ビニル床シート

最近よく問い合わせがあり施工しています。ビニル床シート。
厚さ2.5mmのタイル状のシートを組み合わせます。シートといってもずっしり重いです。
大きく分けて正方形の物とフローリングのように細長い物があります。
とても丈夫で見た目もいいです。

まず部屋の中央に基準線を出して(墨出し)その線に合わせて曲がらないように接着剤で貼っていきます。
接着剤はクッションフロアの時のような白っぽい水性のゴム状で臭いは少なく扱いはいいですが、乾くとクッションフロアで使っている物よりも強力に接着します。
部屋の端はタイルを切るのですが、カッターで切れるので大きな音やほこりが出ません。

よくお問い合わせいただくのはフローリングの一部が傷んでしまっているお宅です。フローリングの貼り替えというのは手間がかかりますからね。
部屋全体を貼る必要はありますがこちらのフロアタイルでしたら傷んだフローリングの上から貼れます。
日の当たる窓辺や通行の多い場所等もし使っているうちに一部が傷んだ場合、取っておいた材料でそこだけ貼り替えられます。

お値段は6000円/㎡(税抜き)程度です。ソフト幅木等周囲の巾木の張替えが必要な場合があります。

アパートの内装張替え

入居が決まっているであろうアパート。ちょっとだけリフォームです。

壁の一部が汚れていたので1枚だけ張替え。


洗面台の横が汚れていたのでここも1枚だけ張替え。いちいち洗面台の移動はできないので手の入らないところは工夫して。

玄関の床のクッションフロアが傷んでました。ここも張替え。


収納折戸は外せるので外しました。

無事終了。この後次の作業の清掃業が入ります。

店舗階段のクッションフロア 現場

先日下準備していた階段のクッションフロア、張り替えてきました。

剥がして下地をきれいに整えてから準備してあるクッションフロアを一枚ずつ張っていきます。いつも使っているボンドは18kg詰めの大きなもので階段を張るには使いづらいので小さな入れ物に移しています。

丁寧に切っていきます。

一枚張りあがったところ。
　
仕上がった1F~2F部分。

2F
さらに上に進みます。


ここから上は張ってある材料が違ってかなり剥がしづらいです。リノリウムとか言われているタイプで強力な接着剤を使っています。前に私が張ったものです。

苦戦しながら張り進めていきます。
　
2F~3F。

3Fは一番最後にかかりましたが一番剥がすのに苦労しました。

全て張り上げて片付けて完成です。

一気に紹介しましたが下準備に一日半、現場は12/28~31の4日。大晦日まで現場仕事でした。

ようやっと今年の仕事はおしまい。今年もありがとうございました。2017年も励んでまいります。

店舗階段のクッションフロア 下準備

店舗の階段の床クッションフロアを張り替える事になりました。材料が柔らかい暖かい時期にやりたかったのですがそうもいきませんでした。
階段はかなり難しい仕事になります。特に今回は店舗用の厚い材料ですし回り階段ですのでしっかり準備しなくてはなりません。

現地でちょこちょこっと書いたように見える寸法書きから製図します。

めったにやらない作業です。丁寧に製図しました。

これを一度切り離します。

合わせてみるとちゃんと四角になります。間違いはなさそうです。
　
これを幅180cmのクッションフロアに見立てた180mm幅に仕切った紙にぐるぐる回したりして並べ直します。間違えても直せるように後で剥がせる糊で貼っています。こうすることで材料の無駄を減らします。
実は後でミスに気づいて貼り直しをしています。

まっすぐな部分は簡単です。
　
しかし回る部分は製図を元にクッションフロアに大きく実寸で描いていきます。クッションフロア材裏に描くので裏表逆にです。大きなコンパスがあるわけではないので巻き尺を工夫してなんとか描いています。

切り離してからミスに気付くのでは困るので描くだけ描いて間違いがない事を確認できたら切り離します。
　
折り曲りの部分は折り目をきれいに出すために裏にあらかじめ軽く切り込みを入れておきます。

すべて仕上げて一時保存です。

現場作業は来週半ばより。年をまたいでの仕事です。店舗の営業していない時間に数日かけて作業します。剥がすのに手間がかかりそうなところもありますしかなり気合いを入れて望みます。

コルク調クッションフロア

コルク調のクッションフロアです。
水や汚れに強いので台所でも安心です。

サンゲツHM-1076を施工しました。