地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

塾で英語と数学しか習ってないって、大丈夫?

2021-08-18 11:33:00 | 日記

中学生の塾選びでは、

数学と英語の需要が圧倒的に多い。


「国語は塾でやっても変わらないでしょ?」

「理科と社会は、結局は暗記でしょ?」

というところから、

塾の授業は、数学と英語に集中してしまう。


本当に、これで高校に受かるのだろうか?

 

国語は、正しく学習できるかどうかで

最も違いが出る教科だ。


現時点で点数がイマイチならば、

塾で学べば効果が期待できる。


また、理科と社会は

単純な暗記科目でないことは

最近の入試問題をみればわかるだろう。


暗記するのは、初めの一歩だが、

これにもやり方がある。


たとえば、理科では「玄武岩」を習う。


この時に

「リカちゃん焦ってゲロ吐いた」

って語呂合わせで覚えることもあるが、

玄武岩が黒いというレベルまでは

暗記しなければならない。


この辺で覚えることが多くて

「ダメだ!」っとなられる子たちも多いが、

玄武の意味からして、黒色に決まってるでしょ?

というところから、

方角の話や中国の歴史の話にまで

知識を広げられる。


複合的な要素を含ませることで

記憶に残りやすくする。


他教科にも好影響が出る、

「賢くなる」勉強のやり方だ。


次は覚えた知識を活用する段階。


高校受験レベルだと

「思考問題のパターン」を大量に刷り込むことで

乗り越えてしまえる(最難関レベルは除く)。


ただ、それをやってしまうと

十中八九、大学受験で、行き詰まる。

 

当然ながら、数学も英語だって

重要度だし、緊急度が高い。


特に英語は予想通り、

教科書改訂でかなり無理がきている。

 

こういうのを踏まえた時に、

教科ごとに時間を切ってやっていくのは

どうにもなぁという感じになってきている。

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