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Johnnyダイアリー

大好きなジョニー・デップのことや、映画の感想、日常の出来事を書きつづっています。

M:i:Ⅲ

2006年07月21日 | 映画鑑賞





任務:命がけでフィアンセを救出せよ!

M:i:Ⅲ
2006年日本公開
原題:M:i:Ⅲ
監督:J・J・エイブラムス

【イーサン・ハント】トム・クルーズ
【オーウェン・デイヴィアン】フィリップ・シーモア・ホフマン
【ルーサー】ヴィング・レイムス
【ゼーン】マギー・Q
【デクラン】ジョナサン・リス=マイヤーズ
【ジュリア】ミシェル・モナハン

あらすじ
 スパイを引退し、教官になったイーサン・ハントのもとに新たなミッションがやってきた。自らの教え子である<IMF>の女性エージェント、リンジーの危機に立ち上がることから今回のミッションは始まる。しかし、国際的なブローカーのオーウェン・デイヴィアンの登場で、事態はイーサンの予想をはるかに超えるものになってゆく。イーサンは敵の罠に陥り、過去に経験のない衝撃の計画に翻弄されてしまう。オーウェンがその正体を知る謎めいた暗号名「ラビットフット」とは何なのか?<Yahoo!movieより>


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先日の、レディースデーに「M:i:Ⅲ」を観て来ました~♪

「M:i:Ⅲ」、ドッカンドッカン派手にやってくれていますよぉ!!

 

もう冒頭から、引き込まれてしまいます!

何しろ、トム・クルーズ演じるイーサンが敵に捕らえれ、

目の前のフィアンセを助けたければ、「ある物」の場所を白状しろと痛めつけられ

頭に爆弾まで埋め込まれてしまう!

涙ながらに、「彼女だけは助けてくれ」と懇願するイーサン。

ええ~!? 一体、何がどうしてこうなったの??

―――実は、クライマックスが冒頭にあるのです。

敵の罠にかかって、まんまと拉致されてしまったイーサン、はたしてどうなる??

 

スパイの本領を発揮して、ビルから大空に舞ったり、爆風で飛ばされたり、

豪快に銃をぶっ放したりと、アクション映画のフルコース。ものスゴイです。

間違いなく、テレビやDVDでなく、映画館で観るべき映画ですネ。

大画面でないと、せっかくの迫力も半減してしまうと思います。

ただ、息つく暇も無いので、見終った後はかなりの疲労感。

まあ、ぐったりするほどでは無いですが・・・(笑)

 

おなじみの音楽もいいですよね~。耳にすると思わずワクワクします。

ミッションインポッシブルシリーズのお約束、宙吊り落下ギリギリストップもあります(笑)

 

敵役を演じるフィリップ・シーモア・ホフマンの怪演もみどころですね。

一見普通のおじさんなのですが、かなりの悪役ぶりを見せつけてくれます。

 

この夏、映画を観てスカ~ッっとしたいなら、是非どうぞ!

トム・クルーズの体を張ったアクションスパイ大作戦。

私的には、観て損はないと思いますよ♪


 


カサノバ

2006年06月22日 | 映画鑑賞

カサノバ流愛の錬金術


カサノバ
2006年日本公開
原題:CASANOVA
監督:ラッセ・ハルストレム

【ジャコモ・カサノバ】ヒース・レジャー
【フランチェスカ・ブルーニ】シエナ・ミラー
【プッチ司教】ジェレミー・アイアンズ
【ピエトロ・パプリッツィオ】オリヴァー・プラット
【アンドレア・ブルーニ】レナ・オリン
【ジョバンニ・ブルーニ】チャーリー・コックス

あらすじ
 あらゆる女性を、その魅力でとりこにするカサノバ(ヒース・レジャー)は、不貞や異端行為の罪で死罪を言い渡される。ヴェネチア総督のとりなしで何とか無罪放免となったものの、まもなく始まるカーニバルが終わるまでに良家の子女と結婚するよう命令される。そんな折、彼は女性の解放を唱える美女フランチェスカ(シエナ・ミラー)と出会うが……。(FLIX引用)


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相変わらず、何の予備知識も入れずこの映画を観に行った私。
稀代のプレイボーイとして語り継がれているこのカサノバが
実在の人だということさえ知りませんでした。(おバカです・笑)

18世紀のヨーロッパで数々の女性と浮名を流した、伝説の人物カサノバ。
こんな人がいたんですねぇ~!

