に体育座りして一緒に連れていかれたい。


さらばピアノよ・・・

2008-12-13 23:39:21 | 社長の日記
この記事はどうかこの曲をBGMにお読み下さい。



出会いに別れはつきもの。

それが人であり、生きて離れ離れになるなら、また会う事も出来るだろう。

今日、悲しい別れを体験した。
そうではない今生の別れを・・・

それはコイツ・・・


オレのピアノ・・・「パフくん」(←今、名づけたらしい)

「PF」でパフくん


いいヤツだった。
いつもいい音を出してくれて、私を音楽の泉へと導いてくれた。

音楽の素晴らしさを教え、またギターしか知らなかった私に希望と知恵とインスピレーションを与えてくれた。

うまく言えないが、それまで2次元しか知らなかった私を3次元、4次元、そのまた向こうの世界まで教えてくれた。


コイツとは一緒に沢山の曲を書いた・・・

JYOWZZのプリングルス、スノーブラインド、ハーベスト、アラントイン・・・新しくはROXYに今、まさに制作中の「Patit Marsh」・・・
殆どんどの曲はコイツと書いた。

スタフラでもDay in Day Out、とかはコイツに頼って書いた。

その他にも未発表が私趣味で作曲しているピアノ・ソロ曲も書いたし、先のStunFlyer/「BluesSqeeze」。
今、録り終えたスタフラ/JYOWZZのアルバムのレコーディングにも使用。

昔、発売した私の個人プロジェクト「Jー趣味厘’S」や限定発売したピアノ・ソロのアルバムのレコーディングもコイツでした。

本当はステージ用ではないが、何度かステージに持ってあがったこともあった。

コイツさえあれば作曲にレコーディング、ライヴはおろか、楽譜を使えば500年前の巨匠が書いた曲でさえこの手にすることが出来た。

コイツとの付き合いは古く、実に20年くらいになろうか・・・

まだ私が若くしてギター講師をしている頃に鍵盤に興味を持ち、それまで無駄に浪費していた講師料をたまには意義のあることにって、たまたま贅沢に購入したものである。
当時の価格で20万くらいだったろうか?



以降、私の実家でピアノにのめりこみ、東京にも持っていき、また金沢へ、そして今のマンションにまた持ってきて、私の住所変更はコイツの住所変更でもあった。

買っては見たものの、弾く術を知らない私は当時の彼女に教えてもらい、「エリーゼのために」とか、モーツァルトのソナタなんかを弾き始めた。

バイエルやハノンなんかは退屈ですぐにやめてしまったな。

程なくポピュラーなものも独学で弾き始めたが、一応、講師でコードの知識はあったので、すぐ作曲に使うようになった。

東京時代、思うようにバンド活動が出来なかった頃、コイツはよく慰めてくれた。
その時に沢山コイツと作曲もしたし、一番ピアノを練習した。

バンドが無くてヒマだったからギター4時間、ピアノ4時間、仕事から帰ってきてから寝る間を惜しんで練習していた。

金沢に帰ってきてスタフラが好調でJYOWZZが解散同様だった頃は半年以上、弾かない期間もあったが、コイツは私を見捨てなかった。


「私の夢はベートーベンの「月光」を第3楽章まで全編弾くこと!!」

である。

でももうコイツとその夢を叶えることは出来なくなった。

・・・・・・・・JYOWZZのレコーディングの終了が見えてきた夏過ぎから時々、音が突然消えるようになった。
そのうえ、鍵盤を押しても音が鳴らなくなり替わりに「ヴィー」と変な音がするようになった。
これを「PF」のマーク右斜め10cm上をグーで上から秒速25cm、進入角度45℃で殴ると症状は治まった。
正に昭和の電化製品の直し方である。

その頻度が段々ひどくなってきて、ついでに鍵盤もイカれかけてきた。
ト音記号のC♯の黒鍵が押したら戻らなくなってきたのだ。
これではKeyがA、D、Eの曲は全然弾けなくなってしまう。

