グリッパ工法による全面敷き詰めカーペット。これをクッションフロアに張替えです。
表面のカーペットの下にはフエルトと呼ばれる、布を集成したクッション素材が敷いてあります。下地に接着してあるので剥がしていきます。
剥がれましたが作業はこれからです。残った接着剤をきれいに掻き取ります。
周囲にはカーペットを引っかけて留めているグリッパが残っています。これを取らなくてはなりません。
コンクリートの下地の上にコンクリートネイルという固い釘で打ち付けてあります。バールで強引に取っていきます。
取れました。釘を取ると周りのコンクリも剥がれるので後にパテで平らにします。
余計な物を全て取り除いて、凹んでいる部分はパテをかけ、きれいに掃除をしたらクッションフロアを貼る事ができます。
実はグリッパの釘と格闘している時、釘が飛んできてめがねを割りました。残念ですが、怪我をしないですんでよかったです。
簡単な工事に見えても、よくよく考えてみると割と手が込んでますよね。
床の仕事は自得した事が多いのですが、最初の頃はずいぶん失敗を重ねました…