徐々に奇妙な冒険

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坂の上の雲

2012-08-23 00:59:10 | 日記
ようやっと、最終回を見た。8ヶ月遅れ。

いや~、すごいドラマだった。10年後に大河にしてほしいな。なんでこれ大河にしなかったんだろう。

NHK的にも、石原さとみが時代劇で使えることが分かったことは収穫だろうな。来年の大河に呼ばれるんじゃないか。来年は丁度、女性が主役だから、いい役はいっぱいあるだろうし。

日本海戦争の迫力はすごかった。
まあ、相変わらず解説が全然足りないから、なんで勝てたのか全くわかんないんだけど。

敵前回頭が無謀だというのは分かる。
あえてそれを実行した東郷がすごいのも分かる。
で、なぜその無謀な作戦を実行し、それが大成功したのか。
まったくわからん。わからんから、ウィキで調べた。
以下、引用

<丁字戦法>
連合艦隊は秋山参謀と東郷司令長官の一致した意見によって、丁字戦法を採用した。実際の進展は次のようなものだった。

1.敵艦隊に対して平行にすれ違う航路(反航)をとる
2.すれ違い直前で敵前回頭を行う
3.自艦隊の足の速さを頼りに敵艦隊の先頭に対して斜め後方から敵進路を遮蔽する(このため、実際には「丁」より「イ」に近い形になる)
当時の海戦の常識から見れば、敵前での回頭(しかも2分あまりを費やしての160度もの回頭)は危険な行為であった。実際、回頭中はともかく、追撃中は旗艦であり先頭艦であった三笠は敵の集中攻撃に晒され、被弾48発の内40発が右舷に集中しており、帰還時の三笠は、突き刺さった砲弾の重みだけで、かなり右舷側に傾いていたという。しかし、一見冒険とも思える大回頭の2分間には、日本海軍の緻密な計算と英断が込められていた。それは次のようなものである。

1.たしかに連合艦隊は2分間余り無力になるが、敵も連合艦隊が回頭中はその将来位置が特定できず、バルチック艦隊側も砲撃ができない(実際、三笠が回頭を終えた後に発砲してきている)。
2.ジャイロコンパスが発明されていない当時、一点に砲弾を集中し続けることは事実上できなかった。
3.当時は照準計の精度が悪く、第1弾が艦橋や主砲などの主要部に1発で命中することはごく稀であった。
4.そのため、第1弾の着弾位置(水柱)から照準を修正して、第2弾からの命中を狙うことが多かった。しかしバルチック艦隊が使用していた黒色火薬は、発砲後にその猛烈な爆煙によって視界が覆われ、煙が晴れて第2弾を放つまでに時間がかかる。すなわち回頭中に第2弾は飛来しないか、慌てて撃つため命中精度が極めて低い。
5.バルチック艦隊は当然旗艦である三笠を集中砲撃するが、東郷としては最新鋭で最も装甲の厚い三笠に被弾を集中させ、他艦に被害が及ばないことを狙った[6]。万一三笠が大破し、自らが戦死してでも丁字の状態を完成させることを最優先とした。東郷は砲弾飛び交う中、艦橋を一歩も動かなかったとされている。
また、前述の旅順封鎖中などの艦隊訓練により東郷は、各艦の速度・回頭の速さなどの、いわゆる「癖」を見抜いており、これが敵前大回頭を始める位置を決めるのに役立った。

常識にとらわれず、合理的に勝利を追求した結果、丁字戦法を成功させた。敵艦隊に対する十分な分析と、有効射程範囲のギリギリの所を見極めて「トーゴー・ターン」を決めた東郷の采配は、連合艦隊を勝利へと導いた。

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なるほどねえ。すごい。すばらしい作戦だ。
これを描けよNHK。


で、ポーツマス条約もほとんど説明ないし。あれだけ「日本大勝利」を描いておきながら
「ロシアから賠償金を取ることは出来なかった」
で終わり。

いや、だからその理由を書けよ。

要は、ロシアはバルチック艦隊が全滅しようが、まだまだ戦争を続ける体力があるけど、日本はもう限界だから、有利に交渉を進められなかったってことでしょ確か。

知らん人が見たら、全く理解できんぞこの展開。



とまあ、不満はあれど、全体的に非常にいいドラマだった。NHKでしかできないドラマ。
日本人は絶対見るべきだったなこれ。うん、やっぱり10年後に大河でもっかい作るべきだよ。

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1 コメント

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これ、マジすげぇぇぇええええ~~~っ! (今井信者)
2012-08-23 21:57:41
世界大会!での日本人!
http://www.youtube.com/watch?v=fTyewgmEoGU
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