続・社長のつぶやき

社長・高田純二が世間を鋭く斬る!!

うまくいかない・・・

2009-03-27 01:50:11 | 社長の日記
さて、WBCのお祭り騒ぎも終わり、久しぶりに音楽ネタにいきたいと思う。

というわけで壁紙も以前に近い形に修正してみた。
やはり、私の「社長のつぶやき」はこれでいいのだ。

また気分転換に変えるかもしれないが・・・

さて、以前にも書いたが最近はスタフラ、JYOWZZともに新曲を作成する作業に追われている。

その中でもJYOWZZが今かかっているボサノバをベースにした「カサンドラ」を作成しているんだけど、これが中々うまくいかない。

作曲の方は手直しはまぁまぁありながらも1月にはフィニッシュしていてバンドの方の作成に入っているんだけど、やはりボサノバていうのは私自身、演奏の経験がなく、また余り好きなジャンルではないから参考にする曲も見当たらない中、作曲してみたが、この独特のフィーリングにグルーヴが難しい。

しかし、本格的なボサノバをしたいわけじゃなく、あくまでもJYOWZZ風ボサノバを目指すんだから独自のセンスでいいんだけど、作曲の時点から終着点がどこに持っていけばいいか確定しないままバンドに託した分、また経験がないから適確な指示を出せないのがもどかしい・・・
またメンバーもボサノバの経験がないから、それぞれ自分の思うボサノバになるわけでここでイメージの統一が図れないのも原因の1つだ。

曲想的にはアコースティックをイメージしたが、あまり既存のJYOWZZとかけ離れてもダメなので、必然的にロック風にはなってしまう・・・
が、このボサノバとロックのパーセンテージのサジ加減が非常に難しい。

私自身、アコギで演奏は今のところ考えてないが、じゃあどう弾くか?が問題だ。

全編、ギターサウンドを生音で行くのか、ロック風にドライヴさせるのか?

指で弾くのか、ピックで弾くのか?

ドラムアレンジはどこまでボサノバにするのか???
キーボードはピアノ?オルガン?
ベースだけがボサノバで果たしていいのか??

まだ正式に決めかねているのが現状だ。

曲的には本来ギターはアコギで、パーカッションが入るのが筋だと思うが、そんなのJYOWZZではないからな、難しい・・・

そこにクラシック的アプローチが入るのは、JYOWZZらしいと思うが、これまた曲として一貫性を保つのがさらに困難となる。

しかし!!

ここをヤルのがJYOWZZなのだ!!

でしょう?ビーナス。

この曲は前回のレゲエ・ベースの「プチ・マーシュ」よりも遙かに難しく、JYOWZZ至上、最高にやっかいな曲となる・・いや、なっている。

本当は新たな新曲に入りたいが、中々ペースが上がらない。

うーん、結局はがんばるしかないんだけど。

もうちょっと私がしっかりして、メンバーに適確な方向性を示さなければ・・・

それよりなにより私がリズムをリード出来るよう練習しなければ。

自分で作曲しといて自分で弾けない・・・
これでは困るからな!!

いやぁ、久しぶりにやっかいな曲を作ったもんだ。

しかし、この曲は理想どおり完成すればJYOWZZに新しい風を吹かすことが出来るだろう。

ご披露できる日をお楽しみに!!


日本 WBC優勝!!

2009-03-25 21:31:08 | 社長の日記
皆さんご存知のとおり、日本はWBC・・・

ゆうしょう!!

しましたね!


世界に舞う原監督。

まぁ、よくがんばりました侍JAPAN。

トーナメントで連覇するのは、たとえ今回のような敗者復活制度があるとはいえ、至難の技・・・

大変なプレッシャーの中、国際大会に弱いとされてる日本人がよくやった、エライ!!

どの国のチームにもいえるだろうが必ずしもベストのメンバーとは言えず、主軸が不調な中もいる中でよく勝てたと思う。

決勝も負けてりゃボロクソだったろう、あれだけチャンスを潰し続け9回に根性ナシのダルのウンコタレが追いつかれ延長で不調のヒーローが起死回生のタイムリー・・・

持ってますね・・・

いやぁ感動をわざわざ生む為のお膳立てのごとくだね!!

