Mile High Milestone

NFL、MLBを中心としたスポーツの話題と埼玉西武ライオンズの観戦記等をお伝えします。

Another Mile High Magic

2015-11-30 16:45:44 | NFL
NFL WEEK12 我がデンバー・ブロンコスは、ホームに昨シーズンスーパーボウル王者で今シーズンもここまで開幕10連勝負けなしのニューイングランド・ペイトリオッツを迎えて全米注目の大一番。先週欠場したブロンコスQBペイトン・マニングはこの試合も結局怪我の回復が間に合わず、先週に続きブロック・オズワイラーが先発。
 試合は序盤ブロンコス最初のドライブはあっさり止められると返しのペイトリオッツ攻撃は、あっという間に進められて最後はQBブレイディからTEグロンコウスキーへのタッチダウンで先制。その後もブロンコスオフェンスは攻めあぐねる中、第2QペイトリオッツがQBブレイディからTEチャンドラーへのタッチダウンを決めてこの時点でペイトリオッツ14-0とリード。第2Q終盤ようやくオフェンスにリズムが出てきたブロンコスが、RBヒルマンのタッチダウンを返しペイトリオッツ14-7ブロンコスで前半終了。
 第3Q両チームディフェンスが踏ん張って両チーム無得点。第4Qペイトリオッツ最初のプレーでQBブレイディがRBボールデンに63ヤードのタッチダウンを決めてペイトリオッツが21-7とリード。返しのブロンコスドライブは、ファーストダウン1つすら取れずこの時点ではブロンコス敗色濃厚な展開でしたが、ここでペイトリオッツのパントリターナーがまさかのファンブルでターンオーバー。息を吹き返したブロンコスは、このチャンスをRBアンダーソンのタッチダウンに繋げて7点差。モメンタムはブロンコスに変わりディフェンスが踏ん張ってペイトリオッツにファーストダウンを取らせず、返しのブロンコスドライブはフィールドゴールに繋げてペイトリオッツ21-17ブロンコスと4点差。
試合時間残り2:39からのブロンコスオフェンス。QBオズワイラーがWRトーマスとサンダースへ1本ずつロングパスを決めてレッドゾーンへ。残り1:15でQBオズワイラーからWRコールドウェルにタッチダウンパスを決めてついにブロンコス逆転。
 このまま逃げ切りたいところでしたが、さすが前年王者ペイトリオッツ。ブレイディのパス中心に進めて試合時間残り4秒からフィールドゴールを決めて24-24の同点で延長戦へ。
 延長戦ペイトリオッツ最初のドライブは、ブロンコスディフェンスLBボン・ミラーのサックなどでファーストダウン1つも取らせずパント。返しのブロンコスオフェンスでは、3プレー目でRBアンダーソンが抜け出して48ヤードのタッチダウンランが決まってサヨナラ勝ち。ここまで全勝のペイトリオッツにブロンコスがついに土をつけました。 
 生中継で見ながらハラハラドキドキな展開でしたが、ブロンコスファンとして今シーズン最高の試合。先週から先発QBになったオズワイラーにとっても昨シーズンの王者を倒せたことは大きな自信になったと思います。もしかしたらシーズン終盤には、ペイトン・マニングが先発QBに復帰するかもしれませんが、オズワイラーが先発QBとして今後も任せられる存在であることが本当に証明されたことが何よりの収穫となった一戦でした。
目指せスーパーボウル制覇!Go Broncos!