いやー、この間まで『ブロークバック・マウンテン』の切ない演技で
泣かせてくれたヒース・レジャー演じるカサノバ。

彼の色香の演技も大したもんです!
まあ、ジョニーほどじゃないにしても・・・(爆)

モテまくりのカサノバ。なんたって、神に仕える修道女にまでモテまくり。
そのモテぶりはハンパじゃない!
そんなカサノバが、心から愛する女性に出会った。
けど、愛する人には愛されず・・・。
彼は愛するフランチェスカを振り向かせようとあの手この手を使います。

そして、そのコトが原因でもつれにもつれた恋愛模様。
さらに、不貞行為、異端行為などでカサノバを捕らえようと
プッチ司教がカサノバを追いかけはじめる!(まるで銭形警部みたい・笑)

もう、最高のシチュエーションですね
はたして、プッチ司教から逃げ切り、フランチェスカを振り向かせるコトが出来るか?
笑いながらもハラハラドキドキ!

最後にもつれにもつれた人間模様が、ほろほろとほどける流れは実にお見事!!
どうやってもはずれなった知恵の輪が、はずれた時のような爽快感!!

とても、楽しい映画でした!!
聞いているとスゴク楽しくなっちゃうクラッシック曲を、目で見せてくれているような作品。
とても優雅でテンポもよく、曲を目で見ているといった感じ。

去年、イタリア旅行をしたばかりの私には、実際に見た景色が
スクリーンで映し出されるとかなりテンションがあがります(笑)

この映画を観た後、私はシェークスピアの『真夏の夜の夢』を思い出しました。
18世紀のヴェネチア版『真夏の夜の夢』。
こんなたとえは、チョット無理やりすぎ??(笑)

イヤーしかし。
こんなプレイボーイの役を、ジョニーが演じたらどうなるんだろう。
想像すると鼻血モンですな・・・(爆)

美しき、水の都ヴェネチア。
いえいえ。

麗しき、愛の都ヴェネチア。
―コレが正しい表現でしょ(笑)


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ところで!

この映画を観た後、渡辺謙さんを見ちゃいました!!

私が『カサノバ』を観に行ったのは、川崎チネチッタ

この映画を観た後、外に出たわたしは、人だかりを発見。

何だろうと周りをキョロキョロしていたら、

映画館の関係者らしき人にエスコートされた渡辺謙さん登場!!

私のすぐそばを通り過ぎて行きました。

もう、手を伸ばせば届くぐらいの距離を!!チョット興奮しました(笑)

ケータイで写真を撮ったのですがどれもボケボケ(涙)

謙さんはね、テレビで見るよりスレンダーでシブくてカッコよかったですよ~♪

『明日の記憶』のイベントでいらしてたようです。 ■こちら■

 

 


ダ・ヴィンチ・コード

2006年06月16日 | 映画鑑賞



ダ・ヴィンチの謎と真犯人を追え!


ダ・ヴィンチ・コード
2006年公開
原題:THE DAVINCI CODE
監督:ロン・ハワード

【ロバート・ラングドン】トム・ハンクス
【ソフィー・ヌヴー】オドレイ・トトゥ
【ベズ・ファーシュ】ジャン・レノ
【リー・ティービング】イアン・マッケラン
【シラス】ポール・ベタニー
【マヌエル・アリンガローサ】アルフレッド・モリーナ

あらすじ
 パリのルーヴル美術館で発見された、館長のジャック・ソニエールの他殺体は、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「ウィトルウィウス的人体図」を模した形で横たわっていた。しかもそれは、瀕死の傷を負った身で、自ら作り上げたものだった。さらに死体の周りには不可解な暗号が残されていたのだ。

 講演会のためパリを訪れていた、ハーヴァード大学の教授ロバート・ラングドンが、深夜にもかかわらず現場に呼ばれる。フランス司法警察のベズ・ファーシュ警部は、表向きはラングドンの専門知識を駆使して捜査に協力してほしいと求めてきたが、実は彼は第一容疑者なのだ。(公式ファンサイトより引用)

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私は時間がなくて、原作はチョットしか読まないで鑑賞しました。
でもその分、展開も犯人も知らないので、ハラハラドキドキは充分味わえましたよ。
やっぱり、謎解きサスペンスムービーなので犯人が分かっていると
チョットばかり、面白さにかけるかもしれないですね。

なんといっても文庫本にして三冊分もの物語を150分に盛り込む訳
ですから、「かなり早いな」と感じるストーリー展開は否めませんね。
スピードに乗り遅れないように、少しばかり頑張って見ないといけないかも。

出演者も、トム・ハンクスが出ることぐらいしか知りませんでした(おいおい)
で、まず驚いたのが私にとって「ターミナル」での印象が強かったトム・ハンクスが
ものすごく痩せていたこと。役作りのためだったのかな??