なんにしても勝って優勝出来てよかった。

負けて韓国のエクスタった喜びザマを見なくて済んだだけでも良かった、できれば韓国国内の悔しがるザマに玉砕放送を見たかったが、日本は紳士なのであまりそこには触れないのが残念だ。

しかしながらこの決勝。
前回優勝した日本ではなくアメリカでの開催なのが未だに解せないし、一回の大会中、なぜ同じチームと5回も戦うのか疑問でもあるが、日本時間で平日の真昼間なのは迷惑千万、電話は100番であるがテレビ観戦するのに苦労した人は多かっただろう。

かくゆう会社にコキ使われる資本主義の犬である私も同じだ。

この日はイカにして仕事の合間をつき、テレビのある取引先で観戦するかが仕事上、最優先課題であった。

そもそもラジオ中継がないのがおかしいやろ!?
ああ、こんなときワンセグ携帯なら・・・・と思ったのは私だけぢゃないハズだ。

昨日は私にとってドラマティックな一日だった。

というわけで・・・

高田純二、世界一観戦のドキュメント。

この日、私はうかつにも納品の仕事を入れてしまった。
納品場所は石川県の3地点。イカに効率良くテレビに辿り着くかがポイントである。

AM10:00 WBCが始まる。オープニングが見たかったので何かと理由をつけて金沢にある仕事場に留まり、時間になったののでコソっと休憩所に潜みテレビをつける。
試合開始は10:30だった、シマッタ!!
これ以上、金沢に留まるわけにはいかない・・・最初の納品先の羽咋市まで40分。
そこのテレビを目指し出発。

AM10:50 羽咋の取引先に到着。早速勝手にテレビをつける。携帯のネット速報では日本が先制したそうだ、続いて満塁のチャンス・・・
あわててテレビに走ったがチャンスはついえていた。その様を確認し次のテレビ先、中能登へ車を走らす。

AM11:40 中能登の取引先に到着。
納品を終え、ちょっと早いが「昼休みにしようよ~」と取引先の人に懇願する。

無理矢理、取引先を昼休みに突入させ休憩室のテレビをつける。
いきなり韓国に同点ホームランを食らう、これで1-1に。その後、日本が再三のチャンスを潰しながらも3-1に持っていく。これで優勝は確信した。この時点でPM1:00。昼休みは終了の時間だが、ここで私の仕事では見られない熱意ある営業力を発揮。昼休みを延長させ休憩室に居座る。
しかし8回裏、韓国のデブに犠牲フライで3-2に、一点差で9回に突入。

PM1:40 取引先は仕事をするという・・・なんて非国民な!!
私もついに休憩室を追い出され、次なる納品先である柳田村にシブシブ向かう。

PM2:00 やはりガマンは体に悪い。しかし柳田村まで仕事中にWBCを見るという正しい日本人のいる取引先は無い。そこで能登有料に入り西山P.Aのレストハウスのテレビに目標を設定。
飲みたくないコーラを注文し、観戦。ちょうど回は9回裏、ピッチャーはダルビッシュ。そこにいるヒマそうなオッサンと私と同じく仕事より正しい日本人の在り方を実践するサラリーマンと共に優勝の瞬間を待つ。

ここでダルビッシュが四球を連発したあげく、2アウト1、2塁からタイムリーを食らう!!
これで3-3の同点。

レストハウスが凍りついた・・・
漏れるため息・・・

この~ダルのウンコタレの根性ナシ!!

やはり顔が良くて金持ちでスターな男は信用できない。

ここで勝つハズだったチクショー、あえなく延長戦へ突入・・・これは完全に想定外。
しかし、本当は柳田村に3時には到着しなければならない・・・もうココに留まることも寄り道する時間も無い!!

