Weblog by JS1CYI

アマチュア無線に関する話題,日々の出来事などをボチボチ書き綴っています.

WiRESノードリストの掲載基準に関して

2010-11-30 10:30:19 | 日々の出来事

先だって編集したWiRESノードリスト(雑誌掲載バージョン)において,ルーム常駐局や常駐に近い動作の局を掲載しないという基準が物議をかましてしまったようです

背景として,去年は掲載候補局約500局から 450局を抽出,今年は 約600局から 450局を抽出しなければならないという現実があり.冷酷な決断をする必要性が出てきました.

CQ誌誌面におけるWiRESの振興については, まずは0510を利用してみよう → 慣れたら(物足りなくなったら)色々なルームやノードを渡り歩いてみよう → ベテランへ というシナリオを展開.そして公開ノードが多く誰でも使える環境というテーマのもと,WiRESを日本で最もメジャーなVoIP無線システムまで成長させることができたと考えています.

今回のノードリストもその一環です.今回の掲載基準では「常駐ノード」またはそれ的な内容をコメント欄に付しているノードを不掲載にしました.その理由としては,
「●×ルームに常駐」とか「●×ルームを利用」とコメント欄で意思表示しているノード局の中には,別のルームやノードにつなげると問答無用に速攻で切断されたり.中には0510ルームにつなげられない(リジェクトしている)ノード局があり,現に私自身がそのような状況に何度も遭遇しガッカリしたという経験があります.
 そのような状態では誌面の内容や,「誰でも自由につかえる」という公開ノードのニュアンスからは離れてゆきます.よって,コメント欄で常駐や●●ルーム接続中 といった表記のあるノード局はそのような状況になりやすいと判断し,不掲載としました.

 要するにそのような表記は,このノードは●×ルームを利用しているので他のルームやノードへの接続は遠慮すべし!という意思表示と解釈したほうが良いと感じています.もちろん,そのようなノード局を公開ノードとして扱うには無理があり,何万部(何十万部?)という部数が出る出版物に掲載する内容ではないという結論に至ったというわけです.ただ,そのノードが●×ルームに接続されているという事がわかる事自体は良いことだと思います.

 今回はあくまでも,「公開ノード」しかも何万人の人の手元に届く情報についての話であって,運用者の意思により自由に運用できるノード局の多種多様な運用形態を否定するものではありません.なので,独自のルームやノードの運用も平行してお勧めしてゆく事には変わりありませんし,ノードリスト検索サイトやルーム検索サイトでしっかりと公開してゆきます.それらのスタンスは過去の誌面掲載記事を見ていただければお解りいただけるはずです.


FTM-350用メモリ管理ソフト

2010-11-29 02:29:58 | FTM-350

VX-8(D)などVXシリーズ用のメモリ管理ソフトでおなじみの  G4HFQ Software の FTBシリーズに FTM-350用のメモリ管理ソフトが新たに加わっています.最新版は 2010年11月16日版です.

ただし,開発環境がFTM-350の海外向けバージョンなので日本版のFTM-350やFTM-350Aに対応しているかは不明です.例によって2週間試用できるしくみなので,試してみる予定なのですが,すでに試されたかたはいらっしゃいますでしょうか?

成功した場合には, この程公開したWiRESノードリスト(PDS版)をソースに,全国のノード情報を入れたメモリ内容データをWEBからダウンロードできるようにしたいと思います.


VoIPデジタルネットの忘年会

2010-11-28 21:31:35 | 日々の出来事

昨日,11/27 に VoIPデジタルネット関東の忘年会に出席してきました.
新潟のJRφGBOさんから「新潟でWiRESユーザーミーティングを開催するよ」と誘われていたのですが,昼間にどうしてもはずせない仕事が入ってしまったため,そちらは泣く々々欠席させていただき,夕方から開催されたVoIPデジタルネットのほうに出席させていただいた次第です.

