昨年の「第8回世界宗教者平和会議(WCRP)が京都にて開催され、その開会式の時に「道」字を揮毫することになった折も立正佼成会の庭野日曠会長はじめ、WCRPの関係の方々、そして他の宗教者の方々のご推薦をいただき、NEW YORKのWCRPの事務総長のウィリアム・ベンドレイ博士と京都で拝眉し、「道」字の3書体の5m×8mの実物の迫力を見ていただいた「御縁」が始り、今日も続いている。
先日の立正佼成会福井教会・創立50周年記念式典では、左右対となる10m×3mの白布に「慈心・躍動」を7000名の方々がサンドーム福井に集まられる中で迫力十分に揮毫ができた。
そして、昨日は、東京・中野にある立正佼成会の普門館の全国の青年幹部6000名が集まられる中平成19年次青年幹部大会が幕を開けた。太鼓が打鼓される中、愈々登場となった。若い方々の熱き視線とみ仏様・開祖様に対する謙虚さそして会長先生・光祥さまに対しての熱情などが会場に一固となって雲のごとくに存在していることを大筆を持ち15m×5mの白布の上に出て、大筆を置き、みなさんに「お願いいたします」と手を合わせた時に一瞬悟らせていただいた。
こういう青年の息吹が「存在・ある」ということがわかり、一瞬にして気迫が蘇ってきた。5m×5mに三画の「大」の文字を昨日の夜も悩み続けた。3つの画数しかない文字であった。しかし6000名の気迫が入ってきたのか3画目の右ハライの線は何かが乗りうつったかのようにグイグイと右上に振り出し、迫力十分にSYOINGできた。
そして「志」字。ここは少し楽しく、大きく、「士」字を書き、士字の終画でペットボトルに入った青き塗料をバンバンブッカケタ。そして心字の一画をうなり声を上げ、書き進む。そして二画目の止めにて又、バンバンブッカケ心字の中央の点を1m以上筆を振り上げて打ち込んだ。そして最終画は「ウェーン」という叫び声だったか「バァーン」と打ち込んだ。万雷の拍手が襲ってきたという表現が正しいくらい激しい「刻」を感じた。6000名の心がひとつになることの「大きさ・強さ」を感じた。立正佼成会次代会長の光祥さまとも拝眉を賜った。何回もお会いいただいているので笑顔・笑顔だったが、この1年間に賜った大きなご縁を一瞬思い出し、ハット目頭が熱くなった一瞬だった。今日も又「熱魂」をいただいた1日だった。