Weblog by JS1CYI

アマチュア無線に関する話題,日々の出来事などをボチボチ書き綴っています.

月刊CQ誌掲載 1ボタンPTT回路 PICプログラム

2010-07-25 23:24:29 | おしらせ

CQ Ham Radio誌 2010年8月号掲載の
1ボタンPTT回路 をキットを購入せずくみ上げる場合はPICライターでPICにプログラムを書き込む必要があります。

そのプログラムをダウンロードできるようにしました。以下のアドレスからダウンロードしてください。
http://jq1yda.org/download/ptt107c.lzh

(拡張子をhexのままuploadしたところ、ブラウザによってはテキストファイルと認識してしまうようですので、lhaで圧縮し、uploadしなおしました)


APRSのAFRS機能を使う

2010-07-25 22:56:48 | APRS

上の写真はJQ1YDAのAPRSビーコンを表示させたところですが、ここでFTM-350のQSYボタン(一番右側のキー)を押すだけで、このFTM-350が自動的にJQ1YDAノードが運用されている周波数にQSYし、かつアクセストーンも自動的に設定されます。(但し、VFOモードの時に限る)

このような動作が起こるようにするには、「AFRSの構文に添った形でビーコンテキストを書くだけ」です。これを使わない手はないと思いませんか?

AFRS・自動QSY機能の活用例 その1
■ノード局の周波数・トーンなどの情報を送信しアクセスしやすくする

ノード局を運用されていて、APRSのI-GATEやデジを運用されているかたは、ゼヒ、このAFRSの構文で運用周波数などの情報を送信してみませんか?このようなAFRS機能を使った自動QSYに対応しているFTM-350やTM-D710ユーザーがQSYボタンを押すだけで、すぐにノード局をアクセスできるようになります。構文は以下のとおりです。

運用周波数MHz トーン周波数 その他の文字列

各要素はスペース(半角)で区切ってください。たとえば、430.72MHz トーン 123Hzで運用しているノード局(以下の例では#5000D)の情報を出したい場合の例をあげますと、

430.720MHz T123 WiRES node #5000D


という具合になります。
ポイントは文頭に周波数を持ってくる事と周波数のKHz台(小数点以下)を3桁で書くこと。トーン周波数は小数点以下は無視して3桁で書きます(3桁未満の周波数は頭にゼロを入れる)。トーンじゃなくてトーンスケルチを設定してもらいたい場合 C123 などのように、TをCにしてください。スーパーナローFMの場合は、TやCをtとかcのように小文字で書きます。


AFRS・自動QSY機能の活用例 その2
■ワッチしている周波数を他局に知ってもらって交信チャンスを増やす

AFRS構文でビーコンテキストを書くことで「ワッチしている周波数」を他局に知ってもらうことができるうえ、他局に自動QSY機能も使ってもらえます。たとえば、439.60MHzのJR1WOレピータを普段からワッチしているようであれば、

439.600MHz T088 -500 RX JR1WO Cyofu Repeater.

という具合に書いておけばOKデス。
レピータアクセスにはシフトが必要ですからシフト幅を3桁で書き、 マイナスシフト5MHzの場合、-500 と書きます。半端な桁数ですので要注意。
もうひとつの例として430MHz帯の呼出周波数をワッチしているようであれば・・・

433.000MHz RX now! Please Call me!

などと書きます。

たとえ、TT3(Tiny Track3)やVX-8などのAFRS機能がないトラッカーやトランシーバを使っていても、上記のようなAFRS構文に沿ったカタチでビーコンテキストを記入し、ビーコンを出せば、AFRSに対応しているTM-D710やFT-350ユーザーに自動QSY機能を使ってもらえます。ぜひ、今からスグにでも書き換えてみませんか?

ちなみに、FTM-350には現在あわせている周波数や設定しているトーン周波数を自動的にビーコンテキストに埋め込む機能がついています(TM-D710にもこの機能がついているがトーンは埋め込まれなかったハズ)。
 要するに、今まさにワッチしている周波数などを他局に知ってもらう事ができますし、他局がそのビーコンをデジやネット経由ではなく直接受信できている場合には「その局と交信できる」可能性が高い事を意味します。
 なお、アマチュアバンド以外の周波数にチューニングしている場合には周波数が埋め込まれません(FTM-350)。

究極的には多くのレピータ局やノード局・移動局がこのようなAFRSフォーマットでビーコンを出せば、もっと便利になるハズです。

参考文献 http://www.aprs.org/afrs.html
(2010-07-25 Update)


学生ハム・ジュニア向けマラソンコンテスト開催中

2010-07-21 22:55:48 | おしらせ

こちらもα50プロジェクトチームからの情報です。今月号のCQ誌や子供の科学誌にもPR記事が出ているハズですから、すでにご存知のかたも多いかもしれませんが、念のため案内しておきます。
 参加者(ログ提出者)はもれなく記念品がもらえる予定だそうで、1局の交信でもログ提出可能とのことですから、20才以下の学生ハム・ジュニアの皆さんも気軽にご参加ください。競える環境がある人はぜひ局数を競って上位入賞を狙ってみてください。成年ハムのかたがたもジュニアの人にこのコンテストの存在を教えてあげていただれば幸いであります。