しかしあきらめるワケにはいかない、次のテレビは能登空港の道の駅に設定。
あそこならテレビくらいあるだろう・・・しかし距離がありすぎる。
急ぎ車を走らせる。

PM2:20 携帯ネット速報でイチローのタイムリーで2点追加、5-3の速報を確認。
やはり持ってますね・・・

この時点でまだ横田を過ぎたところ、急がねば・・・

PM2:40 ついにきてしまった・・・
日本、WBC連覇!!の速報を確認。
思わず車でガッツポーズ!!
しかし、間に合わなかった・・
ちょうどこの時間、能登空港に着いたところで優勝の瞬間は見逃してしまった・・・

道の駅のテレビでせめて胴上げとかを見ようと試みたが、小さい能登空港といえど、やはり空港。
駐車場から遠い・・・仕方ないからあきらめて車を走らせた。

見たかった・・・オッサン達と喜びをわかち合いたかった・・・

それもこれも、ダルが同点に追いつかれたからだ!!このウンコタレ!!

でも何にしても優勝して良かった・・・

しかし、世間の人はエライというか日本人として正しくないというか・・・

こんな日は仕事しちゃダメだよネ!!

最後は残念だったが、充実した一日だった。

さらにこの日はスタジオ・・・

TBS系で放送する特番も見れないから録画して今日、仕事を私の判断で早く上がり、決勝戦を見ながら一日遅れの個人的なWBC祝賀会を開催する予定。

それじゃ、楽しみますわ~


じゅんじ 仕事しましょ。

WBC決勝!!

2009-03-23 23:10:23 | 社長の日記
WBCワールドベースボール・クラシック・・・野球のワールドカップとも言える大会も明日が決勝戦!!
我がジャパンも今日、アメリカに勝ったから明日はいよいよ世界一位を賭けて宿敵・・・って言いたくないが、あの韓国と勝負だ!!

というわけで今日明日のWBC期間中はこの壁紙で日本を応援するゼ!!

明日決勝を争う韓国は何かと癇に障る・・・
というか本当は日本から見れば別にどうでもいい国なのだが、アチラさんがイチイチ日本に対して対抗心をブツけてくるから、こちらも・・的な感じになるのだ。

明日も勝てば天国、負ければ地獄な勝負になるだろう。

これがアメリカ相手だと「負けてもしょうがないよねー」って感じになるのだが。

ここまでムキになってくる韓国。
それには韓国の歴史的事情がある。

内政不安からくる日本への仮想敵国という政治的逃げ道もあったり、エラそうなことを言ってもまだ建国から50年、民主的な国家となって20年くらいしか経ってない日本よりさらに未熟な政治力に軍事国家からイマイチ抜け出せない、敵をつくってまとまるという国民性もあるだろう。

ま、ここを勝って日本がうれしい思いをするというよりも韓国に悔しい思いをさせて気分をリフレッシュしたいところだ。

そもそも、イマイチ本気を出してないアメリカが主催するこのWBCに勝ってもベースボール世界一なんておこがましい。

アメリカに勝ったからってレベルがメジャーリーグより上だんてことにはならない。

大体、野球は常に強い方が絶対勝つとは言えないスポーツだからだ。
これがサッカーなんかとは決定的に違う。

だからリーグ戦で勝負を決めるのだ、トーナメントは実力も大事だがピッチャーの出来をも含める「運」も大きく左右する。

だからアメリカは本気にならないんだろう、こんなショボイ大会でニセ世界一位になるより国内リーグのほうが遙かに大事と思っているんだから。

いや、元々、確固たる世界一位の自負があるからイチイチ本気を出さないのかもしれない。

ナゼ、そんな国で決勝リーグを戦わなければならないか疑問だ。

だが、これがアメリカ以外の国で開催されればアメリカはもっとヤル気を出さないだろう。

それはアメリカの参加しない京都議定書よりも意味を成さない世界一位かもしれない。

だから、このWBCは本来、あまり意味のない世界一位を争うお祭りでいいのだ。

さて、そんなお祭りとはいえ、やはり我がジャパンに勝って欲しいのは日本人として正しい感情だが・・・

アメリカなんかで開催するから日本では休日でもない昼間の試合になるから普通仕事で見れない。

しかし!!

