地方の個人塾から難関大学へ合格させるメソッド

塾長が、ホンネをつぶやきます

期末テストを終えて感じたこと

2020-07-17 17:00:59 | 日記

ウチの塾の子たちが通う中学の

期末テストが終わりました。

 

今回は久々の定期テスト。

 

どうやって

我が塾の子たちは

テストに立ち向かうのか?

 

僕たち講師は

今まで以上に注目していました。

 

そこで感じたことを

書いていきます。

 

例えば

試験範囲のワーク1回点目、

テスト3週間前に解かせると、

飛び切り出来る子、

飛び切り出来ない子を除いたら

ワークの正解数は

あまり大差ありません。

 

それがテスト1週間前になると、

ものすごい差が出てくるんです。

 

苦手はできる子にもあります。

ところが

できない子が素通りする苦手を

できる子は期間の中で、

苦手を克服してしまいます。。

 

繰り返しや反復が

何よりも大切なのは当然ですが、

自分の苦手を自覚して、

「やらなきゃダメ」となるか

「出来ないからムリ」となるかで

道が大きく分かれてしまいます。

 

できないことに対する

覚悟が重要なんです。


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習い事があるから、塾には入れません!

2020-07-17 09:22:37 | 日記

長いこと塾をやっていると

生徒の「習い事」

との兼ね合いで

様々な場面に出くわします。。

 

一番多いのが

「〇曜日は習い事があるので

 塾に来られません」

という理由で

塾に入るのをやめるケース。

 

水泳、ピアノ、野球

習字、そろばん、ダンス

陸上、剣道、英会話

 

ここで今日のテーマです。

 

この習い事は

何のためにやらせるのか。

 

何をきっけかに始めたか

 

どうしてやらせるのか

 

いつまで続けるのか

 

止めるタイミングは何だろうか

 

30年近くの塾経験から

話してみたいと思います。。

 

始めるきっかけは

一番多いのが

「仲良しの子がやっているから

 自分もチャレンジしてみたい」

 

子ども自身が

言い出すこともあるし、

ママ友の影響もあります。

 

親がどうしてもやらせたい、

という場合は

「習い事」のレベルを

完全にオーバーします。

 

プロ選手にしたい!

 

こういうケースは除きます。

 

「習い事」のレベルに限定します。

 

始めるときは

「軽いきっかけ」

であることが多いです。

 

英会話も、

「それを将来の仕事の武器に!」

というよりは

「やっておけば有利かな」

という程度の親が多いはずです。

 

いったん習い事が始まると

決まった曜日、

その習い事に時間を使います。

 

最初こそ大変だが、

しだいに

「習慣」になっていきます。

 

「負担」じゃなくなるのです。

 

習い事が続くか否かは、

まずこれが大切でしょう。

 

次に

習い事の送り迎えの時に

我が子の姿を見ると

これが親にとっては

面白いし嬉しいのです。

 

我が子が

楽しそうに頑張っていたり、

けんめいに取り組む姿を

見るっていうのは楽しいもんです。

 

小学校生活が始まると

我が子の頑張る姿って

見る機会が少ないです。

 

運動会、授業参観

は定期的にあるけれど

習い事の練習風景や

試合や発表会を見るようになると、

学校のイベントは

あまり感動しなくなります。

 

こんなことが

習い事を続ける理由の一つでしょう。

 

加えて習い事のコミュニテイ中で

人間関係が生じてきます。

 

先生との関係

チームの仲間との関係

ママ友との関係

 

こんなものが

自分の生活の中に

どんどん組み込まれると

いっそう習い事が

生活の中で

大きなウエイトを占めます。

 

要するに

辞められなくなるです。

 

小学校の高学年にもなると

習い事の

「我が子の能力」や「可能性」

がイヤでも見えてきます。

 

その分野で食べていけるとか

その道の推薦で進学できる

可能性がわかります。

 

これは親が冷静さを欠きます。

 

うちの子がチームで一番上手いとか

コーチに認められるとか

親の立場からすれば

うちの子が一番デキるって思いたいし

素質があるって

少しでも感じたいのです。

 

でもね

小学校卒業までに

「関東ではライバルなし」

のブッチギリ状態でもない限り

早い段階で才能の限界は見えてきます。

 

例えばプロ野球の世界、

ドラフトで何人の選手がプロになります?

 

私たちの住む県を見たって

プロ野球選手は

2軍も含めて5人もいないです。

 

リトルリーグでレギュラーだとか、

地域の選抜選手に選ばれたとか、

市のコンクールで金賞取ったとか、

そういう次元じゃ

将来どうにもならないでしょ?

 

大人の目で見て

その道のプロで

食べていけてる人の数を考えて

その人達が

我が子と同年齢の時に

どれくらいブッチギリの成績だったのか

調べてみたほうがいいです。

 

将来において

絶対的な希望や可能性がなくても

せっかく始めた習い事だし

子供が楽しそうだし

人間関係も出来上がってるし

このまま続けてもいいかな?

 

これが正直な気持ちでしょう。

 

しかし、その習い事、

いつかは辞めることになります。

 

可能性がないから辞める、

ってパターンじゃなくて

辞めざるを得ない状況

って感じです。

 

そこで登場するのが、

「塾」の存在となります。

 

我が子の「中学」を考えると

「勉強」から「受験」へと

思考はシフトしていき、

塾に通わせるようになります。

 

人の頑張る熱量には

限度ってものがあるから

【習い事】に「特化」した毎日から

【勉強】に「特化」した毎日へ

って選択をするというのは

当然の流れです。


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