続・社長のつぶやき

社長・高田純二が世間を鋭く斬る!!

迫る・・ショックやぁ

2009-02-28 01:34:36 | 社長の日記
いつだったか・・・
趣味で作曲していた曲が失われてしまった・・・

別にその曲をどのバンドでいつどうとか思っていたワケではなく、単に心の赴くままに鍵盤を叩き、自分でウットリしていた曲だった。

最近はバロック的な手法・・・いわゆる対位法が面白くて、最近の、特にJYOWZZの曲に取り入れていたり、研究していたりしていたりしてて、その曲も鍵盤で右手と左手を交互に、もしくは同時にメロディを進行させて遊んでいた。

その作曲をしているときはまるで自分がJ・Sバッハになったごとくの出来栄えで、単純なメロディーではあったがDmからB♭でAとかEとかに何かにとり憑かれたように上手に転調しながら1つの曲に仕上げれてた・・・と思う。

そんなに素晴らしい曲なら楽譜に書くとか録音するとかすりゃいいのに、私の持論で・・・

自分で覚えられない曲はロクでもない曲

というのもあって記録めいたことはいつも創作段階ではしない。

また、私の性癖として・・・

ショートケーキのイチゴは最後に食べる

というのもあって、導入部とかアイディアとかを作曲しといて、あとは機が熟すまで放っておくというのが常だ。

だから、なかなか最後まで作曲しない。

作曲は楽しい作業なので、その楽しみは最後までとっておきたいんだな。


その性癖が災いした。

ここ最近の雑事に追われ、まったくもってスッカリ忘れた。

メロディーはおろか、KEYもテンポも、何拍子かさえも。

せっかく楽しみながら続きを作ろうと思っていたのに・・・

いつもは覚えられない曲を忘れても未練はさほどないんだけど、今回は趣味で研究として自己満足の為だけに作曲していたから逆に覚えていたかった。

ああ、迫るショックやぁ~

また何かの機会でハタっと思い出すかもしれない。

しかし、逃した魚はデカかった

たとえ思い出したとしてもその想いがつきまとうだろうな・・・

でもそうして、さらに向上心が増すのが私だからいいのかも。

しかし、残念だ。
スマート・ブログをついつい書いてしまったのも含めてだ。

ああ、アホらし。

今週は何かと遅くなって・・まぁ毎週だが疲れた。

さて、寝よ寝よ。

皆さん、おやすみなさい

スマート・ブログ3日目だ!!

2009-02-27 03:09:55 | 社長の日記
今日はJYOWZZのスタジオ。

先日のライブの反省、復習に復讐をしたりして昨日も書いたとおり新曲「カサンドラ」の仕上げ作業に予定通り入った。

この曲はボサノバが基調になっているのだが、作曲はしてみたもののこのボサノバというのは私もメンバーもコピーすら経験がない。

そもそも作曲過程にあってもボサノバをさほど研究したわけでもなく、あくまでも「ボサノバ調」なのだが、結局、ベースとドラム・・・
つまりリズム的にはそのなごりがあるものの、曲自体はボサノバとクラシックとアメリカンロックを融合した形になったと思う。
それでいて一曲なのだからバンドアレンジは至難を極める。

メロディックな曲調になっているところがこの曲のミソだ。

私自身、どうアレンジしていいか演ってみなければギターすらどう弾いていいかわからない感じだ。

今日は理想には程遠いものの、1曲最後まで通した。

これで一応、曲の概要は私自身もつかめたから後は私の頭にあるイメージに近づけるために熟成してけばいい。

しかし、こんな一件混沌とした作曲/仕上げ作業が楽しい。

自分がイメージした曲が実際に音になり、またメンバーのアイディアで理想以上に仕上がるのは楽しいもんさ!!

この曲にかかってもう4週間くらいになろうか・・・ライヴで度々中断するから仕上りは遅れる。

ここでハタ!!と考える。

この楽しい作業を続行するのが楽しいのか、それともライヴをするのが楽しいのか??

