Draft Day

スーパーボウル終わって以来久々の投稿です。やはりこの時期は、アメフトも野球もやってないので私的には話題が少なくて投稿することもなかなかないですね。そんな中NFLファンの間で話題になっていた映画「ドラフト・デイ」を観てきました。映画館に行くのは、実に「マネーボール」を観に行って以来３年ぶり。「マネーボール」は、実在のMLBGMビリー・ビーンを描いた話でしたが、こちらの「ドラフト・デイ」はNFLクリーブランド・ブラウンズのGMをケビン・コスナーが熱く演じました。
　NFLの話なのにフットボールのプレーシーンは、選手の分析や昔話の回想シーンでちょっと出てくるだけで、ほとんどはドラフトに向けての舞台裏を描いた内容。チーム編成を任されながらも現場に口を出してくるオーナー、チーム作りの意見が食い違い対立するヘッドコーチとの軋轢、他チームGMとの指名権トレードの交渉などNFLあるある満載のファンにとっては思わずにやけてしまう面白い話でした。NFL知らない人にはおそらく楽しめない映画かと思いますが、日本のプロ野球関係者には観てもらいたいと思いました。日本のプロ野球ドラフトでは、同じ選手の指名が重なるとくじ引きというお馬鹿な方法で指名権を決めますが、NFLでは指名権をチーム同士の話し合いでトレードしたりします。その辺のやり取りがすごく面白く描かれてもいました。NFL方式のドラフトの方がよりフェアでリーグの戦力均衡にもなって絶対に良いと思うのでNPBの関係者もこの映画観て学んで欲しいものです。
大学の最優秀選手賞（ハイズマン賞）を獲得したスターQBをコスナー演じるGMが、ドラフト１位で獲得するかというのがストーリーの大きな柱でしたが、私がGMだったら絶対に獲得しないだろうとも思いました。NFLファンの間では同賞を獲得したQBは、NFLでは活躍できないなんて有名な話ですからね。

ボスが歴代ダントツ1位

スーパーボウルウィーク中にLos Angels Timesが行った歴代スーパーボウルハーフタイムショウ投票でブルース・スプリングスティーン&ザEストリートバンドが、ダントツぶっち切りの1位を獲得*\(^o^)/*1～3位まで偶然にも私の選出と一緒なのもなんか嬉しい

Super Bowl XLIX

スーパーボウル観ました。昨年は、我がデンバー・ブロンコスが出場したこともあり休みをもらっての観戦でしたが、今回は休んでまで見る価値のない対戦だったので普通に出勤。それでもフットボールファンとしては、気になるもので出勤中はスマホのラジオアプリでj-waveのスーパーボウル中継を聞いてました。昔は在日米軍向けのラジオFENでよくスーパーボウルは聞いたものですが、今年のj-waveは史上初の日本語で中継。画期的な企画だとは思いましたが、中継中にBGMをかけながらの放送といういただけないものでした。NFLファンにとっては、観客の大声援こそ最高のBGMなのにそれをかき消して関係ない音楽流すなんてフットボールを理解していないと言わざるを得ません。
　さて、試合内容は最後までもつれる大接戦の末ニューイングランド・ペイトリオッツが２８－２４でシーホークスを下し１０年ぶり通算４回目のスーパーボウル王座に輝きました。第４Q劣勢からの逆転勝ちは流石と認めざるを得ない試合内容でした。しかし逆転タッチダウンまで残り１ヤードまで迫ってパスプレーを選択したシーホークスのコールは、スーパーボウル史上に残る愚かな選択だったと言えるでしょう。
　これでフットボールシーズンは完全に終了し、長い長いオフシーズンに入りました。デンバー・ブロンコスファンとしては、QBペイトン・マニングが来シーズンもプレーしてくれるかが気になるところですが、私はマニングが現役続行を表明して来シーズンこそブロンコスをスーパーボウルチャンピオンに導いてくれることを信じて今シーズンを締めくくりたいと思います。
　Go Broncos!

My Best 5 Super Bowl Halftime Show: No.1 Bruce Springsteen & The E Street Band at Super Bowl XLIII

いよいよ明日（現地アメリカ時間では本日）第４９回スーパーボウルが開催されます。私の歴代スーパーボウルハーフタイムショウ第１位は、第４３回のブルース・スプリングスティーン（以下ボス）＆ザEストリートバンドを選出します。
　ボスがスーパーボウルのハーフタイムショウに出演すると知った時についにこの時が来たかと思ったことを覚えています。NFLファンになる前からボスのファンであった私にとっては、今まで見たスーパーボウル２４試合の中でこの時だけは試合よりもハーフタイムショウの方が楽しみに試合を見ていました。
試合前日の記者会見では、ボス自身NFLについてはほとんど知らないという意外な事実を公表していました。バンドのメンバーは、NFLを目指すほどのフットボール選手だった故クラレンス・クレモンズをはじめ、スティーブン・ヴァン・ザント(g)、マックス・ウェインバーグ(dm)、ニルス・ロフグレン(g)は、フットボールファンとしても有名です。
　ハーフタイムショウが始まるとボスと故クラレンス・クレモンズがシルエットでかっこ良く登場。いったいどの曲から始めるのかといろいろと予想していた一曲目は、”Tenth Avenues Freeze Out”。正直意外ね選曲で驚きましたが、会場が一気に盛り上がったところで名曲”Born to Run”へなだれこみ、この当時の新曲”Working on a dream”を挟んで80年代のヒット曲”Glory Days”。この曲は高校時代に野球で活躍した友達の歌詞をフットボール選手に変えて歌ってくれました。最後はボスとスティーブン・ヴァン・ザントと掛け合いを行ってたらディレイ・オブゲームの反則をもらうというオチで締めくくり。ボスとEストリートバンドの楽しくてカッコいいライブが１２分に凝縮された素晴らしいショウでした。
　Superbowl XLIII Halftime Show - Bruce Springsteen & The E Street Band