このご時勢で,今はダブルではなくトリプルワーク状態.夜勤の仕事が終わって,仮眠してまた仕事してからの出席で,実をいうとフラフラだったのですが,ひさしぶりに APRS界の大御所である JF1AJEさんとお会いできたり.千葉方面のD-STARユーザーさんとか,いろいろなかたが来ており,どちらかというと真面目な無線談義に華が咲いていました.
そこでは,例のKenwoodのAPRS対応ハンディ機(TH-D72)の情報も得られたりと,数多くの収穫(?)がありました.
そのTH-D72ですが初回出荷はもうそろそろ(?)らしいのですが早々に捌けてしまうそうです.またTS-590がかなり話題になっているとか.あまり気にしていなかったのですが,TS-590って遠隔操作対応だったんですね.

個人的には,ICOMの9100がオールインワンで遠隔操作もできて魅力的なんですけど(^^; 今あるトランシーバをどうにかしないと予算も置く場所もありませ~ん(笑)

それよりか,例の155US$のAPRSウェザーステーションセット...とっくの昔に届いているのですが,まだ箱を開けていません.それもやらんとイカンですね.あとカントロニクスの9600bps TNCや今は無きタスコのTMB965も手元にあり,その設置設定をやって9600bps環境を充実しなければならない,そんなToDoネタが山積しています.何とかしなければ!


WiRESノードリスト2011(PDF版)掲載

2010-11-28 20:46:00 | おしらせ

先だって「お知らせ」いたしましたWiRESノードリストPDF版の更新版を掲載しました.
2010年11月時点での内容ですが,2011年のハム手帳の情報ソースとして利用されるため2011年版としてリリースします.
以下よりダウンロードが可能です.

http://jq1yda.org/topics/wires/wiresnodelist2011.pdf

本日から末日までの間,追加・訂正を承りたいと思います.公開ノード局を優先して掲載させていただいておりますので,公開ノードとして運用しているのに載ってない,公開ノードではないのに載ってしまっているなどの場合,できる限り追加または削除したいと思いますので,以下までメールにて情報をお寄せいただければ幸いです.

メールアドレス:  jq1yda(あっとまーく)cqwires.com
掲載させていただく情報:
ノード番号,コールサイン,運用地(市区町村レベル),周波数,トーン周波数,備考
※恐縮ながら,備考欄はメモ欄もかねておりますので,記載できる内容は限られています.

上記メールにてJQ1YDAのリスト編集スタッフに届きますので,よろしくお願いいたします.


バーテックス・スタンダードまるごと体感フェア 続々開催

2010-11-28 13:46:10 | おしらせ

先だって,物珍しさで「バテスタ体感フェア、愛知で開催」という話題をブログに書きましたが,その後,いろいろなところで同様のイベントが開催されるとの情報が飛び込んできましたので,お知らせします.

情報ソースはバテスタ社の営業さんですが,同内容がWiRESノードオーナー向けメーリングリストでも流れており,念のためその内容と照らし合わせてあります.
各会場において微妙に展示内容が異なるようですので,WiRES/APRSの内容のみ赤字にしながら,以下にまとめておきます.

①大阪日本橋

「プレミアムHF試聴会・オール体感フェア」

日 時 : 2010年12月4日(土) 11時~18時
          2010年12月5日(日) 10時~16時
場 所 : 大阪市浪速区日本橋4-5-20 ホリノビル3F
主 催 : バーテックススタンダ-ドWDXC

・FTDX5000シリーズをフルラインナップにて展示
・FTDX9000、FT-950、FT-450各シリーズのWDXCカスタマイズバージョン展示
・WiRESのデモンストレーション並びに運用/開設相談
・NEW FTM-350A、VX-8D/8Gを用いたAPRSのデモ
・FTM-350のファームウェアアップデートサービス(無料)
・シャックの写真や、自慢の車、バイクへの取付写真/写メを持っていくと特典が

②群馬県伊勢崎市

ヤナイ無線で恒例の売り出し&バーテックススタンダードフェアー同時開催

日時 : 2010年12月4日(土) 9:50~19:00
     2010年12月5日(日) 9:50~19:00   
場所 : 群馬県伊勢崎市日乃出町502-7
     ヤナイ無線株式会社