どちらも楽しいが、いっそのこと曲の作品化を優先し無理してライヴなんてしなくても・・・なんて思いすら湧き出てくる。

だが、せっかく素晴らしく出来た曲は皆さんにも聴いてほしいし・・
でなければ自己満足で終わってしまうが、それの何が悪い?
自己満足すら出来ない音楽なんてやる意味がないだろう。
しかし、この楽しく仕上げた曲達の素晴らしさは皆さんと共有するのが本来の目的でもあるし・・・

このジレンマはミュージシャンで作曲家である以上、一生つきまとうんだろうな。

とにかく、この曲はこれからだ。

まだまだ課題が山積している。

しかし、これをクリアするのも楽しいものだ・・

ああ、眠たい。

スマート・ブログ3日目。

今日はこんなところで。

たぶん4日目はありません。



スマート・ブログ 2日目

2009-02-26 01:36:58 | 社長の日記
今日は前回、スタフラと一緒にDNAに出た森一郎とパブロックスのギタリストの村本クンに誘われてDNAのブルース・セッションに久しぶりに行こうと思っていたんだけど、仕事が終わらなくて断念した。

まぁ、楽しみにはしていたんだけど。

だから今日のスケジュールが空いたから作曲をしていた。
明日はJYOWZZのスタジオだから、今取り掛かっている次はボサノバを基調にした新曲「カサンドラ」の続きを書いてた。

これで前回のレゲエ調の「プチ・マーシュ」に続き、ラテン・シリーズ、私が指で弾く曲シリーズは2曲になった。

JYOWZZ用には、もうまたさらに次の作曲にも着手していて、次は本当はフラメンコ調でラテン曲を締めくくりたかったんだけど、作曲が進むうちにラテン的バロック調の曲になった。
曲名は「アロイーズ」

これも作曲はほぼ終了している。
あとはバンドのアレンジに相当の時間がかかるだろうが。

これでラテン・シリーズは一旦終了させたい。

JYOWZZにはさらに次の曲も着想は出来ていて、明るくカワイイ、クラシック調の「エイト・ブリッジ」・・・これはある有名な日本を代表するお菓子を食べながら作曲したから、その名前をもらった。

でもこれはまだまだこれから。
温めて楽しみながら書いていきたい。

スタフラも昨日書いた「DRY BOY」のあとに、ファンク的な曲も作曲してあって、曲は沢山あるんだけど仕上げてる時間が足りない、
ハッキリ言って進行がまどろっこしい。

ああ、私とバンドにもっともっと時間が欲しい・・・

今年に入ってからタガが外れたように作曲している、いや、したくてたまらない。

もっと時間が欲しい・・・

うーん、こんな感じのブログだと書いていても楽でいいな。
これくらいが皆さんには読みやすいサイズなんかな?

でも私は不満だ

スマート・ブログ

2009-02-25 02:23:59 | 社長の日記
今日はゾンビ・スタジオでStunFlyerのスタジオだった。

ここのところ新曲の作成が続いている。
今日は石原アッチョの曲をメインに仕上げ作業していた。

ギターソロの構成を変更し、多少エッセンスが加わったので曲としてさらに完成度が高くなったと思う。

曲調は8分の12拍子のロッカバラード風でアッチョらしい曲だ。
まだ題名は不明。

この曲を理解するのに世良正則&ツイストや沢田研二の曲を演ってみたが、特にアッチョの世良があまりにマッチしすぎるのでネタ的にOKだった。

それと、昨年末に初演した私の「Still Love」を練習していたが、この曲は4分の3拍子で途中から8分の6拍子的になる点が難しい・・・・

まだまだ改善の余地があると思う・・・いや、改善せねばならないな。
本当はもう一ヒネリ欲しいが、これはこれで素朴で良いのかもしれない。
しかし、曲としてはいいがアレンジにセンスが必要なのでもっと煮詰めて行きたい。

次は私の曲でベース・ギターが主体のジャズ/ロカビリー的な「DRY BOY」を本格的に仕上げの作業をしたい。

さぁ、これがオイラのスマート・ブログ。

一般的にブログとは長さはこんなもんでしょうか・・・

書くのに5分・・・
私的にはあまりに日記的、報告書的で物足りないが、こんなもんでいかがでしょうか?????

