3月26日の金曜日,しばらくぶりに都心方面に出かけたので、たまたま都内に居た筆者仲間(?)のJE1MQF江口君とアイボール。その後、新宿のビックカメラに寄り、イーモバイルデータカードを買い換えてきました。
イーモバイルは車の中からネットブック(小型のノートパソコン)を使ってメールしたり、ブラウザを開いて調べ物ができればいいというニーズで2年以上前から愛用しているのですが、その進化にビックリです。
実は、大人気という札がついていたPocket WiFi(ポケットワイファイ) D25HW という製品(上の写真)にしたのですが、なんと中身は、無線ルーター付データカードでした。要するに、こいつに電源を入れるだけで無線LANのアクセスポイント(ハチマルニドットイレブンb/g)として動作します。WAN側はもちろんイーモバイルの回線。無線LANで接続可能なパソコンやWiFi機器は5台まで。ぶっちゃけ、メールやウェブサーフィン程度であれば、家にネットを引かなくてもコイツだけでイケそうな雰囲気です。ちなみに、USBを介してコイツとつなげるとモデムとして動作します。
もちろん、WiRESやSkypeなどVoIPアプリケーションの利用も問題ありませんでした。WiRESで使う場合は、Windowsのネットワーク設定でIPの割り当てを固定にして、D25HWのDMZ機能を使う必要がありますが、ある程度のスキルがあればカンタンにできると思います。
気になるWAN側の自動切断の動作については、以前のデータカードのように時間が経ったら勝手に切断する仕様ではなく、データの流れが、設定された時間内に無かった場合に切断され、ふたたびデータの流れが起きれば再接続するという動作になります。一応、WiRESを一晩中(無線機をつながす)ルームに接続しておきましたが、Socket communication time out はときより出るものの、切られっぱなしになる事はありませんでした。
余談ながら、この日は一般的な給料日直後の金曜日だけあって、ビックカメラの店内も多くの人で賑わい、イーモバイル契約コーナーもずっと満席でなかなかの活気でした。日経平均株価も一時的に1万1千円を超えたようで、もしかしたら景気低迷もソコを打ったかという錯覚に陥りそうになりますが、新宿駅南口のタクシーの行列はトンネルの外まで延々と伸び、郊外の飲食店は金曜なのにガラガラです。まだまだ厳しい時代は続きそうです。
FTM-350、家族用のクルマに積む予定なのですが、とりあえず事務所のデスクの上に吸盤でポン付けして色々な機能を試しています。
中でも、ラジオ放送と広帯域の受信機能が私のライフスタイルにベストマッチしてしまいまして、事務所に着いてから、事務所を出るまで、FTM-350からラジオ放送とWiRESと近所を走る鉄道無線が流れています。さすがに仕事中はWiRESや鉄道無線のほうのボリュームはかなり絞っていますけど(笑)
ラジオ放送は、クルマに乗ったとき位しか聞いていなかったのですが、FTM-350をいじっているうちに隣接する市や区のコミュニティFM局が3局も受信できる事が解りました。ハッキリいって84.7MHzより下はFM放送局の電波が隙間無くひしめいているというような状態。でも、こんなにタクサンFM放送局があってリスナーは居るのかなぁと・・・
最近、これをいじった事がキッカケでラジオ放送ワッチにはまり初めてしまいました。AMラジオも午後~夕方にかけては面白い番組がありますね。午前中はいまひとつですが、午後は面白い。最近のマイブームは文化放送の「タマナビ」です(笑)
上の写真は、AFデュアル機能でバックでAPRSを動かしながら、FMラジオ放送とWiRESノードからの電波を受信している状態です。さらにデュアルレシーブ機能もAFデュアル機能と一緒に動かすことができますから、この状態でFMラジオ+鉄道無線+WiRES+APRS の4波をいい感じで受信できます。実に便利なトランシーバです。