ここを見るのが日本人として正しい行為だ。

キューバとの試合のとき、仕事中に真昼間からビールを飲んで観戦していたオッサンがあるインタビューで答えていた。

「日本を背負ってがんばっているのに仕事なんかしてられっか!!」

と。

これが日本人として見習うべく行為であり、誉れであり、手本となる最も正しい行為であるといえる。

さて、明日の試合開始は日本時間で午前10時からだ。

私も正しい日本人となるべく明日の仕事のスケジューリングを組まねばならない。


春・・・

2009-03-20 02:21:19 | 社長の日記
昨日までの壁紙がキャラにあわないらしいので、さらにあわない壁紙にしてみました~

どうだ!?

春らしいっしょ?

ザマミロ

だが、この壁紙は読みづらい文章がさらに読みづらいから、今日明日くらいでヤメますんで許してください。

というわけで今日も気温が上がり、さらに春らしい一日・・・というかもう初夏の気温でした。

金沢でも最高気温は23度くらいはあったみたいですね?
昨日くらいから各地で3月の最高気温記録を塗り替えたらしいですね。

しかし明日・・・というか今日は一転、気温は再び10度を切るらしい・・・
さらに週間天気を見ると雪マークなんかがあったりして変な天候だが、これがまた春らしい。

願わくば冬と春が交差して雪の積もった梅の花が見てみたい・・と思うのは私だけか?

なにはともわれ春なんだけど、WBCでは韓国に負けて今日またキューバに勝って決勝トーナメントには出場出来たが、今日また韓国とブロック一位をかけての試合がある。

しかし、野球レベルは日本のほうが高いハズなのにナゼ、韓国には負けるんだろう?

ヤツらのピッチャーズ・マウンドに国旗を立てて浮かれまくる様は失礼でマジ、
うざい!!
礼儀正しく義を重んじる日本はそんなことはしない。

なので今日勝ったあかつきには是非、韓国に敬意を表してマウンドでキムチを食べて欲しい。

がんばれニッポン

まぁ、どうでもいいんだけどさぁ~

いやぁ春ですな

春・・・・

2009-03-15 23:27:15 | 社長の日記
さて、私の誕生日が過ぎると春なのである。

今年の冬は暖冬だった・・・
冬の風情が大好きな私にとっては物足りない冬だったが、
春はやはり心踊るよネ

というわけで、この私の「社長のつぶやき」も心機一転。
壁紙を変えてみましたぁ~

もう梅は咲いてるし寒い日と暖かい日が交互にやってきて本当の春を迎える。
今日は天気は悪いが暖かく春が70%冬が30%な日だった。

金沢の桜開花予想は4/1だそうだ。

桜のシーズンは美しいが、春は出会いと別れのシーズンでもある。

私の人生はいつも春に乗り遅れてきたような気がする。

周りのみんなは成長し、新しい世界に旅立って行くのに私はいつも相変わらず同じ場所にいる。

想い出は良いものも悪いものも駆け巡り、何かしらのインスピレーションを与えてくれる。

最近、考えこむことが多い。

それが春なのかもしれない。

春か・・・何もかもが皆、懐かしい。

私ももう年ですな

3・14

2009-03-15 22:54:29 | 社長の日記
知ってる人は知ってるかもしれなかったが昨日は私の誕生日でもあった。

毎年、このブログでもウッセーぐらいに前宣伝しているにもかかわらず成果が上がらんがそれでもしつこく告知していたが今年はあえてしなかった。

なぜなら・・・・

全然めでたくないからだ!!

どんな状況下においても自分の誕生日だけは祝って欲しい性質だったが、もう今年に至っては・・・・

なぜならついに大台に乗ってしまったからなんだけど・・・
そろそろ時間が無情に経つのはカンベンして欲しい。

この3・14。
世間一般では私の誕生日というよりホワイトデーという認識が大きいようだが、その名のごとく、また私の心情を反映するかごとく!!

