メルケル首相はブルース・スプリングスティーンファン！

ドイツ首相メルケルさんが最近受けたインタビューで「ブルース・スプリングスティーンの曲を聴きながらアメリカをドライブするのが夢だった」と告白しています。メルケルさん、ハンブルク生まれながら育ちは東ドイツ。ベルリンの壁崩壊後に政界入りしていて壁崩壊前は東ドイツ国民。ブルース・スプリングスティーンはベルリンの壁崩壊1年前の1988年に東ベルリンで伝説的なライブを行っています。もしかしたらメルケルさんこのライブに行ったのかもしれません。ブルース・スプリングスティーンファンとしては、メルケルさんがどんな曲、どのアルバムが好きで何がきっかけでファンになったのか気になるところです。

Blinded by the Light

東京国際映画祭で上映された"Blinded by the Light"を観てきました。ブルース・スプリングスティーン(以下ボス)の曲に出会って人生が変わったイギリスに住むパキスタン移民の話。ちょうど2年前の今日ニューヨークのブロードウェイで出待ちしてボスからサインもらった私としてはどうしても観たかった映画でした。
パキスタン移民として行き詰まった人生、人種差別にも苦しむ主人公が、友人の勧めでたまたま聴いたボスの曲に勇気づけられ自分らしく夢を追いかけ、BGMが私にとってお馴染みにボスの曲(Born to Run、Thunder Road、Dancing in the Dark、The Promiced Land.....)だらけということあって途中からほぼ泣きっ放し。ボスの曲を口ずさんで学校行くとか、ボスが出るテレビ番組を食い入るように観るとかまるで10代の頃自分を見ているようでした。日本では来春一般公開されます。ボスファンでなくてもきっと楽しめる素晴らしい映画です。