他にも弾くとキーキーいう鍵盤が多々あり、もう既に交換部品はなく、「もう限界かな・・・」と判断してしまったのである。

とはいえ、私は楽器を手放すということを殆どしたことがない。
ギターも手元には無くても誰かのところにはある。
つまり生きているから会える可能性はあるのだ。

しかし、コイツは・・・

残念ながら粗大ゴミ行き・・・
もう会うことはないのである。

今まで当たり前に私の傍にいて、苦難も喜びも一緒に分かち合った朋友がこの世からいなくなるのである・・

悲しすぎる・・

今日、コイツがこの家を、私のもとを、この世から去る日がやってきてしまった。

なごり惜しくて、夢中になって2時間は弾きまくった。
今までコイツで作曲した曲や苦心して練習した曲、まだ作曲途中の曲を夢中で弾きまくった。

私の視線。いつもこうやって弾いてきたのに・・・

そして時間がだんだん迫ってくる。

ついに別れの時間がきてしまった。

「最後に弾く曲は何にしよう・・・」

なかなか踏ん切りがつかない・・・

最後はコイツに捧げる高田純二作曲の「別れの曲」を即興で演奏し、最後、高い「レ」の音で、お別れした。

これで、もうコイツのあの音を聴くこともない、一緒に作曲することもないのだ。

物にはいつか壊れるときがくる・・・

しかし、私にとってこのパフは物ではない、相棒だったのだ・・・

出来ればずっと一緒にいたかった・・
もっと上手に弾いてあげたかった、もっと沢山作曲したかった。

しかし、それはもう叶わない夢なのだ・・

さらば!!パフくん!!

もうすぐオレもそっちにいくから・・・

新兵器導入!!

2008-12-12 03:22:12 | 社長の日記
前回のStunFlyerのライヴより、新兵器を投入した!!

その名も

「KORG DT-10」くん。



なにするものかって?

普通にギターチューニングマシン・・・いわゆるチューナーです。

賢い私のブログの読者はご存知の通り、私はギターからアンプにはシールド・コード一本!!という漢(おとこ)のイクイップメントであるが、これだとステージ上でチューニングするのにはわりと不便なのであった。

だが、チューナーをギターとアンプの間に繋ぐと音質が悪くなる・・・主に音のヌケが悪くなり劣化が激しいのが気に入らなかった。

とはいえ、チューニングの度にアンプをスタンバイにし、シールドを差し替えるのは時間もかかるしトラブルのもと・・・

アンプのセンド/リターンから抽出することも考えたがそれでも足元まで持ってくるには長いシールドを2本繋げなきゃならないし、それこそ音の劣化を招く。

一番の最良案はチューナーをセンド/リターンで短いシールドで繋ぎ、チューニングの際はアンプの近くまで行く!!

しかし、これもMCをしなきゃならないJYOWZZのステージではちょっと難しい・・・

そもそも今持っているチューナーは感度が悪い、特にステージで。
何度投げつけてやろうかと思ったかわからない。

しかし、私も微妙に大人のギタリストとして認知されているらしいので、それは許されざる行為かと思い、躊躇してきたのである。


ギターのヘッドに取り付けるタイプ・・・つまりシールドなどがいらないタイプも試したが響きの乏しいエレキ・ギターでさらに音の散乱するステージ上ではイマイチだった。

私はハードにギターを掻き毟る弾き方をするし、アームプレイもまぁするからチューニングは狂うときは狂う。

しかも楽屋とステージの温度差が激しい冬の季節はステージに上がっただけでチューニングが狂う。

スタフラの場合、弦楽器しかいないので皆で狂えば怖くないところも多少あるが、鍵盤楽器があるJYOWZZの場合はかなりキツい。

そこでたまたま立ち寄った金沢にあるVanVan泉が丘の店長に相談したところ

コイツなら絶対大丈夫!!

と店長の口車にのって入手したのが上記のチューナーなのダ!!