私は不満です


JYOWZZのライヴ終了!!

2009-02-24 00:30:27 | 社長の日記
昨日のJYOWZZの金沢AZホール公演、お越し下さいました皆様ありがとうございました!!
また、AZホールスタッフ、ブッキングマネージャー他、関係者の方々ありがとうございます。

さて、昨夜ののJYOWZZのセットリスト

JYOWZZ 08/2/22 AZホール セットリスト
1.ROXY
2.MinitMan
3.Pringles
4.Putit Marsh
5.Alantain

時間にして30分強?のJYOWZZにしては短いライヴだった。

でもきっと普通はこんなもんなんだよね、たぶん。

この短いセットリストのどれだけJYOWZZを詰め込むことが出来るか?
それが課題のライヴで、本当はもっともっとやりたかったがルールはルール。

それにしてもこういったホールクラスのオムニバスのライヴに参加するのは久しぶりで、沢山の人が来て前につめかけてくれ盛り上げてくれたのはうれしかったな、

ありがとうございます!!感謝します!!

ライヴ自体の出来は、そうやなぁ・・・
最近のJYOWZZは演奏的にも曲の仕上がりもライヴパフォーマンス的にも充実していて大崩れすることがなく、毎回のライヴは楽しく出来る。

今回もいつもより短かったのもあり、集中力、体力、曲数ともに余裕がある中、うまくJYOWZZを表現できたと思う。
最後のJYOWZZの大作「アラントイン」を演りすてしてステージから上がるなんて、「らしい」と思うから出来としてはあるレベル以上は維持出来た良いライヴだったんじゃないかな?

またJYOWZZとしては久しぶりのAZホールっていうのも意義があり演りがいもあったし、そこで普通に出来たのは収穫だろう。

まぁ、贅沢を言えばキリがない・・・
ミスはわりとあったがミスはつきもの・・・ミスを恐れ、挑戦を忘れたり、ビビッて萎縮して、お人形さんになって体が動かなかったり、自分が自分らしく出来なかったりするよりゃ全然マシさ!
それより独自に世界が表現出来、より「らしく」あればそれでいい・・・
なんたってライブなんだから。

許せないのは狎れすぎて惰性でライヴしたりお客さんを目の前にしているという緊張感の無さからくるミスだが、私のバンドに限ってそれはありえない。
なぜならもしあったら既にメンバーではなくなるからだ。


そんな中でも信じられないミスをしたのはこの私・・・
1曲目のROXYがスタートし、順調にオープニングが進む。
そしてBメロで

「さて、ここでジェフベックばりにアームで感情を表現するか!!」

とおもむろにアームがあるべきところに手をやると、空振りする・・・

アレ!?とギターに目をやると

「あ!!アームが無い!!」

何と、アームをギターに取り付けるのを忘れてたのであった!!


(*アーム・・・この右手下にぶら下がってるバーな!!)

この前代未聞のマヌケなミスに自分自身焦った

まぁどうしてもアームが無くてはならない曲ではないが、あって欲しい曲だったからなー。
仕方ないからブリッジを手で引き上げアーミング効果をしていたりしていたが、次のミニットマンではどうしてもアームが欲しい!!

でもROXYが終わるとMCをしなければならない・・・
アームが入っているアンプの上に置いてあるJUNJI-BOXまで私の立ち位置から5歩の位置・・・

JUNJI-BOX・・・ピック、ボトルネック、アームなどのパーツが入っている。

どのタイミングで取りに行くか?わりと広めのAZのステージがさらに災いした。

ROXYはギターがメロディーのメインなので、曲中にアームを取りに行きギターに取り付けるのは不可能・・・
うーん、と弾きながら悩んでいると構成を間違えまたもやミス!!


