東大寺が大改修され、大佛の中に納経するということで、一切経60万字を全国の1000名くらいの書家に依頼し、納経箱は松田権六氏、一巻ごとの前後には一流の画家の方々に作品に揮毫していただいて巻子に仕上げられ、納経の儀や献茶・献花の儀もあってその後に散華が降り舞ってきたことを思い出していたが、先日の立正佼成会50周年のキム・シンさんの演奏が色々な場面で轟き、女性の合唱団の「翼をください」の後になって散華(曼陀羅華)がサンドームの屋上より舞い落ちてきて、ENDということだった。そして、数100枚がヒラヒラしてきた。その散華の揮毫も数千枚させていただいた。
どんな形でのヒラヒラなのかを事前に何回も空調アリにするか、なしでゆくかなど現場の打合せにも付き合って空調はない形でスムーズに落下することを確認し、本番となった。舞台の前で見ていたが、きれいだった。しかし、前方には舞い落ちてはこなかった。全員が拾い出すとこれは又、ケガ人がでそうな雰囲気だったので、この調子でよかったのではないだろうか。
大合唱も無事終わり、全員の大拍手でENDとなった。6000人以上となると全員が帰られるのも大変で、60台の大型バスがどこにあるのか、どの地区の方は、どこへの指示が的確でないと大変なことになるが、そのような会場案内はこういう大団体になると慣れておられる方々が多くおられて、スムーズに運んだようだった。
すべてが終わり、夜となって、芦原の温泉に案内された。色々な形が楽しめる湯の里があり、ついた途端にヒノキ風呂に飛び込んだ。常には大浴場に行くのだが、今日はゆっくり自分を見つめたかったので、ひのきの大風呂に1人というゼイタクを1人占めし、ゆっくり入浴させてもらった。
無論、今日はアタリマエになったようだが、内風呂ではなく、内露天風呂がこの部屋にはあり、24時間湧いていて贅沢だ。朝風呂はこの露天風呂を味わわせてもらった。朝の清涼な空気の中での朝風呂でド満足だった。ここの玄関には、私の「萬人生光輝」の作品が飾られていてうれしい!!