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新型肺炎、世界経済回復を阻害貿易などもリスク=IMF

2020-02-20 07:56:00 | ニュース

gooニュースより
https://news.goo.ne.jp/article/reuters/business/reuters-20200220011?fm=g

> 「不確実性がニューノーマル(新常態)になりつつある」とし、
>「疫病など一部の不確実性は制御不能だが、避けられる不確実性を新たに作り出すべきではない」

2018年以前の自由貿易、経済圏構想から保護貿易主義の台頭とその報復で世界経済が変質したのは確かだ。
疾病が制御不能なのは一部の国であり、世界全体ではない。
が世界の工場と呼ばれた中国がこうなった以上、そのペースは遅くなっても仕方ない。
むしろ、この間にゆっくりと貿易収支の調整をすればいいのでしょう。

必ずしも自由貿易、経済圏構想が正解で保護貿易主義が問題な訳ではなく、貿易収支の偏りがある以上是正措置も必要だ。
IMFは本来通貨の番人で世界的な経済危機の回避を目的としているのに何故かアクセルを踏みたがる。
日本の消費税の発言にしても国債発行高の削減させて日本の経済力を利用したいのだろう。
最近の他国の報道でも消費増税で景気が後退しているのなら財政支出をと言う記事がある。

しかしながら、現実的には日本の経済の問題点はおそらく米中への依存であり自主的な経済成長に欠ける。
30年も前の話になるがまだ日本はテーマを持って経済活動の計画を実行していた。
それが2011年以降復興を目指していたが、それでもGDPは伸び悩む。

問題の本質は確固たる経済成長を目指すようなインフラや格差是正なのだが言う程簡単ではない。
生活水準を引き上げるにしても現実的な面で言えば既に可能な部分はかなりの国で満たし始めている。
問題は稼げない国のインフラ整備をどうやっていくのかとそれに代わる物をどうするのかだ。
もっともそんな事をODAでずっとやっても上手く機能させられずに来ているのがオチだった。

IMFが本気で世界経済の発展を構想するなら、開発途上国のインフラ整備等をどうするのか個々に事例とその経済成長を試算して確実性の高い場所からでも進めないとおそらくは先進国・新興国の鈍い経済成長では失速するのは自然な状況でしょう。



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