「えーい、ままよ」

これ以上のミスは許されない・・・
アーム無しで開きなおるしかなかった。

そこでライヴのテンポは少々悪くなるがミニットマン前のMCで公然の前でアームを取り付けたのであった。


ここで皆さん、矛盾に気づくだろう。

オマエ、冒頭でミスがどうとかエラそうなこと書いてたよな?
どうねんて、緊張感がねーがんねーが?


と金沢弁で言いたくなるだろう。

違えんちゃ!!

実は私はこの日、調子があまり良くなかった。
リハでうまく弾けなかったのだ。

だから、本番前に家に帰り練習しようとか思ってて・・・
ギターケースにギターを仕舞う際、アーム取り外してそのままになってて・・・

言い訳無用!!

ハイ、申し訳ありません。
以後、注意します

だが、サブ・ギターにはしっかりアームが取り付けてあるのにナゼ、メインには・・

わからない。

時に自然とは非情なものだ・・・

と納得するしかない。

おっと、しまった!!
またもや。皆さんにはほぼイラナイ情報ばかり書いてしまい長くなってしまった!!

「じゅんじさんのブログって毎回長いですよね?」
とあるギタリストに指導を受けたばかりだった!!

さ、次回はコンパクトに・・・

スマート・ブログを目指し、がんばります!!

日曜のライヴ。

2009-02-21 00:35:45 | 社長の日記
昨日はJYOWZZのライヴ前の最終スタジオ。
毎度のことながらセットリストの作成には頭を痛める。

特に今回は久しぶりのアズ・ホールで、ワンマンとかではないからあまり勝手は出来ないし・・・

凝縮したJYOWZZの魅力をホールクラスで発揮しなければならない。

今回は私も迷うので色々、メンバーを話し合って決め、結果的に新曲をフンダンに取り入れたセットリストになった。

でもまぁ、昨年はJYOWZZも新曲が増えたので、どの曲をチョイスするか?悩めるようになったんだなぁ~と思う。
2~3年前では考えられないことだ。

私は作り手で、何でもかんでもヤリたがる。
それは時にして極端に走ることが多く自制出来ないこともあるからそれをメンバー・・・
特に後から入った若にアッキーは私なんかよりゃJYOWZZを客観的にみることが出来るから意見を聞くことが多い。

ライヴは私達のヤリたいこととお客さんが聴きたいところの落としどころを探り、バンドのイメージを大切にセットリストをつくらねばならない。

そしてまずは自分達が楽しめるようにしなければ、お客さんに伝わる良いライヴにはならない。

私達は聴衆の奴隷ではなく、だが聴衆をベースに音楽を提供する。

これは私の持論だ。

まずは自分達ありきなのだが、自己満足では終わりたくない。

JYOWZZの場合は尖がった音楽なのでチャレンジ的なこともあるからなおさらかな。

音楽的にもエンターティメント的にもライヴなんだから、お金を払ってわざわざ観に来てもらうのだから、常に金額の3倍の価値を提供したいと思う。

その為にはどうすればよいか?

私達は真剣に考えなければならない。

ハイ!一丁あがり!!
のライヴだけはゴメンだ。

毎回、どんな小さいライヴであっても変わらない・・・
失敗は許されない真剣勝負ライヴになるが、こと地元のライヴには気を使う。

今年のJYOWZZの金沢でのライヴはこのアズのからスタートするので、気合い入れてやりたいと思う。

来て下さる皆様、お楽しみに!!

さーて!!

2009-02-18 23:43:24 | 社長の日記
来週のジュンジさんは!?


2.22 JYOWZZ in 金沢AZホール!!



ダ!!


2009.2.22(sun)Rockin' STAGE vol47
【会  場】金沢AZ
【時  間】OPEN17:30/START18:00
【料  金】前売り\1200(+ドリンク代\500)
【出  演】JYOWZZ/dizzy/NEVER CLOSED 他


JYOWZZが久しぶりにAZホールに登場!!

本当に久しぶりで実に3年?いやもっと以上ぶりか・・・

さて、どうやって攻めるかな?
明日、JYOWZZはスタジオなのでそこでセットリストを決めるかな?