それで、スタフラのリハーサルでいきなり試したところ、これが実にいい!!

それで早速ライヴ本番から投入したわけだが、芸術村のステージは響き過ぎるきらいがあるのでごまかしがきいたのかもしれないと思い、後日スタジオでメンバーに聴いてもらった。

ギター単体だとわからないところでもスタジオでバンド演奏でメンバーに聴いてもらい判断してもらうことによって音抜けの部分がよく判断できると思ったからである。

その結果、首尾は良好。
贅沢を言えばLowのヌケが落ちるきらいもあるがそれは私しかわからない部分で満足のいく性能と言えるだろう。

この「KORG DT-10」はスペシャルタイプ。

クライオ処理・・・確か窒素かなんかでマイナス?℃で処理してあり、それによって音、電気の伝導が良くなる?とかの処理がしてある。(らしい、詳しいことは知らん)

だから音の劣化が少ない、一般レベルだと完全に劣化しません!!と言い切っても良い性能だろう。

長い間、悩んだが21世紀の技術は素晴らしい・・・
イッパツで解消出来た感がある。

ああ、これでようやく私が元々持ってたチューナーを遠慮なく壁に投げつけることが出来そうだ・・・
たまには人の口車にのるのも悪くない。


いやぁ、いい仕事しますねぇ~

これからのステージが楽しみだ

Love is Real・・・

2008-12-09 01:44:08 | 社長の日記
Real is Love - John Lennon
 
今日は20世紀最高、いや、ロック、音楽を問わずアーティストとして最高を誰もが認めるであろうJohn Lennonの命日である。

彼こそがアーティストの名が最も相応しい人であることは疑いようもない。

私は13歳の頃から彼の大ファンである。

にも、かかわらず彼が死んでしまったときは子供すぎてその重大さが理解できなかった。

彼が逝って何年もしてから、その才能がもうこの世に無くなった事に涙したのである。

彼には名曲は何曲もあるが、その中でも私の魂を揺さぶらずにはいられない曲の中の一曲を追悼の意を込めてアップしたい。

その曲とは

「LOVE」

この曲には私の求める全てが詰まっている気がする。
何度聴いても飽きることがない。



曲も詞も感動を通り越して、ため息しか出ない・・・

間違いなく私の求める理想の1つがこの曲の中にある。



今さら私ごときが彼の偉大さを語るのはおこごましいが、こうして彼の曲を探していて初めて耳にしたバージョンがあった。

やはり歴史は深く、世界は広い。

「Imgine」のアコースティック・ギターバージョン
John Lennon Imagine Live (Acoustic Guitar Version)


この曲はいわずと知れた人類の夢と言える名曲中の名曲だが、この曲はピアノであるからいい曲・・・
いや、それ以外を想像・・・イマジンできなかった、いや、すべきではないと言うか・・・

これが、新鮮さも手伝って素晴らしい。

やはり、作曲し歌った本人である。

簡単に想像するにギターではあの雰囲気はでないと思うが、違う。
私は浅はかだった。

いや、ジョンが凄すぎた。

曲の本質、メッセージ、楽曲の素晴らしさは変わらずこれぞ正にジョン・レノン。

当然、曲に歌詞の全てを理解し表現するからこそ、アレンジが変わろうともこの曲の良さが出るのだ。

他人だとこうはいかないだろう。

いや、他のそこらへんのミュージシャンだと自分の曲であってもアレンジを変え、シチュエーションが変わってしまったら、ここまで自然に素晴らしく曲の本質を表現できるのか!?

