地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

塾にセカンドオピニオンは存在しない

2021-09-25 12:02:40 | 日記

ウチの塾では

ゼロに近いくらい

殆どいないのだが、

ほかの塾との掛け持ちの子。

 

中学生になると、

塾の掛け持ちのパターンは

「集団塾に行っていて、

 怪しげな科目を個別で」。

 

さて、塾の掛け持ち、

塾の先生としては、

「別になんでもいい」

という場合と、

「全部ウチでやってほしい」

という場合の

どちらもあり得るようだ。

 

先生のタイプや

指導のタイプにもよるよね。

 

高校受験に向けて

5教科トータルで

指導する塾の場合は、

圧倒的に

後者のタイプが多い。

 

高校生は

割とそういう掛け持ち系が

功を奏することもあるが、

中学生で

あれこれ掛け持つのは、

時間や人間関係の面から

あまり勧めたくない。

 

高校生は、

科目の指導ができる先生が

限られている。

 

英語は英語の専門家へ、

数学は数学の専門家へ、

国語は国語の専門家へ、

予備校のように

各科目の専門家が

揃っているところなら

1箇所で済むが、

現実問題として

ここ栃木では、

そんな予備校は存在しない。

 

5教科対応というと

ビデオ映像を思い出すが

映像授業は

もはや論外というレベルにまで

質が落ちてきているのは

素人目にもわかる。

 

個人塾の場合

一人の先生で

全てまかないきれている塾は

本当に稀で、

何名かで分担しているのが

ほとんどである。

 

私の場合、

中学生は全教科、

高校生も

歴史以外は

なんでもございなのだが。

 

中学生に

ちょいちょいあるのが、

「他で英語やってます、

 数学見てください」

と来られるパターン。

 

まずは

数学からスタートする。

 

定期的に英語も見る。

 

いま通っている

他のところに対して

気持ちを害さないように

出来具合を報告する。

 

これはデフォルトである。

 

いわゆる、

セカンドオピニオンである。

 

医療に関しては

だいぶ進んできた発想だが

教育の世界では

進んでいる感じがしない。

 

塾の場合、

合否がモノをいう世界だから

塾を掛け持ちする子に対しては

責任逃れをする先生が

多いと思う。


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受験勉強で回していく両輪とは?

2021-09-24 05:25:00 | 日記
受験勉強には2種類あることを
肝に銘じてほしい。

一つは、
毎日取組むルーティン学習。

もう一つは、
一定期間集中的に取組む課題学習。

ルーティン学習では、
毎日やり続けることで効果が出る
計算力、リスニング、文法、語彙など
英数国を中心とすること。

課題学習では、
理科や社会や数学の単元別学習など
克服したいテーマの学習に
集中的に取組むこと。

スポーツで例えると
筋トレやランニングや体幹トレ等
にあたるのがルーティン学習である。

言いかえれば基礎体力を作る練習だ。

一方、
守備の連携やフォーメーション練習等が
課題学習にあたる勉強と言える。

受験生は
何かと課題学習ばかりやりがちだけど
ルーティン学習で
勉強の基礎体力をつけないと
真の実力は伸びていかない。

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4年後、就職ないよ

2021-09-23 17:07:00 | 日記

今年は珍しく、

10月から入塾してくる子たちが目立つ。


入塾相談会で

「キミらはホント大変だよ、

だって4年後は就職ないんだから」

と、ヒロユキっぽく

話したからかもしれない。


今の子たちは

安定志向で

全くといっていいくらいに

上を目指さない。


しかし

その安定ってヤツは

昔ほど簡単に手に入らないんだよ。


現在の世の中で

一番、必要ないのは人間だ。


だから

替えの効かない人間に

キミら自身がなるしかない。


将棋で藤井くんのように勝ちまくるとか、

オリンピックで金メダルとるとか、

ルックスがよければ俳優や女優になるとか。


しかし18歳の時点で

そんな人なんて、

数えるほどしかいないよ。


だったら

学歴をつけるしかないんだな。


残念ながら

高学歴でなければ

属することが出来ないコミュニティというのが

この世の中には、たくさんある。


そして学歴は

たいていの人にとって

努力の延長上にあるものだ。


「ドラゴン桜」で

バトンミントンやってる女の子の父親が

「大学なんて何もない奴が行く所だ」

と叱咤するシーンがあった。


確かにその通りかもしれない。


だけどね、

それによって

何にもない人間が

ステータスと自信を得る事は

言うまでもなく価値のあることで、

その後、

何かある人間になっていくんだよ。


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下野模擬テストにみる、高校入試の変化に気づけ!

2021-09-20 05:09:00 | 日記
下野模擬テストの返却が始まった。


今までやってきたことの成果が

点数となって現れてきた子が

多くなっているのが嬉しい。


栃木県の入試は

「短時間で効率よく」勉強したい子たちを

徹底的にふるい落とし

「コツコツ積み上げて」勉強してきた子たちを

拾いあげて合格させる

というスタイルに変えてきている。


だから、ウチの塾では

昨年度に比べて3倍の量の

宿題プリントを出して

これに対応している。


質より量ではない。


質を落とさずに量を増やすことが必要。


このことに気づかないと

合格は、

ますます遠のいていくよ。





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勉強が仕事をするよりツライ理由

2021-09-19 10:43:00 | 日記
仕事には、「締切」があって
それを守らないことには
多くの人に迷惑がかかるから
例え気分が乗らなくても
やるしかないのだが、

学生の勉強は
サボったって誰にも迷惑かからない。

自分が
成績落ちたり
入試で不合格になったりするだけだから
それを甘受するならいくらでもサボれる。

ある意味
「自分を律する力」が強くないと
どこまでも落ちていってしまうのは、
大人より
小中高にいるキミたちなんだよなぁ。



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