多分、新曲中心のセットになるだろう。

チケットのお問い合わせ
メール:info@kanazawa-az.com
電 話:076-264-2008
更新・運営 金沢AZ
まで。

みなさんのお越しお待ちしております!!

歩き始めてみたものの・・・

2009-02-17 02:11:34 | 社長の日記
うーん、一向に体重が落ちない・・・
よって、私の体重と腹まわりは高田純二史上、最大の危機的状況を迎えているといえる。

困った困った。

歩きに関して、前にエラそうに書いてはみたものの成果が表れなきゃ、負け犬の戯言ですな、

困った困った。
今日は金沢は雪が降り、そんな中を歩くのはロマネスクな行為であるが、歩いて成果が出ない原因は実はわかっている。

まずは

距離が短い。


万歩計などで計ったわけじゃないが距離にして2kmくらいと思われる。
最初は歩くのも遅くて20分くらいかかっていたが、最近は真剣に歩けば15分強で会社に着いてしまう。

話しによると有酸素運動で脂肪を燃やすには20分連続の運動が必要だとか・・・

ちょっと足りませんな。

だからといって朝のクソ忙しいときにタダでさえ寝不足でフラフラになりながら歩くのだからワザワザ遠道までして脂肪を燃やす気にはならない。

と、こんなこと言ってるから効果が上がらないんだな・・・

困った困った。


もう1つの要因として・・・

帰り道に自販機とコンビニ、カレーショップがある。


例えばこうだ。

暗く寒む~い中、テクテク歩いているとそこにオアシスがある。

あっ、あれに見えるは自販機ではないか!?
私はジョージアのエメラルド・マウンテンが大好物だ!!

寒い中、タバコを吸いながら温かい缶コーヒーをすすり、感慨深げに物思いに耽る、これが至福の時なのだ・・・


そしてある時はこうだ。

寒くて仔猫のように震える夜・・・

お?あれに見えるのはファミマではないか!?

そういえば今週にヤンマガとモーニングを読んでないなぁ
おっと立ち読みだけして出るのは仁義に劣る行為だ、せっかくだからアンマンでも買っていくか・・・

こうゆう日もある。

残業で遅くなり腹がへって遭難しそうな夜・・・

やっ!?あれに見えるのは55カレーではないか!?

おっと、今日は5の付くサービスデー、ここはひとつ漢の定番、ロースカツカレーにエビフライをトッピングしてくれるわ!!


かのように私の帰り道は私を陥れようとする魅惑的な罠が多々あるのだ!!


って、

そんなことしているから成果が出ないんだ!!

本気でヤセる気があるのか!?高田純二クン。

昔はいくら食べても太らない自負があったが、それは風と共に去ってしまったゼ、スカーレット。


もう歩き始めて早や3週間。

歩くことは苦痛ではなくなり、早や歩きをしても息は切れなくなった。
ちょっとだけ体力とスタミナのポイントがアップはしているみたいではあるが、本来の目的は全然成果を見ない。

まぁ、太ったとはいえ腹まわりだけで人にはバレてない(と思う)今のうちに何とかしとかなくては・・・

うーん、やっぱりビリー隊長に入隊するか、ハードコア・リズムダイエットなどの積極的手段を講じなければならないのか・・・

オレハ スグ ヤセラレル。

甘い幻想を抱いていたぜ・・・

いやぁ~

困った困った。

ジェフ・ベックを見てきた!!

2009-02-15 03:48:37 | 社長の日記
先月に引き続き、大物来日ミュージシャンが、ここ金沢にやって来た!!