この映画で、存在感を感じるのがシラス役のポール・ベタニー。
オプス・ディの修行僧なのですが、その苦行のシーンは鬼気迫るものがある。
でもやっぱり映画自体が駆け足なので「おお!」と見入ってる間に次ぎのシーン(焦)

面白いのはやっぱり、醍醐味の暗号などを解き明かすシーン。
きれいな映像と共に見せてくれるのは、とてもいい感じ。
でも「なるほどね」と余韻に浸っている時間はなく次ぎのシーン(焦)

「最後の晩餐の秘密」や、「マグダラのマリア」のことなどは
チョット前までよくやっていた、ダ・ヴィンチの特別番組
を見ていたせいか、わりとすんなり見れたかな?
「最後の晩餐の秘密」は真実はどうか別にして、改めて驚嘆させられる。
やっぱりこの辺は、多少予備知識をいれておかないと
置いていかれる感はあるかもしれないと思います。

吹き替え版の方が評判がいいという噂もある様ですが実際はどうなんでしょうね?
たくさんの字幕を読むことなく、画面に集中できるからでしょうか??

とっても面白かったし、謎解きシーンの「なるほどぉ~♪」は十分味わえました!!
もう一度ぐらい細かいところを観てみたい様な気もします。
でも大筋が分かったら、「何度も観てみたい」・・・とは思わないかも。

映画として2時間半で観られるようにキレイにまとめてあるとは思うけど
原作はきっと細かい描写がなされているはず。
さて、映画とどのくらい違うか、原作を読んでみようかな?(笑)


―チョット今回は評論家気取りで偉そうに書いてみました m(。_。)m ゴメンナサイ


「ブロークバックマウンテン」再び鑑賞

2006年05月24日 | 映画鑑賞



こんにちは。Pamyです♪

一度観てから、ずっと余韻の消える事のなかった
「ブロークバックマウンテン」をもう一度観てきました。

前にコメントしていただいたakiさんのおかげで、もうスクリーンで観る事のできないと思っていた
「ブロークバックマウンテン」を再び観ることができました。
akiさん、本当にありがとうございます。


今回の映画館は、厚木テアトルシネパーク
本厚木のパルコ9Fにあるこの映画館に行くのは初めて。
こじんまりとした映画館だけど、とても落ち着けるいい映画館でした。

なんかね。
今回はスゴクみじかく感じました。

前回より冷静に観ることはできたものの
やはり、切なさは怒涛のように押し寄せるのです。

イニスとジャック。
二人の愛の経緯を、もう一度見守るように観てきました。
出会いから、愛情が芽生え、忍ぶように逢瀬かさね、そして、切なすぎるラストまで。

二人の思いを、ゲイとかホモとかそんな言葉で片付けて欲しくないなと
あらためて思いました。

自分の感情を激しくあらわにするジャック。
言葉は少ないが胸に募る思いを重ねているイニス。
それは、男女が愛し合うそれとなんら変わりはないのだから。

誰も悪くない・・・・。
すべてが、自分なりに誰かを愛した結果。

それでも切なすぎて、湧きあがる胸の震えを押さえることができない。

イニスの「......Jack, I swear.....」がいつまでもいつまでも、胸にこだまする。
きっと、この映画を思い出すたび、このセリフを思い出すのだろう。


ブロークバック・マウンテン

2006年05月12日 | 映画鑑賞



先日、「ブロークバック・マウンテン」を観てきました。

何となく観たいなとは思っていたものの、ズルズルと・・・・。
気がつけば私の住む神奈川県で上映している劇場は一箇所だけ。
あわてて、行ってきました。

・・・・もっと、早く観にいけばよかった。
そうすればもう一度ぐらい観に行けたかも知れないのに。
神奈川県で上映している劇場も、今日が最後の上映日です(涙)

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イニスとジャックの究極の愛


ブロークバック・マウンテン
2006年日本公開
原題:BROKEBACK MOUNTAIN
監督:アン・リー

【イニス・デルマー】ヒース・レジャー
【ジャック・ツイスト】ジェイク・ギレンホール
【ラリーン・ニューサム】アン・ハサウェイ
【アルマ・デルマー】ミシェル・ウィリアムズ