私は自信がない。

どこまでいってもジョンはジョン。

そんな理屈をこねなくてもジョンレノンは素晴らしい・・・

今でも思い出す・・・
ビートルズ・アンソロジーのジョンの未発表曲「Free As the Bird」をそうとは知らず初めてラジオで聴いたときには
「まだ、こんな曲を書ける人がいたんだ!?」
と驚き、聴き入って耳が離せなかったが、その人はもうこの世にはいなかった・・・

すでに彼の死から28年もの時間が経過した。

彼の曲に生き様は伝説となり、この先何百年も忘れ去られることはないだろう。

今はもう彼の死を惜しむより、彼の芸術に浸る時期にきたのだと思う。

今日くらいはジョンレノンの曲を引っ張りだして聴いていたい。

ビートルズ時代でもソロでもいい。

皆さんもそうしてみてはいかがだろうか!?

本当の天才とは彼の事を言うのだ。

それがジョンの本意でないとしても・・・



てんやわんや

2008-12-08 23:04:25 | 社長の日記
日本語で書くと「てんやわんや」

ロック風にいうと「A Hard Day's Night」。

中国風に書くと「多忙忙殺」

フランス語では「Taborn・Isogasiene」。

まぁ、なんでもいいんだけど昨夜12/7のStunFlyerは前回書いたとおり2本のライヴのハシゴに大忙しだった。

お越し下さった皆様にはありがとうございました!!
両主催者並びにスタッフ、共演者の方々にはお疲れ様でした&お世話になりました!!

に加え、ご迷惑おかけしました・・・と言いたい。

まずは先に出演した

金沢市民芸術村/セットリスト
S.E~
1.BoomBoomHeavy
2.In My Life
3.Back in the Door4.Fly&High5.So long...
6.Memoryという名のホテル
7.Dance with Little Sister
時間にして約40分過ぎのライヴだった。

出来は上々、音響・照明関係も抜群で良いステージになったと思う。
が、お客さんは大人しかったなぁ

音楽関係者も多かったようだが、ま、スタフラのライヴが気に入らないなら仕方ないが、もっとキープ・オン・ロッケンロー・・・
楽しんでいこうゼ!?
芸村はいつも評判は良くてもいつもお客さんが大人しい。

だからと言って、そしてすぐまたライヴがあるからと言ってセーブしたり、ましてや手抜きなんかできるワケもなく完全燃焼・・・スタフラのポテンシャルの限りをつくし!!

そのライヴ終了後30分後に会場入りしたライヴ

金沢フォーラス・C&C特設ステージ セットリスト
1.しらけちまったゼ!!
2.ブリスター・ハニー
3.Dayin Day out
4.Jumpi'Woman Soul
5.Twist&Shout Baby

告知したとおり2回のライヴはセットリストを全て変えた。

予想に反し、2回とも観た人は5~6人はいたようだ。
その人達の為だけでもそうして良かった。ウンウン。

こちらは一般のお客さんも多く、大いに盛り上げてくれ、ゴキゲンなライヴとなった。
なんと今回このお店でライヴをやるのは初めてらしく、実験的なライヴだったそうだ。

なんの実験かというとフォーラス及び近隣のホテルにどれだけ音が漏れ、ライヴが成り立つかどうかの実験らしくフォーラスのスタッフが店の前、エレベーターホール、一階など4ヶ所に携帯電話を持って配備され、うるさかったら即刻ライヴ中止する予定だったらしい。

そんなライヴに音量あるスタフラをブッキングするなんて、なんてファンキーな主催者なんだろう?
拍手を送りたい。

そんなことおかまいなしで、ほぼ普段通りの音量でブチかますスタフラ。
だが、楽しみにしていた
ライヴ中止→金沢市条例違反で逮捕→署に連行→カツ丼を喰いながら事情徴収
とはならなかった。

腹へってたのに。

両方のライヴともに楽しいライヴで出来にもまぁ満足ではある。

だが、この強行軍なスケジュールはいささかキツかった。

最初のステージが終わり楽屋で時計をみると19:25。
メンバーはもう誰もいない・・・
なんて冷たいヤツらだ!!