今回は、こともあろうことか、かの有名なロック3大ギタリストに数えられる孤高のギタリスト・・・


ジェフ・ベック。

彼を知らないギタリストなぞ存在してはいけない、いや、ミュージシャン、音楽リスナーを自負するならば絶対知ってなくてはならない天才だ。

私も幼少の頃から・・・特に17歳くらいだったかなぁ、初めて聴いてその独創性にヤラれたもんだ。

しかし、その独創すぎるスタイルからエリック・クラプトンにジミー・ペイジと共に3大ギタリストとされているが、その中では一番マイナーで爆発的には売れたことがない。

だが、私が思うに一番天才的であり、売れなくてもいいのだ、この人は・・・イヤ、売れちゃいけない。

その独創性は今も健在で、すでに65歳になろうとしているジェフは未だ音楽とギターの可能性を追い続け、挑戦しつづけているのだ。



これはクラプトンが歌唄いのオジサンになり、引退同然に陥っているペイジに比べるまでもなく、まだまだハングリー。
未だ、色あせることない現役ギタリストとして世界の最先端を走っていると言えるだろう。

私もかつて、多大なる影響を受けた。
そんなに沢山作品を聴いたわけではないが、第一期ジェフ・ベック・グループに第二期の「ラフ・アンド・レディ」。
これは良くコピーしたな。

そしてベック・ボガード&アピスいわゆる「BBA」も。

そして現在のフュージョンの元祖、始まりと言ってもおかしくないかったらしい
「ブロウ・バイ・ブロウ」、「ワイヤード」。

この2枚のアルバムは本当に凄かった・・・
まぁ、コピーなんてする気にすらならなかった。

この頃から殆どピックを使わなくなったジェフ・ベックは、その音楽性とギターの表現力から他の追従を許さない、孤高の天才ギタリストになった。

ある人がベックを表現した有名な言葉が残っている。

ギタリストは2種類に分けられる。
それは、ジェフ・ベックとジェフ・ベック以外のギタリストだ!!

これは、本当にうまいことを言う・・・・
正にその通りだ。

誰も彼の真似を出来ないし、しちゃいけないし、してもスグにコピーだって分かる。
それくらい個性の強いギタリストと言える。

言っておくが私がギタリストとして尊敬・敬愛に値するのはリッチー・ブラックモアと、このジェフ・ベック、そしてジミ・ヘンドリックスの3人だけだ。

さて、このジェフ・ベック。
ギターも個性が強いが、その人間性も個性的。

どれだけ評価が高かろうが、気にいらなければバンドを簡単に破壊し続け、メンバーも簡単にクビにし、またライヴのドタキャンも当たり前・・・

この日本にも私は音楽を聴き始めて以降、ミックジャガーと来日するのもドタキャン、かつての盟友、ロッド・スチュアートとの来日も事前にケンカしたとかで実現しなかった。

これが全然許されるのはジェフ・ベックとリッチーブラックモアくらいだろうな!

そんなジェフ・ベックが果たして本当に日本のさらに裏側の観光都市である金沢に本当に来るのか??

当日、おめでたく会場に行くと・・・

「本日のジェフ・ベック公演はジェフ・ベックは参加しません」
とか、張り紙してないだろうな?
などと思いを巡らしていた。
(かつてディープ・パープルでリッチーが来日しなかったときはこうだったのを体験している)

本当にあのジェフ・ベックが、伝説のギタリストが見られるのか半信半疑だった。

今回もさるルートからチケットを入手し、今回は後ろの方で観た。
今回もあいかわらず音楽関係者が多かったな、しかも不良中年ばかりで、さながら同窓会みたいな様相すら呈していた。

だが、私も不安ではあった。
ここ最近のアルバムは「ギターショップ」と、その次のくだらないオールディーズのカバーアルバム(失礼!!)しか聴いてない、私はベックについていけるのか?と。
その個性的でマニアックな音楽性にだ。