あらすじ
1963年、アメリカ・ワイオミング。二人の青年、イニスとジャックはブロークバック・マウンテンの牧場で羊の放牧と管理の仕事をすることになった。二人だけで山にこもることになった二人は、お互いのことを知るうちに厚い友情が芽生えるように。しかしそれは本当に友情だったのか―?ある寒い夜テントの中で二人は関係を持つ。
二人の関係はそれ以来続き、牧場での仕事が終る晩夏とともに二人は別れた。
その後二人はそれぞれ結婚し、家庭を築き一見平穏に暮らしていた。
二人の別れから4年後。「これから会いに行く」ジャックから一通の手紙がイニスの元に届く。喜びを隠しきれないイニスだったが―。


いやー。本当に本当にモット早く観に行くべきだったと思いました!
ある寒い夜、ジャックがイニスの手を自分に引き寄せた・・・、ケドごくごく自然な流れでジャック自身も無意識だったんだと思う。そしてあの瞬間、二人は、二人の間に芽生えている本当の感情を理解した。驚いたものの、もはや止めることは出来なかったのだろう。

一度は別れた二人。
けれどジャックからの1枚の絵葉書がきっかけで時々会うようになった。

切ないほど、会うことを求めあう二人。
男同士とかそういうことを超越した感情を感じることが出来る。

そもそも、人を好きになるのってその人の心を好きになること。
つまりはその人自身を好きになるということ。
だとしたら、同性同士ってこともありえるんだな・・・
といままで思ったことが無いことを思った。

今の世の中、同性同士って変な目で見られる事が多い。
だから、二人の感情がより切なく思えてくる。

想像することが出来なかったラスト。
エンドロールが始まっても誰も席を立つことが出来ない映画でした。
そして、エンドロールとともにながれる曲がさらに切なく胸にツンと突き刺さりました。

スイスを思わせる綺麗な山。
ブロークバック・マウンテンだけが、二人の汚れなき場所。
ブロークバック・マウンテンだけが、二人の純粋な感情を知っている。


「オペラ座の怪人」を観てきました!!

2006年04月22日 | 映画鑑賞

昨日は渋谷で「オペラ座の怪人」を観てきました!
ジョニー・デップ・・・は出てませんが(笑)好きな映画です。

オペラ座の怪人
2005年日本公開
原題:The Phantom of the OPERA
監督:ジョエル・シュマッカー
製作・作曲:アンドリュー・ロイド=ウェバー


オペラ座の怪人 公式ホームページ

【ファントム】ジェラルド・バトラー
【クリスティーヌ】エミー・ロッサム
【ラウル】パトリック・ウィルソン

「RENT」公開記念特別上映としてル・シネマで再上映しているものです。
「カリスマ映画論」睦月さんのブログでこの情報を知って以来
どうしてもスクリーンで観たくなってしまったのです。
睦月さん、情報ありがとうございました。


オープニングの
  あの音楽―
  あの大きなシャンデリア―
  あの俳優達の汗の匂いがしてきそうな舞台裏―
それだけで涙がウルウルしてきちゃいました・・・。

『ああ、やっぱりココまで観に来てよかった。』


迫力のジェラルド・ファントム、カッコよすぎ(ジョニーごめんね~)
まだ若干17歳のエミー演じるクリスティーヌ(年を知ってべっくらこいた)

豪華絢爛、臨場感あふれる映像・・・

愛されたことがないがゆえに、愛し方もしらないファントム―
悲しい愛の物語。

いつもは電車の中でMDを聞いているわたし・・・。
余韻に浸りきってしまっていて、とてもMDを聞く気になりませんでした(笑)

ファントム役のジェラルド・バトラーが劇中で使った
仮面が飾ってありましたよ~!(スッゲ~!!)
仮面の右側がJ・バトラーのサインです(笑)
ケータイで撮ったので見づらくて申し訳ない・・・!


「オペラ座の怪人」に興味のある方!
スクリーンで観れる最後のチャンスかも!?

4月28日まで上映しているそうです。
■情報こちら■


「リバティーン」2回目の鑑賞に行ってきました!

