無限の住人 ２７巻（重要なネタバレあり）

新刊発売！

表紙かっこよすぎだろ。正直、むげにんの表紙はどういうわけかイマイチなのが多かったが、今回はマジかっこいい。
ほんと、このマンガはかっこいいキャラが多すぎる。顔がどうとかそういうことじゃなく、キャラとして、生き様として、雰囲気が大変かっこいい。


今回は偽一ｖｓ阿葉山宗介。逸刀流副将が遂に、２７巻にしてついにまともに戦うわけですよ。ここまで長かったな。
２６巻で遂に刀を抜いた（ま、雑魚相手に１回抜いてるが）と思ったら、結局戦わず。

そしたらなんとまさかまさかの偽一相手でバトルスタートですよ。くーっ


阿葉山の戦いが今までまともに描かれなかった理由が今回やっとわかった。阿葉山、片腕だけでどうやって戦うんだと思ってたが・・・。
こりゃ、簡単には出せんわ。
「初見で隻腕と思ったが・・・生えていたとはな」


片腕の肉を削って骨刀にした尺良ほどではないにしても、それに次ぐセカンドインパクト。
まさか、右腕から鎖が・・・。なんというアイデア。


しかし、この二人の戦いは燃えたけど、一方で残念でもあった。だって、どっちかが確実に負けちゃうんだもん。
で、おそらく阿葉山が負けるであろうということも分かっていて・・・。もったいない。
六鬼団の伴殷六（鉄砲使い）や叢咲（むらさき。酸使い）もそうだけど、こういう特異すぎる武器の人は、生き残っていけないのね・・・。ま、作者としては使いづらいだろうけどさ。残念だ。


ストーリーの結果的には、というか、逸刀流としては、前巻で阿葉山を逃がそうとせず、六鬼団３人と戦わせておいたほうが良かったんだよな。阿葉山＆逸刀流見習いｖｓ叢咲、荒篠、足江進だったら、逸刀流が勝っただろ。
まあでも、その後偽一に追いつかれて結局同じ運命か・・・。悲しい。

なんかもう、ここまでコテンパンにやられると、逸刀流と天津がかわいそうになってきた・・・。

それにしても、偽一はやっぱグラサンしてるほうがかっこいいな。


いやー、マジで俺このマンガに出会えてよかった。

このマンガを知らずして死んでいく人がもったいない。ワンピとかナルトとか読んでる場合じゃないよ。