中小の業績に直結する原材料や人件費の価格転嫁について、4割以上を転嫁できた企業は半分にとどまるという事情がある。
半数をどこまで上げられるのかでしょう。
中小がこうした賃上げペースについていくためには、好業績の大手企業が、取引先の中小の求める価格転嫁に応じることが求められる。
いや、普通なら下請け法でそこは素直に最低賃金は計算して仕事を発注するのでしょうけど。
時給1500円は分単価25円なので無理をしなければ支払える額では?
それを払えないのは何重にも下請けさせているからでしょう。
例えば、車全体からエンジン周りやサスペ
ンションやら、電気系統やら、いくつかの塊で発注したのを更に細部をその会社が下請けに出すような仕組みでしょう。
つまり、それでもこの辺りの計算や取引は万が一の事もあるので慎重なはずです。
問題が問題なだけに公開されている訳でも
なく、取引に不満だと変えられてしまう危険があるのでしょう。
それにしてもかなり厳しい話ですね。