昨日、北陸地方は突風を伴う低気圧が襲い、大変荒れた天候だったうえにまたもや季節ハズレの雪が舞った。

そのうえ!!

私は過酷な仕事を強いられていたのであった・・・バカヤロウ!!

加えて、この大台に自分が乗ってしまったことはホワイトどころか気分をブルーにさせるに十分だった。

もう私の人生も老い先短く、そろそろこの老体にムチ打って人生の意義を考え、完成させなければいけない・・・・

風に吹かれ、雨に打たれ、雪が舞う中。
私は気が引き締まる気持ちでこの3.14を過ごしたのであった。

そんな中でも、ありがたいことに誕生日メールをくれた面々がいた。
ありがたい・・・

救われた気持ちになったな。

皆さん、本当にありがとうございました

さて、ついに大台に乗ってしまった高田純二クン。

イジけていないで、がんばるゾ

というわけでこれからもよろしくお願い致します。
これからはちょっと大人になることを目指します

負け犬は誰だ誰だ誰だ~

2009-03-13 02:44:03 | 社長の日記
先日、負け犬フライヤー”ダイスケ”を紹介したが私だって負け犬度の負け具合は負けていないゼ!!

ひろさんのコメントにもあったように、この高田純二が1mgのタバコなんて・・・

もっともフィルターが白いだけで許せない性質なのにだ!!

ギターはストラト。
弦は010セット。
エフェクターなしのシールド一本アンプ直。
オールシーズン、夏でもジャケット。
車はスポーツカー、エアコンなし。
缶コーヒーはジョージア。
etc,etc

兼ねてから

漢はこだわりを失くしたら仕舞えだぜ!!

などとホザいてる、このオレがだ!!

ヌルい1mgタバコなんて・・・

勝者には栄光を、敗者には憐れみの声・・・

イヤイヤ、憐れみの声どころか嘲笑の声さえ聞こえてきそうだ。

しかもだ!!

例の負け犬ダイスケにまで

「あれ?何かわいいモン吸っとるが!?」

ときやがった!!

コイツだけにゃ言われたくない。

だが、確かに高田純二が1mgタバコ・・・

何か凄く大事なモノを失くした気がします。



夏にはカロリーゼロのコーラ片手にニコニコしながらワゴンRで登場。

白い歯に白いT-シャツ、そしてブルージーンズ・・

テレキャスターを腰にかまえオーバードライヴのエフェクターをかけてヤマハのアンプに突っ込み、

オアシスのコピーバンドで登場する・・・

そんな、さわやかさんな高田純二が見られるかもしれません。


高田じゅんじさん、2009夏ヴァージョン予想図。

なごり雪

2009-03-11 02:07:32 | 社長の日記
なごり雪


StunFlyerのスタジオから上がり、外に出たら雪が降っていた。
金沢でも雪は久しぶりだ。

この季節外れの雪を見るといつも思い出す・・・
そんな雪にまつわる昔の話につきあって欲しい。



1992年、私は世界征服を目論み東京に出た。

さしたるツテがあったわけではなく、ただ単に金沢でくすぶっている自分が許せなかったんだな。

そんな中で結局はさしたる活動が出来たわけではなく東京は立川の工場で働きながら悶々している日々が続いた。

その期間の悔しさと研究の貯金が今の原動力にも繋がるのだが、そんな生活の中で音楽とまったく関係ない気の許しあえる仲間が出来た。

それまでの人生、音楽ばかりだったので楽しい日々でもあった。

東京人は冷たいと地方人はよく言うが思えば東京は地方人の集まりだ。

慣れないまったく新しい不安な環境の中、皆とてもよくしてくれた。

だが、そんなヤツらとも別れる時がきた。

金沢の石原篤史からスタンフライヤー参加のオファーが来たのである。
これは東京を後にし、金沢に帰ることを意味する。

だが、これには随分悩んだ。

彼女も東京にいたし仲間もいるし東京での音楽活動も微速ながら走りだしていたし、私は東京生活を楽しんでいた。
だいたい中央に馴染んだ人間にとって地方へ戻るということは勇気のいることだった。