このマニアックなライヴなのに厚生年金会館はほぼ満員なのには驚いた。
本当の音楽ファンっていうのは金沢にもまだまだ沢山いるんだなぁ

そしてライヴが始まった
本当にジェフ・ベックがそこにいた・・・

ライヴ自体はスロースターターな感じだったが、次第にボルテージが上がっていく。
往年の名曲も交えながら、独特の世界を構築するジェフ・ベック。

あの艶やかで表現力たっぷりのギター・・・
久しぶりにライヴでマジでトリハダがおさまらなかった。

絶対!!ああは弾けない。

特に誰もが知るビートルズの名曲「A Day in the Life」
は圧巻だった。

あの曲をチョイスするのも挑戦的だが、こうまで甘く弾けるのか!?と。

"A Day in the Life" Jeff Beck Tal Wilkenfeld Crossroads 07




そして、同じインスト・バンドをやる者として楽曲も驚異的だった。

「ああ、こんな手法もあるのか」
とか、

「これは逆立ちしても絶対ムリ!!」など・・・

いやぁ、ここまで感激し、考えさせらるライヴも珍しい。

ギタリストなら誰もが思うだろう。

「オレも、ああ弾ければな・・・」と。

同じギタリストなのにナゼこうも違う?
指で弾くということはここまで素晴らしいことなのか?

しかも同じストラトを使い、スペックもそんなに特別ではない。

そして私と同じく、ほぼエフェクトを使用せず、ギターのヴォリュームにボトル・ネックにアーム・・・

それで信じられないフレーズに表現力・・・圧巻だった。

テクニックとしてはギターオタク系の無骨でセンスのない超絶ギターテクニックではなく、いわゆるスーパーバカテク的なアホみたいな意味の無い早弾きなんかじゃなく、音楽的、芸術的センスに基づいた表現力としてのテクニック。

まるでギターじゃないようなサウンドをうまく表現にのせて、さらに深みを醸し出していた。

私もこれだけギターを弾いているのに、どうやって弾いてるかわからない箇所が随所に見られ、それがテクニックをひけらかすようではなく、必要だから生み出したサウンドと言うべきか・・

まぁボトル・ネックを指で弾きながら、余計な弦をミュートしてアームでビブラートしながらヴォリューム奏法をするなんて、
あと2本くらいは腕が無いと普通に無理!!

ギターにはまだまだ可能性があると思わせられるギター奏法で、この人は未だにギタリスト小僧なんだろうな、きっと。

とにかく素晴らしいの一言に尽きる。

しかも、ライヴ中、MCは一切ナシ!!
というのもジェフ・ベックらしい。(まぁ英語でMCされても私にはわからないが・・)

本編が終わるときに簡単なMCにメンバー紹介があっただけ。
しかも日本語を覚える気はさらさら無いらしく、
ありがちな「ドモ・アリガトウゴザイマス!!」などのサービス精神もまったくナシ!!

だがそれは絶対して欲しくはない!!
だって、それがジェフ・ベックだからだ。

でも、ライヴ中や最後のMC、さらにアンコールでも終始上機嫌な感じでアクションなんかも激しかった。(ジェフ・ベックにしては)

今回はツアー・メンバーも凄かった。
かつて確かラリー・カールトンなんかとも演っていたスーパードラマー「ヴィニー・カリュータ」はゼヒ観たい私の大好きなドラマーだし、ベースは、かのカワイイ女の子・・・

タル・ウィルケンフェルド 
今回のジェフ・ベック公演は事前にあるライヴハウスでライヴ映像を観て絶対行きたい!!と思ったんだけど、その映像にも彼女は弾いていた。

調べてみると彼女はオーストラリア出身で、まだ21歳!!
しかもベース歴5年!!

そんな女の子が伝説のギタリストとワールドツアーに出る・・
才能とはあな恐ろしや・・

しかもうまくて、カッコ良くて、かわいいなんて私に人生にケンカ売ってるとしか思えない。

ジェフはきっと彼女がいるから上機嫌でツアーをしているに違いない!!
二人のラヴラヴ・ベースソロもあったし
(しかしこの娘、長いギターソロのときはステージに女の子座りしていた)

間違いない!!

しかし、今回もいいモノを観させてもらった。
やはり超一流のモノは観とくべきなのだ。

観た人々の評価はあの独創的でマニアックさから様々だろう・・・
しかし、私個人はライヴが終わってからも顔は紅潮し上気したままで熱い想いが残り、あとはため息しか出なかった・・・

そして、それだけ感動したのに完全にノックアウトされ、またもやコピーする気がまったく失せてしまった。

観なかった人、観れなかった人はまたもやコレでも観てくやしがって下さい!!