2006年04月18日 | 映画鑑賞

「リバティーン」公式ホームページ

思いがけず時間がとれて、昨日2回目の「リバティーン」鑑賞に行く事が出来ました。

なぜか今回は、バリーの視点から映画を観ていました。
やはりロチェスターよりバリーの方が感情移入しやすかったのかもしれません。

いきなり現れて「演技の稽古をつける」と言った美しき男ロチェスター。
そして、厳しいながらも情熱的に稽古をつけてくれるロチェスター。
そんな彼に惹かれていったのは必然といえるのかもしれません。

けど、最後にロチェスターを拒絶したバリー。
彼女はロチェスターのことを、もう愛していなかったのでしょうか。
自由奔放な彼についていけなかっただけで愛していたのでは・・・。
愛してなかったら子供を産むことなどできないのでは・・・。
そんなことを帰りの電車の中、考えていました。 

ロチェスターには、やっぱり今ひとつ感情移入出来なかったかなぁ。

バリーに愛を叫ぶシーン。
慟哭するシーン。
激しく感情を表すシーンを、ジョニーはとても見事に演じているのに
もっと観たいと思っているのに短く切られてしまって
物足りなさというかじれったさを感じてしまった。
これは前回も思ったことなんですけど。
この物足りなさが、感情移入しづらい原因の一つなのかも。

こんな壮絶な男の人生を、こんなに見事に演じることが出来るジョニーを
改めてすごい俳優だなあと思います。
今までにジョニーがこれほどまでに激しい感情表現をした映画があったでしょうか。
もしかしたら、ジョニーの演技力が一番観れる映画なのかな・・・とも思いました。

ジョニー・デップ・・・・すごい俳優です。
なんだかまたひとつ、雲の上の存在のように感じてしまった・・・(笑)


『リバティーン』観てきました!

2006年04月08日 | 映画鑑賞

 第二代ロチェスター伯爵、短くも激しいその半生

リバティーン
2005年製作
原題:The Libertine
監督:ローレンス・ダンモア

リバティーン 公式ホームページ

【ロチェスター伯爵/ジョン・ウィルモット】ジョニー・デップ
【エリザベス・バリー】サマンサ・モートン
【チャールズ2世】ジョン・マルコヴィッチ
【エリザベス・マレット】
ロザムンド・パイク

あらすじ
1660年代のイギリス。酒と女をこよなく愛するロチェスター伯爵。彼は反逆児的な態度をとり、王であるチャールズ2世に追放されては恩赦を受けてロンドンへ戻ってくるという生活の繰り返し。ある時、演劇の世界に精通しているロチェスターは芝居小屋で女優のバリーに目をつけ演技の指導をしたいと申し出る。ロチェスターとバリーの二人っきりの演技の稽古が繰り返され、いつしか二人はひかれあうようになっていたが―。

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「リバティーン」を観てきました。
何度か観てから感想記事をアップしようかと思いましたが、初見のイメージというのも大切かなと思い今時点での感想を書いてみることにしました。

映画館の様子はというと、ジョニー・デップ主演の映画ということもあって、
私も含めてテンションの高めの女性達の姿が目立ちました。
しかしこの彼女達が約二時間後、心痛な面持ちで席を立つことになるのだ。


映画の印象を一言でいうと・・・・・

通りすがりにいきなり平手打ちを食らったような感じ。

上手い例えが思い浮かばないけど。
まったく予想もしていなかった、強烈なパンチをくらったって言いたいのです。
この映画、ジョニーは凄いオーラを放っていました。
壮絶な男の半生をバーンと叩きつけられ、圧倒されっぱなしでした。
約二時間、長くは感じませんでした。

ロチェスター伯爵の半生はとても素直に受け入れられるものではありません。
周りに合わせる事をことを常とせず、国王にさえ逆らい、自分の考えを曲げず、
酒をこよなく愛し、それ以上に女をこよなく愛し、挙句の果てには梅毒にかかり
顔も体もボロボロになってしまうのだ。

その凄まじい人生をジョニーが演じるとさらに凄みを増している。

凄まじい人生という「平手打ち」を、観終わった後もうまく消化できず
いつまでも、いつまでも、「平手打ち」の余韻が残っていました。


ロチェスターが感情をあらわにするシーンは物凄い。
それだけに、感情をあらわにする数少ないシーンを
もう少し丁寧に描いて欲しいなと思ってしまいました。
(生意気を言ってすみません・・・。)

ロチェスターに感情移入できることなく、淡々と話が進んでいくのがチョット残念。

わたしが書いた印象は、まだまだ薄っぺらなものなのかもしれません。
この映画の意味は、もっともっと深いところにあるのかも。
二度、三度観て、印象が変わったら又記事をアップしたいと思います。



最近のジョニーをアイドル視しつつある現象、
              それに一喝されたような気にもなりました。

『もし、僕がこんな風にボロボロの姿になっても・・・それでも心からファンだと言える?』