Johnnyダイアリー

大好きなジョニー・デップのことや、映画の感想、日常の出来事を書きつづっています。

ジョニー映画を振りかえろう⑦ ~ニック・オブ・タイム

2006年08月09日 | ジョニー映画を振りかえろう




90分間の死闘!!


ニック・オブ・タイム
1996年日本公開
原題:NICK OF TIME
監督:ジョン・バダム

【ジーン・ワトソン】ジョニー・デップ
【スミス】クリストファー・ウォーケン
【ジョーンズ】ローマ・マフィア
【ヒューイ】チャールズ・S・ダットン
【エレノア・グラント】マーシャ・メイスン
【グラント氏】ピーター・ストラウス

あらすじ
ジーン・ワトソンは妻を亡くし、6才の娘リンを連れロスアンゼルスの町へやってきた。ところが駅に着いたとたん怪しい2人組に声をかけられ、車の中に連れ込まれてしまう。銃を渡され、娘を助けたければ時間内にある人物を殺せと脅される。はたして、拉致された娘を取り戻すことは出来るのか・・・!?

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『24』さながらの、サスペンスムービー。
(って、『24』をちゃんと観た事がないのですが・笑)
映画の中の時間は、実際の経過時間そのままに進んでいくのだ。

ジョニー演じるジーンは、娘を人質にとられ、
始終見張られた状態で、犯人達のターゲットである州知事を殺すことを強要される。
しかも、90分という時間内に。

これ以上ない緊迫感の中で、娘を取り戻そうと格闘する
父親役をジョニーは、好演しています。
この緊張感は、ジョニーの息づかいさえ聞こえてきそう。
コメディーシーンは一切なし。
ホテルを舞台に、犯人とジーンの行き詰まる攻防。
常に緊迫感が張り詰めていて、ドキドキハラハラはMAXで味わえます。

ジーンは州知事など、もちろん殺したくない。
しかしそれ以上に娘は無傷で取り戻したい!!
あれこれ、画策するもことごとく失敗。

決して目を離さず、どこまでもジーンを追い詰める、スミス。
このスミス、かなりしつこく、かなり不気味。
いつ娘を殺されるか分からない、とてつもない恐怖は観てる側にも伝わってくる。

ようやく1人味方ができ、州知事と一対一で会うことに成功。
この唯一味方になってくれた、黒人のヒューイ。
なかなか賢くて、いい味を出しています。

だが、やっとの思いで州知事と会ったその時
思わぬ事実を知ることになるのだ。
それはジーンにとっても、観る側にとっても驚くべき事実。

時間がない。娘が危ない。
ジーンは命令どおり、本当に州知事を殺してしまうのか!?

娘を取り戻すため格闘するジョニー演じるジーン。
11年前とは違い、現在本当に娘がいるジョニーが
今、この役を演じるとどんな違いがでるのか、観てみたい気もする。