「演るか、演られるか!?」

いつもの事ながら、こういう場合それぞれがサバイバルの様相を帯びてくる。

20:00までに次の会場入りを約束されていたので、一息つくヒマも着替えるヒマもなくレガシーアンプの持込は断念し、ステージ衣装のままギター2本にJUNJI-BOXを持って車に飛び乗る。

芸村からフォーラスは車で15分程度。

考えてみるにフォーラスなんてマトモに行ったこともない。
しかも私のブッキングじゃないのでフォーラスの何処に店があるのかもわからない。
しかも搬入口は?

こちらのライブをブッキングした大輔に連絡もとれない・・・

仕方ないから一般の駐車場に車を停める。
昨日の夜は寒かった・・・
汗で濡れた衣装が冷たい。

ここで石原アッチョから連絡。
どうやら7Fらしい。

駐車場のエレベーターに乗ろうと待っていたいたが、オシャレなフォーラスでどう考えても不釣合いな男が一匹・・・
薄い黒いジャケットに肌けた赤いシャツ、
汚いブーツを履いた黒尽くめの男がギター2本を肩から下げ、釣具箱を持ってエレベーターを待つ。

怪しすぎる・・・

ああ、カップルやオバハンが怪訝そうな顔で見ている・・・

その痛い視線に耐えられなくなったデリケートな魚座のA型な私はエレベータを使用せず裏の階段を昇ることに。

ライヴで疲れているうえにギター2本、濡れたシャツ・・・
階段は暖房が無く外気温は5度・・・凍えそうだ。
しかし時間がもう無い、しかもここは3階。

階段を激走!!
これしかなかった。

しかし、いい加減疲れてきて5階でその格好で店内に入る。
突き刺さる人々の奇異の視線がその頃には快感になってきた。
エスカレーターで7階に向かうが何故かそのエスカレーターは6階で終わってしまった。

気力も体力も握力も尽きた・・
ギターは重いし、疲れたし、腹も減った・・・
私は半ばライヴをあきらめエスカレーター傍の椅子に腰掛け

「もう帰ろうかな・・・」

との考えが頭をよぎる。

そんな時に大輔から連絡があった。

「何しとるがけ?」

その言葉に私の脳裏に殺意が芽生える。

だが、いつも冷静沈着ドリーファンクJr.な私は彼にこう言ったね

「フォーラス6Fで遭難しとるから救助に来いま!!」
と。

遭難・・・ああ、そうだ、私にはフォーラスはコンクリートジャングルなのだ・・・

そして救助に来た大輔にギターを持たせて7Fに繋がるエスカレーターに案内され、何とか15分遅れでようやく会場入り。

ライヴは楽しくこなしたものの、終わると再度汗で濡れた衣装のまま店内をウロウロしながら駐車場へ・・・

寒くて鼻水が垂れてくる。

これをジョン・レノン風に言うと
「まったく、Cry for the rain...泣けてくるゼ」

である。

しかも私は再び芸村に次はレガシーアンプを迎えに行くハメに・・・・
片付けをお手伝い。
本当は行くつもりだった打ち上げも丁寧にパスさせていただきました。
せっかく誘ってくれたのに申し訳ありませんでした。

ああ、さすがに疲れた・・・

もう、いい。
毎度ライヴのハシゴの際にはそう思う。

これでライヴは両方ともそこそこだったから良かったものの、失敗に終わっていたら・・・

いや、いくら成功しても、もういい。

と言いつつ、お誘いがあったらまたフラフラと引き受けてしまうんだろうな・・・

なんとかしなきゃ!!

この優柔不断な性格を・・・・

主催者の方々に共演の皆さん、あきれないで叉よろしく!!

you tube

2008-12-05 03:32:28 | 社長の日記
というワケで今週末にまたスタフラのライヴがあるが、それに向けて?動画を追加しておこう!!