Happy Birthday & Happy First Victory

2015-11-23 09:28:37 | NFL
NFL WEEK11 我がデンバー・ブロンコスは、敵地シカゴに乗り込んでのベアーズ戦。先週怪我を押して出場したものの精彩を欠いたエースQBペイトン・マニングは、今週はチームの遠征に帯同せず完全休養。4年目のセカンドQBブロック・オズワイラーが、プロ入り以来初の先発QBデビューでしかも相手ベアーズHCが昨シーズンまでブロンコスの指揮を取っていたジョン・フォックスさん、QBは98年シーズンまでブロンコスQBをつとめていたジェイ・カトラーというブロンコスファンにとっては因縁深い対戦となりました。
 試合は序盤ブロンコスのファーストドライブ4プレー目にQBオズワイラーからWRトーマスへ48ヤードタッチダウンが決めて幸先良く先制。その後膠着状態が続き第1Qブロンコス7-0ベアーズで終了。第2QベアーズがFG2本、ブロンコスがFG1本決めて10-6で前半終了。
 第3QベアーズがFG1本返してブロンコス10-9で第4Qへ。先制タッチダウン以来攻めあぐねていたブロンコスでしたが、QBオズワイラーからWRラティマーへタッチダウンを決めて17-9。このまま逃げ切りたいところでしたが、粘るベアーズは4Q残り24秒RBラングフォードのタッチダウンランで17-15。同点を狙ったベアーズのツーポイントコンバージョンをブロンコスディフェンスが、ギリギリで阻止して勝負あり。
ファイナルスコア ブロンコス17-15ベアーズ
ブロンコス連敗を2で止めてシーズン8勝目。プロ初先発のオズワイラーは、さすがにぎこちないところもありましたがオフェンスをしっかり指揮してパス250ヤード獲得で2タッチダウン、インターセプトなしと先発QBとしてしっかりと仕事をしてくれました。奇しくも今日11月22日(現地)がオズワイラーにとって25歳の誕生日。自らの誕生日を祝う見事なNFL先発初勝利。
来週はいよいよ宿敵ペイトリオッツ戦。ペイトン・マニングの怪我の状態はあまりよくないという声も聞こえていますが、なんとか来週までに間に合って欲しいです。マニングが間に合わなければ無理せず来週も引き続きオズワイラーに頑張ってもらうまでです。
目指せスーパーボウル制覇!Go Broncos!

大記録と大失速

2015-11-16 23:12:25 | NFL
NFL WEEK10 我がデンバー・ブロンコスは、地元に同地区のカンザスシティ・チーフスを迎えての一戦。先週シーズン初黒星を喫して出直しとなる大事な一戦。ペイトン・マニングが今日こそ通算パス獲得ヤードと先発QB歴代最多勝利を華々しく達成してくれると思っていました。
 試合はブロンコス最初のドライブ3プレー目でマニングが通算パス獲得ヤードの新記録を狙って投じたロングパが、自己ワースト記録を更新する9試合連続のインターセプトを喫してターンオーバー。序盤からブロンコスに暗雲が立ちこめます。チャンスを掴んだチーフスはこのドライブあっさりタッチダウンに繋げて先制。
ブロンコスのセカンドドライブ、QBマニングからRBヒルマンに4ヤードのパスが決まりこの瞬間これまでブレット・ファーブが持っていたパス獲得ヤード71,838を破りました。スタジアム全体がマニングの偉業に対してスタンディングオーベーションで讃えるもブロンコスにとって今日の試合の見せ場ここまででした。あとは試合を振り返るのも嫌になるほどのブロンコスにとっては最悪の展開。オフェンスは進まずリーグ最強のディフェンス陣もろくに休ませてもらえずじりじりとチーフスに進まれて失点を重ねる展開。マニングはこの試合4つのインターセプトをくらい、パス獲得ヤードはわずか35。第4QにはマニングとうとうバックアップQBオズワイラーと交代してサイドラインに下げられました。
ファイナルスコア ブロンコス 13-29 チーフス
マニングがブロンコスに加入してから初めてチーフスに負けました。 
今日のマニングはパスの力強さもスピードもコントロールも最悪でNFLどのチームと対戦しても勝てないほどの酷いものでした。オフェンスラインもマニングを守れなかったということもあるでしょうが、マニング自身本調子にはほど遠い内容だったと思います。
毎年思ってきたことですが、どんなに体調が悪くても先発QBの座を譲らないマニングの姿勢は責任感があると捉えることも出来ますが、私は弱点だととも思ってきました。ジョン・エルウェイが現役最後の年は、シーズン途中無理せず休んでバックアップQBブリスターに試合を任せてシーズンを乗り切り、スーパーボウル制覇を果たしたことを思い出します。本調子ではないマニングには、来週休んでもらい再来週の宿敵ペイトリオッツ戦に備えてもらいたいものです。
目指せスーパーボウル制覇!Go Broncos!