サマー・オペレーション・アドベンチャー2010 開催!!
(期間中の交信局数を競うマラソンQSOコンテストです)

期間 2010年7月17日(土)0:00 - 8月31日(火)23:59
参加対象者 20代以下の学生ハム (学生であればどなたでもOK!)
各賞 上位3名「表彰状」 参加者全員「記念品」進呈(予定)
提出方法 エントリーシートとログコピーをメールにて送付もしくはハムフェアにて提出
締め切り 2010年9月20日

詳しくは以下のサイトをご覧ください
http://a50.jp/soa2010/


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余談ですが、コレはジュニアが企画したジュニアのためのコンテストということで、いつのまにかこんな企画が登場していました。おそらくジュニア自らが各所に協力を要請し交渉し実現したものと思われます。
でも、学生じゃない20才以下の社会人は対象じゃないの? とか、開催期間が8/31までなのにハムフェアでログ提出していいの?というツッコミドコロ満載な状態ですが、そんなことは後から付け足せばよい。こうなると、もう、JQ1YDAからの表立った応援はいらないね。ハッキリいって「卒業だ」これからもガンバレ!α50PJ。影ながら応援してるぜ。


ハムフェア2010 ジュニアブースのご案内

2010-07-21 19:52:18 | おしらせ

JQ1YDAメンバーが企画し、事実上「大人による企画で始まった」WiRESのキッズディ・ロールコールですが、いまやジュニアが企画しジュニアが運営するイベントとして大人の手を離れ、定例のジュニアロールコールもジュニア自らが開催し士気を維持しています。
そしてついに、ハムフェア2010にもジュニアが企画し運営するブースが登場することになりました。
今回はジュニア自らが運営し活躍してもらう有意義なブースになるよう期待をこめて大人はカネは出しても口だしは原則的にしないをテーマにWNC(WiRESネットワークコミュニティーズ)で応援することにしました。

ジュニアはもちろん、ジュニアハムがいるご家族は家族そろってブースにお立ち寄りいただき、何をやっているグループなのか知ってもらうだけでも有意義だと思います。

このほど出展内容の詳細案内が届きましたので、以下に原文そのままで転載します。

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ハムフェア2010 出展します!

J-63 今年、α50 Projectがハムフェア2010に出展します!!

●イベント情報(一例)
【1】特定小電力無線による交信体験
まだアマチュア無線が分からない!無線ってどんなモノ!?そんな疑問に答えるため、特定小電力無線機をつかって、実際に交信体験ができます!まだ免許を持っていない人でも、やりかたが分からなくても大丈夫!生の無線を楽しんで、こういうものか!すごいんだな!ってことを味わってください!!

【2】子供の科学イベント
子供の科学(誠文堂新光社)「楽しいぞ!アマチュア無線」連載中。簡単なアンケートに答えると、来場記念写真や記念品をプレゼント!子供の科学誌にキミの写真が載るかも!?(対象は高校生以下のお子様に限ります。)

【3】O.plus BOOK限定無料配布
O.plus BOOKについては「4」を参照。
初のプロダクトO.plus BOOKを200部限定無料配布します。もらいたい!という方はお早めにブースまでお越しください。

●ハムフェア2010のα50 Project(アフター50プロジェクト)ブースは多くのかたの協力により成り立っています。また、このブースの運営費用はワイヤーズネットワークコミュニティーズをはじめ多くのかたの寄付によって運営されます。

姉妹ブース:WiRESネットワークコミュニティーズ

3.キッズディオンエァミーティングQSLカード発送について
 今年5月5日に開催したキッズディオンエァミーティングのQSLカード発送は今月末までにお手元に届くように手配して
います。今しばらくお待ちください。

4.初プロダクト!? O.plus BOOK発売!
 O.plusとしての初のプロダクト「O.plus BOOK」がこの夏発売されます!価格300円。一部のハムショップ・アマゾンで販売されます。
O.plusにちなんだ「オペレーションプラス」な内容やOMさん訪問、ジュニアハム紹介などなど、盛りだくさんの○○ページを是非手にとってごらんください(まだ何ページになるか決まっていません...)
なお、ハムフェア2010 α50 Projectブースに来てくださったかたには無料でお配りします。(200部限定)

5.【重要】ジュニアルーム(WiRES #0932D)夏期メンテナンスのお知らせ
WiRES #0932Dルーム(ジュニアロールコールで使われているルーム)も、夏休みを頂きます。その間ルームのIN OUTができません。
サブルームとして設置した0891ルームをご利用ください。

【概要】
ジュニアルーム夏期メンテナンス
期間 7月19日~8月17日
代替ルーム #0891D(owner #6479D)

※8月7日のVoIP無線ジュニアロールコールは通常通り#0932Dで開催できるように調整します。


6.O.plusのごあんない
・O.plus RADIO
JJ0OBU局がナビゲーターのO.plus RADIO。ラヂオつくば(84.2MHz)で好評放送中です!毎週日曜日
よる8時30分~30分間。つくば市周辺のかたはラヂオつくばで、それ以外の方もサイマルラジオで日本全国ど
こでもインターネットで聞くこともできます。
O.plusは毎月第1日曜日。次回は8月1日!
番組で取り上げてほしいことなど、お便りもお待ちしています!
 