Jeff Beck & Tal Wilkenfeld - Cause We Ended As Lovers

タルちゃんのベース・ソロも素晴らしい。

Jeff Beck - Blue Wind

ジェフ・ベックといえば、この曲!!という人も多いだろう。
私もその一人。

当然、この曲とか名曲「Led Boots」も演奏していたYO!!

いつかは私も、ここまで孤高に登りつめてみたいものだ・・・

だが私は案外お人好しでナイーブなので無理かな?

この発言に対しても私を知る人々の評価は様々かな・・・






歩き始めたギタリスト

2009-02-13 02:28:16 | 社長の日記
かのように歩いて通勤を始めたが、この金沢で生活していて徒歩で通勤、かつては通学なんて中学生以来だと気づいた。

思えば社会不適応なダメな私でも生活の為には仕事をする。
その仕事にはいつも車か、東京時代でも金沢の街中で仕事していたときでも原チャリ、もしくは電車かバス。
大学も原チャか車だったし、高校時代は自転車通学だった。

幼稚園はバスでお出迎えだったから徒歩で通勤・通学というのは小中学生の9年だけだった。

歩くと良くわかる。

いつも流れている風景がつぶさに見れるので、

「ああ、ここにこんなモンあったんだ」とか

「この家って立派だなぁ、どんな人が住んでいるんだろう?」とか

「今日は寒い暖かい」とか・・・

季節の移り変わりに敏感になるし、色々と観察も出来るし、人々の生活に想いを巡らせることも出来る。

さらに普通にヒマなのでボケ~とした時間が現れる。

この21世紀は情報の時代であり、テレビ、ラジオ、パソコンに携帯電話とイヤでも情報が流れ込んでくる。

つまり真からボケっと出来ないのだ。

それが歩いていると携帯でサイトを見るとかしない限り情報に惑わされることなく、誘惑に負けることもなく本当の自分の時間が持てることがわかる。

この貴重な時間にこれから始まる仕事のことや、キチンと考えとかねばならない事を熟考することが出来るし、私はミュージシャンなので作曲だって出来る。

家に帰れば自然にテレビのスイッチを入れ、車に乗ると普通にカーステレオの電源を入れ、会社に着くとパソコンの電源を入れ、それでもヒマな時は携帯をイジる・・・
21世紀の現代人はとにかく情報の仕入れに忙しい。

これって本当に良いことなのか?

情報に踊らされているだけなのではないだろうか???

私は常々そう考えていた。

だが、悲しいかな・・・
そこにテレビがあり、パソがあり、携帯があるから習性でスイッチを入れてしまう。

どうせ自分では処理しきれない情報が氾濫している。

かつての偉人達はそんな余計な情報なんかなくても、いや、多分なかったから偉大な功績を残せたんではないだろうか?

どれが自分にとって必要な情報で、どれが余計な情報かは自分では判断できないくらい情報は勝手に入ってくる。

それって本当に自分の為になるのだろうか?

もっと自分に必要なだけの情報を得て、あとは内面で自分なりに消化しなければせっかくの情報も無意味なんではないだろうか?

より多い情報を得た人が本当に勝利者なのか?
世界中に人々が同じ情報を垂れ流しで得ていては逆に没個性になるんではないのか?

21世紀・・・

情報は国境を越え世界に飛び回り、タイムラグが存在しない時代だ。
世界の果てまでも24時間以内に行け、リアルタイムで地球の裏側だって覗くことが可能な21世紀。

だから私は逆を行く。

そんな時代に機械を働かせるわけでなく・・・飛行機、電車、車、バイク、自転車に乗るのではなく、生まれもった自分の足で歩く・・・

この時代に凄くアナログな行為と言える。

だが、こんな時代だからこのボケっとした時間は大事にしたい時間なんだなぁ~と思える。

そして私は明日も歩くだろう。

今は自分と自分の今まで得た情報を自分のセンスで自分のものにしたいからだ。

こうゆうアナクロと思われる行為もいいかも。

健康の為、ダイエットの為とはいえ、私はその他で大きな収穫を得たような気がする。

いつまで続くは疑問だが・・・