ブロンコス今シーズン初黒星

2015-11-09 21:46:43 | NFL
NFL WEEK9 我がデンバー・ブロンコスは、昨シーズンのプレーオフで完敗を喫したコルツの地元インディアナポリスに乗りこんでの一戦。ペイトン・マニングにとっては、長くプレーした古巣でNFL新記録となる歴代先発QB勝利と歴代パス獲得ヤードの2つの大記録を作るには最高の舞台となることが予想された一戦でした。
 ブロンコス、先週好調だったランニングゲームが今週はまたも失速。ランが出ない中マニングのパスに頼るも通らず自陣からもなかなか抜け出せない中、1QにコルツがRBゴアのランでタッチダウン。更に2Qフィールドゴールとタッチダウンを取られて0-17とリードを許す厳しい展開。ブロンコス良いところなく前半終了かと思いきや残り8秒からリターナー、オマー・ボールデンが84ヤードのリターンタッチダウンを決めてブロコンス7-17コルツで前半終了。
後半になって息を吹き返したブロンコスは、後半最初のドライブでQBマニングからWRサンダースへ64ヤードのタッチダウンが決まり14-17と追い上げ。このクォーターにブロンコス、フィールドゴール1本決めて17-17の同点に追いつくも、返しのコルツドライブでタッチダウンを決められて24-17コルツリードで3Q終了。4Qブロンコス最初のドライブを9プレーで進めて最後は、QBマニングからTEダニエルズへのタッチダウンで24-24の同点。
返しのドライブでコルツがフィールドゴールを決めて27-24とリード。この時点でマニングの歴代パス獲得ヤードは、新記録まであとわずか3ヤード。時間も残り6分と新記録を勝利で飾るには最高のお膳立ては整っていました。しかしこのドライブ最初のプレーでマニングの投げたパスは、あえなくこの試合2つ目となるインターセプトでターンオーバー。残り時間はコルツオフェンスにタイムコントロールされて勝負あり。ブロンコス、2年前と同じくまたもコルツに開幕からの連勝を止められました。今日の試合マニングは決してでしゃばるようなこともなく後半にはアジャストしてオフェンスを展開しましたが、ランプレーが出なかったことが大きな敗因でした。リーグ最強のディフェンス陣も今期最大の27点も取られたことを考えると負けるべくして負けた一戦だと言えると思います。それでもシーズンここまで7勝1敗は、上出来の成績です。来週はホームでKC、その次はアウェイでシカゴそしてホームで宿敵ペイトリオッツ戦と続きます。選手、チームスタッフには、ここからの厳しい戦いを乗り切ってプレーオフに進んでもらいたいです。
目指せスーパーボウル制覇!Go Broncos!

パッカーズ撃破!

2015-11-02 22:30:28 | NFL
2015 NFL WEEK8 先週休みで今週から後半戦スタートの我がデンバー・ブロンコスの相手は、ここまで全勝NFC最強のグリーン・ベイ・パッカーズ。ブロンコスも全勝ながら試合前の予想はパッカーズ有利。試合の鍵はブロンコスディフェンスが、パッカーズQBアーロン・ロジャースをどこまで抑えられるかだと思っていました。
 試合は序盤両チームファーストドライブがパントに終わるとブロンコスのセカンドドライブはランプレー中心にじっくり進めて最後は、RBヒルマンのタッチダウンランでブロンコスが先制。ブロンコスサードドライブでは、QBマニングのパスで敵陣に入り込みまたもRBヒルマンがタッチダウンランを決めて14-0で試合の主導権を握ります。好調ブロンコスディフェンスは、パッカーズを3シリーズに続けてパントに追い込み、ブロンコス4回目のドライブは、マクマナスの50ヤードFGに繋げて17-0とリード。前半終盤にパッカーズRBエディ・レイシーにタッチダウンランを返されて17-7ブロンコスリードで前半終了。
3Qパッカーズにフィールドゴールを決められた後の返しのブロンコスドライブは、QBマニングのパス中心に敵陣に入り今度はRBアンダーソンの28ヤードのタッチダウンランで24-10とリードを更に広げます。4Qにはブロンコス、1本のフィールドゴールとディフェンスのセーフティで5点追加して勝負あり。ファイナルスコア ブロンコス29-10パッカーズ 
ブロンコスファンでも予想しなかったほどの圧勝でスーパーボウル連覇を果たした98年シーズン以来実に17年ぶりの開幕7連勝を達成。
 今日のペイトン・マニングは、決してでしゃばることなくパスとランをバランス良く展開して試合を作ってくれました。まるでスーパーボウル初優勝を決めた第32回スーパーボウル(奇しくも相手はパッカーズ)のジョン・エルウェイを見ているようでした。NFL屈指のパッカーズオフェンスをわずかパス50ヤード、ラン90ヤードに抑えたディフェンスもその強さが本物であることを証明してくれたと思います。後半戦は厳しい戦いが続きますが、今日のような試合を見せてくれれば簡単に負けることはないと思います。
目指せスーパーボウル制覇!Go BRONCOS!