悩みに悩んだあげく石原篤史とまだ見ぬスタンフライヤーの可能性に賭けたわけだが皆に言うのはつらくて…。

でも工場の仲間達みんな、東京で知り合った音楽仲間、離れ離れになることを嫌がり最後までグズっていた彼女さえも最後には心よく送り出してくれた。

そして工場で働く仲間達が私の送別会を開いてくれた。

しかもなんと参加者が多いからと上司のイキな計らいで社員食堂で。

たかが勤続2年、しかも外部派遣社員だったイナカ者の私の為に参加者は嬉しい事に異例の部長クラス以下50〜60名・・・

2次会3次会…宴は進み夜も更けたころ3月の東京に珍しく雪が舞った。

雪降る帰り道、皆しんみりして歩いている中いつも賑やかな先輩がつぶやく・・・

「なごり雪になったな。。。」

悲しい別れはイヤだからそれまでバカやっていた私だが、我慢していた感情がついにこらえきれなくなった。

とめどなく涙が目から溢れてくる・・・
それを我慢しようと上を向いた。
すると暗い天空より舞い落ちる白い雪が顔に降りかかっては融けていく・・

そして雪の中それ以上誰も喋らず、皆でこらえながら泣いた・・・

星さん、宍戸さん、伊藤主任、和樹、平間っち、よっちゃん、そして下地・・・
皆、いいヤツらだった。

そして懐かしいNO.4ライン・・・

皆、元気かな?


94年3月に降った東京の雪、私はあの「なごり雪」を生涯忘れない。

時代は変わる・・・2

2009-03-08 22:25:53 | 社長の日記
地元の有力CD店が倒産した。

アソコはヤバい・・・
実はこの状況はさるルートから情報はもう2、3年前から入手していた。

近い将来CD屋さんはもたないだろう・・誰もがそう思っていただろうがその現実が早くも来るとは思わなかった。

CD屋さんだけの問題では無い。
新譜CDが売れなければレンタルするCDも中古CDも今に無くなるから、私自身CDというモノの存在に昨年くらいから危惧を覚えていて、それは今年年初のブログにも書いた。

音楽を詰めたCDというアイテムを我が手に取り買うということが段々無くなり、ネット配信が当たり前になってきている昨今、自身の音楽のCD制作に疑問を感じてきていた。

音楽の入手手段がネット中心になってはCDを作る意義が無くなるんでは?と。
まぁ極論ではあるが。

しかし、これは私達作り手にとってもデメリットばかりではない。

ネット販売ということはCDのプレス、パッケージのコストがかからず手軽にリスナーに音楽を提供出来るようになり、リスナーにとっても安価で色々な音楽が手軽に手に入ることになる。

しかしこれは同時にアルバムとしての作品としての価値観が崩壊し、音楽は再びシングル志向になるのでは?

人々はサンプルを聴いて、ヒット曲のみダウンロードするようになり、作り手もそれを意識し音楽がインスタント的になるのでは?と危機感も募る。

それは本当にいいことなのか!?

その昔、まだLPレコードというモノがあった時代は曲を飛ばすのも邪魔クサイからツマラナイ曲であっても皆、ガマンして聴いたものだ。
しかし、そのツマラナイ曲にこそアーティストの魅力が隠されてたりして新たな発見をしたものだし、大体音楽を皆さん真剣に聴いていた。

それが時代がCDになり、曲を飛ばすのが簡単になり好きな曲しか聴かなくなるかBGMみたいな聴き方するようになった。
これがネット配信になると好きな曲しかダウンロードしなくなるだろう。

時代は変わるのだ。

しかし、思えば人類が音楽を録音できるようになり、それをさらに個人レベルで再生機器を持ち、自宅で気軽に音楽を聴けるようになってからまだ60年くらいしか経ってないのだ。(それに従い音楽を聴くという事が特別ではなくなり、ありがたみが失せた)