・FTDX5000MPの実動展示。
・FTDX9000、FT-950、各シリーズ のWDXCカスタムバージョンの展示
・新製品FT-450Dの展示
・WiRESのデモンストレーション並びに運用/開設相談
・NEW FTM-350A、VX-8D/8Gを用いたAPRSのデモ
・FTM-350のファームウェアアップデートサービス(無料)
・デモカーがやってくる!【FTM-350H、FT-857DM(アナログメーター付)、
VX-8装備】、取り付け方法などの参考に
・シャックの写真や、自慢の車、バイクへの取付写真/写メを持っていくと特典が

③長崎県長崎市

長崎県「ハムの集い」会場に於いて、ハムセンタ-長崎 恒例の展示即売会
& WDXCプレミアHF試聴会

日時: 2010年12月12日(日) 9:30~16:00(予定)
場所: 長崎市田中町1201 長崎卸センタ- 卸団地組合会館展示場

・FTDX5000の実動展示説明、及びFTDX9000、FT-2000、FT-950、各シリーズのWDXCカスタムバージョンの展示
・NEW FT-450Dの展示
・WiRESのデモンストレーション並びに運用/開設相談


エコポイントでTV特売-そして地デジ化

2010-11-22 20:20:41 | 日々の出来事

政府のエコポイントが2010年11月末日において改定になるそうで,その結果ポイントが減少するとか.
週末近くになると,近所の家電量販店のチラシに,その手の宣伝文句が踊っています.
特にTVがすごいことになっていて,報道によると普段の6倍ぐらいの売り上げ高になっているそうで...
さすがにここまで煽られると興味が沸かない訳もなく,先週の平日,休みを利用して近所の家電量販店に様子を見に行ってみました.一応,シャープのと東芝のあるモデルに目星をつけて,安かったら買おうかな,程度の動機です.

実際に行ってみると,平日は閑散としているハズの店内に思いのほか人が居ました.
最初に行ったのは近所にある「ヤマダ電機」のTV売り場.
早速聞いてみました.

ワタシ:「今,この手のTVって品薄なんですよね?シャープの●×と東芝の●×に興味があるんですが売ってますか?」
店員:「午前中はお客が殺到して列を成す勢いで,今日だけで残り少ない在庫品が数十台売れました」
    「残りはこれだけで,お客さんの言う製品の入荷は年明けですね」
       「エコポイントの申請には保証書が必要なので,現在のエコポイントを得るのは無理でしょう」
    「何かわからない事があったら,また呼んでください」

とのこと.ハッキリいってアレだけ多くの製品が並んでいても,在庫があるのはごく一部というのは異様な光景でした.
忙しいから質問は程ほどにしてくれ,という雰囲気を醸し出す店員を横目に,女房と一緒に目を点にしながら,早々にヤマダ電機から退散したのでした(笑) 

次に行ったのは,「ケーズデンキ」 ここも同じく,結構な人手です(平日なのに!)
やはり,納期も在庫も価格もヤマダ電機と同じでした.まぁ,あたり前といえばあたり前なのですが.店員が「在庫が無くて申し訳ない」というような雰囲気で対応してくれましたので,欲しかった製品が無くてもなんだか諦めがつきました.

いずれにせよ,エコポイントの効果はすごいようで,今さらそれに気がついて「せっかくエコポイントももらえるし,ちょっくらTVでも買おうかのぉ」と言い出しても「遅い」というのが実態のようです.まぁ,何でも良ければ在庫がある(売れ残りに近い雰囲気がある)を買えばよいのでしょうが,ちゃんと情報収集して「これはイイ!」と目星をつけて製品を買いに行っても,在庫があるかどうかは未知数です.

うちの地デジ対策はすでに済んでいるので,別に最新の液晶TVに急いで買い換えるという必要もない.そのうち,この「異常な加熱ぶり」の時期が終わったら,考えるかなぁ... という結論に落ち着きました.
それ以前にTVはほとんど見てないですね.忙しくて... 女房や子供は良く見ていますが,ワタシがほとんど見ないのでうちではチャンネル争いとは無縁です(笑)
そもそも,TVは耳と目を使わなければならないので,効率が悪い.最近はもっぱら何かやりながらラジオワッチというスタイルが板についています.しかもVX-3やVX-8のラジオ機能を使って無線(WiRESの0510ルーム)と一緒に聞いてます(AF DUAL機能で,ですョ) 
で,最近のマイブームは「国会中継」だったりします. それが終わったら, AFNとか文化放送にQSYという感じです.
なんだか,昔BCLをやっていたからかどうかは判りませんが,ラジオがすきなんですよね.しかもAM(笑)


