地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

先生の言うことなら聞くのだけれど…

2020-08-14 10:47:41 | 日記

「ウチの子、

親の言うことを聞きません。

先生の言うことなら聞くようなので、

先生から何とか言ってください」


僕自身も何度となく

言われたことがあります。

実際にその生徒は、

僕とまともに話ができますが

確かに親とは話をしないのです。


だから僕も一生懸命に

生徒と話をするのですが

そういう状態が

事態を好転させるかというと

「そうでもない」

ことが多いのです。


彼らにとって、

親はストレスであって

塾講師がノンストレスなのです。


心を開いて当たり前。

自分の精神に

害を及ぼさないですからね。


でも、僕らが彼らを

「あるべき姿」に

変えようとした瞬間、

彼らにとって、

僕らも「ストレス」になります。

結局は親と同じ扱いを

されてしまうのです。


だから、いつまでも

ノンストレスでいるしかありません。


それは事態を好転させません。



我が子に拒絶された親は

我が子とまともに話が出来る存在を

「すごい存在」と認識します。


だから、我が子が

まともに口をきく「先生」なら

我が子を改善できるのではないか

と思うのでしょう。


でも、それは難しいのです。



「先生」であっても、

子どもを「改善」しようとすれば

同じく「ストレス」扱いをされます。



まともに話ができる、

という状態を維持するには、

「改善」を意図しない状態を

維持しなければなりません。


ノンストレスであるには、

それしかないのが現実です。

我が子と口をきかなくなった。


でも、塾の先生とは話をする


それは「当たり前」です。


塾の先生とすら

話をしなくなったら、

ある意味で、

「もう終わっている」

と考えたほうがいいです

解決するのは、

もう「時間」だけになった

ということですから


ここで、親が取るべき道は?


まず、
我が子が親と会話しなくなるのは

「当たり前」のことです。



そのときに

「塾の先生だけは話をする」

のも「当たり前」なんです。

そして、

「塾の先生と話をすることで

事態が改善する」

と考えるのは間違っています。


最終的に我が子を

変えることができるのは、

世界で唯一、「親」だけです。

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