長い音楽の歴史・・・音楽はその過去60年以前は生演奏で聴くか、楽譜で手に入れるしかなかった。
その時代のほうが遙かに長いのだ。

その頃には当然アルバムなんて概念は無かったハズで、音楽自体も再生が出来ないんだから1曲も長かった。
なにせ一般の人はその時限りしか音楽が聴けないから音楽に対する集中力もあったろうからタップリ聴かせなければいけないし、聴衆もそれを望んでいたからだ。

生演奏を生業としている弾き手としてはその時代に生きたいと思うが、
しかし作り手としては思い通りの音楽を毎回同じく永遠に聴かせれるということではこの再生出来る時代は作曲者冥利に尽きると言える。

例えばベートーベンの演奏は当然録音されてないから、現在演奏されている自分の曲の演奏をベートーベン自身が聴いたらベストと思うかな?

時代は変わる・・・

いつの時代も本当のリスナーはいると信じて私達は最上の音楽を作るように心がけなければならない。

が、しかし。

その音楽をどのような手段でリスナーにお届けするかは時代が決める。
そしてその時代にあわせて音楽の形態も変化するのが進歩ってヤツだ。

その時代に遅れないように私達も変わらなければならないということだ。

次のJYOWZZやStunFlyerのアルバムはCDリリースの作業が始まっているからそうするとして、その次はどうかな?
どこまで時代は進むだろう?

私はノスタルジーに浸るのが大好きだが、時代はいつも進むことしか出来ず、後退は出来ないものだ。

たとえ一時的な懐古ブームやリバイバルはあってとしてもだ。

時代は変わる・・・

2009-03-07 02:40:31 | 社長の日記
山蓄が倒産・・・

たまたまテレビを見ていたら、驚きのニュースが飛び込んできた。

ニュースでは

「事業を停止したのは音楽ソフト販売会社「ヤマチク」と卸売り部門の「山蓄音配」です。
大正3年に山田屋蓄音器専門店として創業したヤマチクは1999年3月期には年商13億6700万円を計上していました。
しかしインターネットでの音楽配信の普及に伴い店舗販売は不振で、去年3月期の売り上げは8億5600万円にまで減少し、多額の有利子負債もあって負債の支払いが不能となり債務超過に陥っていました。
負債総額は11億円と見られています。」

とのことだ。

あの山蓄が倒産?
しかし、負債が11億?

あの規模にしては少ないのでは?とも思うが私も仕事柄思うのは有利子負債の債務超過・・・最近よくある話だ。

つまり銀行が将来性を考え、見切りをつけた。これ以上の借り入れなどを拒否したんだな・・きっと。
しかし、11億という額は経営者も最後の最後までがんばって万策尽きたんだろう・・

残念で仕方ない。

音楽のネット配信にレンタルCDに中古CD・・・
大手本屋さんのCD販売やブックオフなんかが乱立する中、マトモなCD店には厳しい時代になった。

同時に私達作り手のミュージシャンにとってもだ。

しかし、サンミュージックに続き山蓄まで・・・
私達、金沢市民は一体どこで新譜CDを買えばいいんだ?

山蓄といえば金沢市民にとっては地元の老舗CD店。
私達地元ミュージシャンのCDも置いてくれてて、スタフラのCDも置いて貰ってた。

一時は香林坊109にも店舗があったし、石川県下のみならず富山、福井まで店舗を展開していたのに・・・

山蓄は特にクラシック部門では草分け的存在だったらしく、一時はクラシック専門店舗まであったし、今の店舗でもまだネットが本格普及する以前のJ-POPがミリオンを連発していたころは駐車場に入れないことも多々あった。

それが今や・・・

あれから10年。
10年ひと昔というが、時代の流れは恐ろしい。

とはいえ、このニュースに驚きと悲しみと無情と寂しさを感じるのは私だけではないだろう。