第一電波の AZ910 (50-430モービルホイップ)

2010-11-22 07:32:45 | 日々の出来事

今月(11/19)発売の CQ Ham Radio誌に 第一電波工業(= ダイヤモンドアンテナというブランド名) から発売されている 「50~430MHzモービルホイップ AZ910」のユーザーレポートが出ていました.執筆はJS1BBV越部さんです.SWRの測定データや「飛び」具合が判るデータが記事にまとめられています.
上の写真は JS1BBVご本人から頂戴した AZ910の写真です.

このアンテナの特徴は,どこから見ても標準的な144/430MHz帯のホイップの容姿ながら,何と50~430MHz帯に対応しています.しかも,50MHz帯の特性も良い.外観からは想像できないほどの広帯域なので最近はやりのダミーロードっぽいアンテナか?と疑ってしまうかもしれませんが,50MHz帯は1/4λ短縮型ホイップという構造です. 144・430MHzの特性も申し分なしです.50MHz帯対応を重視しすぎて,他を犠牲にしている感じはありません.あえていえば 430MHz帯のSWR最良点が若干上ぎみという事くらいでしょうか. ハッキリいってとてもオススメできるアンテナです.

実はコレ,とあるWiRESユーザーが第一電波さんに要望して製品化されたアンテナで,今はなきマルドル社の EX-510 というアンテナがモデルになっているそうです.
そのマルドルの EX-510, 軽量で外観がシンプルなうえ特性が良いため,50MHz帯を利用しているVoIP'erたちの心もつかんでいました.マルドル社が商売をやめて「在庫限り」となったとき,予備として買いあさった人もいるほどです.
そのEX-510が AZ910になって復活したような感じですね. 第一電波さん Good job! です.


【重要】WiRESノードリスト最新版 情報収集/編集開始のお知らせ

2010-11-20 21:46:51 | おしらせ

かねてより年1~2回の頻度で WiRESノードリストPDF版を発行しておりますが,早いもので前回の編集から1年が経過し,内容が古くなっています.
そこで,2010年11月(今月中)に2010年版を編集することになりました.調査日時にオンラインリスト取得しそれに基づいて作成します.
このノードリストは CQ Ham Radio 誌付録の「ハム手帳」に掲載されるノードリストの情報ソースとして利用されており,2011年1月号の情報ソースとしても使われる予定です.

この機会に,公開情報の内容確認などをおこなっていただければFBかと思います.


■WiRESノードリスト(PDF版)について

WiRESは誰でも自由に使えるオープンなノード局が数多く運用されています.それらのノード局の利用を喚起し公共的なネットワークとしての発展を応援する観点から,WEBで公開されているノード局からこの目的に叶うと思われるノード局を以下の基準に基づいて抜粋し見やすいカタチで編集しなおし,WEBサイトで公開しているものです.年に一度発行されるハム手帳にも掲載されています.

■調査日時:

 2010年11月22日(月) 午後8:00から10分間(20:00-20:10)
 2010年11月27日(土) 正午から10分間(12:00-12:10)

■掲載されるノード局の要件

 以下の要件を満たす局のみ抜粋して掲載いたします.

 ・上記調査日時においてオンラインになっている局
 ・運用周波数とトーン周波数が適切に「公開」されている局
   -WiRESのソフトウェアのPersonal Settings の Freq欄およびSQL TypeがNo TONEだと掲載されません.
     但し,No Toneの場合は Comment欄にトーン無しを意味する記載があれば掲載します.
   -50~1200MHz帯で運用している局はVoIP通信区分利用局を掲載します(区分の下端周波数は不可です)
     それ以外には,レピータ・ダイレクト接続ノード局,レピータリンク局が掲載されます