ラヂオつくばのWebページはコチラ -> http://radio-tsukuba.net/
番組の公式ブログはコチラ -> http://ibnetfm842.blogspot.com/
過去の番組がネットで聴けます -> http://ibnet-fm842.mypodcast.com/index.html
 ※ビットレートを落としたようです。より高音質でお聞き頂くには、放送時間にお聞きください。
番組へのお便りは専用のメールアドレスで -> ibnet(あっとまーく)fm842.jp
 

・なるほど!ナットク!アマチュア無線
今回は前回に引き続きアンテナ講座の後編!新プロジェクトの発表も!?
詳しくは書店で!


月刊CQ誌掲載 1ボタンPTT回路 PICプログラムについて

2010-07-21 18:05:16 | おしらせ
■PICマイコン用プログラム掲載遅れのお詫び

申し訳ございません。
7月19日発売の 月刊CQ Ham Radio 8月号に掲載された「1ボタンPTT回路」に利用するPICマイコン用プログラムの掲載が遅れております。現在、開発者からデータが送られてくるのを待っている状態で、届き次第掲載いたしますのでもうしばらくお待ちください。

先ほど(7/22 1:15AM)に入手しました。7/23午後には掲載いたします。もう少々お待ちください。

なお、このキット(基板とパーツ)はハムフェアで有料頒布する予定です。ある程度の数は確保しますが、売り切れた場合、予約を受け、引き続き入手できるよう考えたいと思っています。

■結線図の補足と訂正

p47の結線図のうち、3.5mmステレオミニジャックの配線の図がモノラルジャックになっていますがこれはステレオジャックの誤りです。
 パソコン用のマイクにはステレオプラグがついていて、モノラルマイクの場合は2極の部分(チップとチップの隣のスリーブ部分)は回路的に短絡しているか、チップ側のみの配線となっています。よって、ジャック側でもこの2極が短絡するように配線したほうが確実です。

■8ピンマイクコネクタの入手について

「パソコン用マイクを使ったスタンドマイクの製作」記事において、トランシーバのマイク端子がモジュラージャックを採用しているケースが増えていることから、アドニスマイクケーブルを利用しましたが、このケーブルの受けである8ピンマイクジャックを置いている販売店が減ってきているようです。ハムショップは軒並み置いておらず、私は秋葉原のラジオデパートを歩き回って発見しました。販売店やパーツ屋で8ピンマイクジャックをみつけたら即買いをオススメします。

■雑感

細々とでもアマチュア無線とか半田ごてを握るような事をやってるとパーツ箱が充実してきて、ちょっとした製作ならパーツ箱をあさればスグにできる。そんな環境になるようで、ワタシもご他聞に漏れず、パーツ箱には色々なものが入っています。
そんな状態ですが、今回の記事執筆にあたり、あえて部品を買い集めに秋葉原へ繰り出しました。
8ピンマイク・コネクタを探して、ラジオデパートに入ったら、空き店舗(スペース)が目立っていました。景気が悪いからなのか店主がリタイヤしたのかはわかりませんが、寂しいものです。一方で、有名なパーツ屋は繁盛していそうな雰囲気なのですが、店員のマナーが悪いところが多く、客が居るのに店員同士ワイワイと雑談してたり、会計お願いしますといって「トレイをレジ」に出しても返事すらない、「いらっしゃいませ」なんていう言葉なんて死語のようで会計後の「ありがとうございました」もないトコロが多かったですね。ひどいのは、店員がケータイ電話をかけながら会計してたりとか・・・。まぁ、店側も競合が少なくなっているから商売の基本的なマナーなんてなくても商売が成立するんでしょうけど。ジャンルは違えど店舗を構える商売をやっていたワタシからすれば信じられない光景でした。当然ながら、その店の名前は原稿文中には登場させませんでした。
 そんな中でも、秋月でパートの女性店員(若くない)が愛想も良く、一生懸命レジ打ちしてたのが微笑ましかったです(笑)。あと、マルツパーツ館で「いらっしゃいませ」といわれた時にはビックリしました(笑) 出入口付近にレジがあったのでタマタマかもしれませんが、ちゃんと挨拶されたり店員の対応がいいと気持ち良く買い物できるし、ここでオカネを使おうという気になります。

総括すると、全体的には昔のような「秋葉原」の姿はそこにはなく「アキバ」になって怪しい街になっちやったというのが正直なトコロなのかもしれません。再開発されて綺麗になったりUDXとかデカイ駐車場設備ができて便利にはなりましたけど。なんだか表向きだけって感じ。

ところで、今、電子工作がちょっとしたブームになっているとか、そんなことを某雑誌編集部スタッフが言っていました。ヒカリモノとか実用的なのが人気だそうです。