またもや今年5月のD.N.Aでのライヴ。
曲は今ミックスしているニューアルバムにも入っている、スタフラとしては古い曲である
「Soul Step」
StunFlyer/Soul Step-D.N.A RockCafe


この曲はライヴではライヴの中間、聴き所の雰囲気を変える為によくオン・ステージされる曲。
また、メンバー紹介にも使用される。

「色は黒いが心は白よ!」

これでスタフラ・メンバーの名前を覚えて下さい。
まぁ、あんま得は無いけど。

それとついでにスタフラのバラードも1つ。

ゾンビ・レーベルからもPVをアップされていた「BluesSqeeze」アルバム収録曲
「So long...」
StunFlyer/So long...-D.N.A RockCafe

この曲も収録は最近だが作曲は古い。

しかし、こうやってPVと見比べてみると「BoomBoom・・」もそう思ったがレコーディングとライヴに演奏の仕上がりに大差がないなぁ

まぁ、ライブがいいのかレコーディングの演奏が下手なのか・・・
でもライヴバンドとして、差が無いのはいいことだ。

これはJYOWZZも同じ。

しかし、それにしちゃあレコーディングに時間がかかっているし・・・
微妙なトコだ。

レコーディングはやり直しがきくという甘えと赤いRECボタンでヘタレ・マジックにかかるんだろうな!!

そしてライヴはライヴでステージの一発勝負マジックがあるんだろう。

「誰かが言っていた・・ 舞台の上は虹のようだと」 

by速水真澄

さて、動画のネタはまだまだある。
追い追いアップするぞ!!

さーて

2008-12-03 23:14:42 | 社長の日記
来週のじゅんじさんは!?


ライヴじゃい!!

というワケで、久しぶりにブログを更新したと思ったらライヴ告知かよ!?

うん、そうです。

来週・・・っていうか今度の日曜日の12/7はStunFlyerにとってはハードな一日となる。

StunFlyer LIVE in JAPAN TOUR2008

*この男が出てくるとどうしても「JAPAN」をつけたくなります。

12/7(sun)金沢市民芸術村ミュージック工房
start 18:00 tiket 前売/当日 1000 

With 炎刃 他
*スタフラの出演は18:30頃

12/7(sun) 金沢フォーラス内 C&Cイベント
start 19:30~
ゲスト出演 StunFlyer

*スタフラの出演は20:00頃

12/31(wed) 金沢AZHall 「年越しイベント~除夜の鐘」
*詳細未定

ん?

と思ったそこなアンタ・・・
ああ、アンタは正しい。

そう、私の書き間違いでも誤植でもなんでもない。

12/7はダブル・ブッキングなのダ!!

これはまぁ、仕方ない。
ブッキングのミスではなく、あえてダブルブッキングにした。
本当は一本断る方向で考えていて、私もそのつもりだったんだが。

何でも、そのC&Cという店で初めてのライヴイベントを行なう際に、まだスタフラへライブのオファー段階でラジオ宣伝でスタフラが出るって告知してしまい?それについて、お客さんや同業者から問い合わせがあり、期待してるって言われて引っ込みがつかなくなった?(ホントかい?)
みたいで、さらにスタフラ側もギリギリの調整で返事が遅れたこともあり、出演しないわけにはいかなくなった・・

というのが今回のブッキングの真相だ!!

というわけで今週日曜は・・・
「JAPAN-TOUR」もとい、
「KANAZAWA-タライまわしTOUR」となる。

コレに関しては、両ライヴの主催者にタイムスケジュール調整でご迷惑おかけしたことに陳謝するとともに、スタフラも周到な準備が必要とされる。

まぁ、よく年末年越しはライヴのハシゴはあったので慣れっこなところはあるが。

とはいえ今回は両方のライヴ共に重要なライブだが、両方観るお客さんはいないとも思うが・・・
自分達が飽きないよう、また挑戦の意味も兼ねてセットリストを違わせた・・・というより曲のダブりをなくし、全く違うセットリストにした。

これは前回の富山のライヴが中止を余儀なくされた仕返し的なことも否めない。

さーて、どこまで出来る我らがStunFlyer!!

興味のある人はゼヒ!!お立ち寄り下さい!!