■掲載されないノード局の要件

 上記の要件を満たしても以下のような状態の場合には掲載から除外されます

 ・不定期運用/テスト運用/お試し的な運用である旨が書かれているノード局

 ・コメント欄で特定のルームに常時接続していると表記、またはそれが連想されるノード局

   -他のルームに接続できない,自由に使えないという事例が散見されるため,掲載を見合わせます.
 ・グループや個人専用ノード局またはそれを連想させるような表記があるノード局
   
- コメント欄に ●●クラブ用 などという表記があると掲載されない場合があります

■そのほか参考情報
 
・ハム手帳に掲載されるノード局はページ数の関係からすべて掲載できない可能性があります.その場合,コメ
  ント欄に「ご自由にお使いください」など「オープンノード」である旨を記載しているノード局が優先的
に掲載
  されますので恐縮ながらご了承ください.WEB公開版はページ数によるボリューム制限はありません.
 ・調査の元となるデータは http://jq1yda.org/i/db/activeid.html より取得します
 ・コールサイン・QTH(市区町村レベルまで)・運用周波数・トーン情報と参考事項のみ掲載されます.
 ・WiRESソフトウェアの設定で公開される部分と公開されない部分については以下の画像を参考にしてください.





12/12 バーテックス・スタンダードまるごと体感フェア

2010-11-20 21:06:52 | おしらせ

12/12(日曜日)に 愛知県愛知郡・愛地球博記念公園(モリコロパーク)内 地球市民交流センター(地図はこちら) にて、無線機器展示・試聴会が開催されます.バーテックススタンダード社主催なのでスタ社の製品の展示とかで,販売はないそうです.

何だかイロイロやるみたいです.詳しくはパンフレットを入手しましたので,掲載ししておきます.特筆すべきは,会場で,あのFTM-350のファームウェアーの更新作業(お手持ちのFTM-350がFTM-350Aのファームになる)を無料でおこなってくれたり,トランシーバの無料診断とかをおこなってくれるそうです.そのほか,WiRESやAPRSとかのデモとか相談にも乗ってくれるとのことです.

案内チラシの拡大版はこちらです

アマチュア無線の世界では,メーカーが単独で主催する展示会ってあまり無かったですよね.ぶっちゃけ,ワタシが知る限りでは見たこと無い(笑).ものめずらしいので話題にしてみましたが,これは行く価値ありそうです.
あの「愛地球博」の会場跡地での開催なので,家族を連れてピクニックを兼ねてでかけるのもいいかもしれませんね.


FTM-350A

2010-11-12 05:55:01 | FTM-350

FTM-350(上の写真)がFTM-350Aになって新登場というニュースが飛び込んできました.色々なところが改善され使いやすくなっているようです.詳しくは こちら に掲載されています.

驚くべきことに,FTM-350Aは2010年11月11日現在でまだ店頭に並んでいないにも関わらず,従来のFTM-350のファームウェアをアップデートすることにより,FTM-350がFTM-350Aと同じ機能・性能になるそうです.で,そのファームウェアはすでにこのサイトでダウンロードできるようになっています.
 但し,ファームウェアをアップデートするには,FTM-350とパソコンをつなぐケーブルを用意する必要があります.ケーブルはMiniDin8ピンプラグとD-SUB9ピンコネクタ(メス)があれば自作もできますが,作るのが面倒なかたは別売りの CT-142かCT-140を使うとラクチンだと思います.

FTM-350と350Aの外観はまったく同じで,異なる点はファームウェアとフロントパネルの取り付け機構が「くび振り」タイプなったそうです.しかも,くび振りタイプの取り付け機構の部分はパーツで取り寄せることができるとのこと.
 よって,従来のFTM-350をお持ちでも,ワザワザ FTM-350Aに買い換える必要はなく,ファームウェアをアップデートして取り付け金具を取り替えることで,お手持ちのFTM-350がFTM-350Aと同等品になるという事になります.

FTM-350Aが店頭に並ぶ頃,FTM-350の在庫品があれば安く放出される.というウワサがあります.個人的にはこの機会にFTM-350Hを買い増して,FTM-350AH同等品にして使おうかと画策中(^^)
Kenwoodから新たに出るAPRS対応ハンディも欲しいんですが,モービル運用が中心なので...