johji2015のブログです

johji2015個人がやっております。

米石油業界、相次ぐ大型買収 底堅い需要、脱炭素曲がり角

2023-11-19 16:01:00 | その他気になった事

脱炭素曲がり角と書いています。
内容からすると
50年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする目標を掲げる中、太陽光など再生可能エネルギーの導入促進だけでは、需要を賄い切れないと見込んでいる格好だ。
あと27年でどの程度の割合を再生エネルギーにするのかそれにもよります。
需要が少なければこれらの石油はエネルギーではなく、原材料にさせる程度の話です。
英調査会社ウッドマッケンジーは「買収は石油需要への強気の見方を示している」と指摘した。
幾ら強気でも世界の多くが脱炭素を要望すれば、議会等から睨まれます。
例えば水素なりに置換するなり、二酸化炭素を吸収させてゼロにする工夫なりなんらかの方法は有るのかとも考えます。

新興国の経済成長などによる底堅い石油需要を見込み、大型投資に踏み切っている。
問題は中国を初めとする新興国市場ですら既に経済成長後の飽和に近い状態に近付いています。

それに新型コロナの時にしても世界的に落ち込んでいました。
そう言うような想定外の原因もある恐れから漠然とした需要の予測は難しいはずです。
むしろ、再生可能エネルギーの比率が高まるのは脱石油などの理由から高い石油よりも再生可能エネルギーの方がいいような状況になる場合です。
難しいのでしょうけど、産油国が高値を維持させようとすれば反対に切り替えの動きが加速します。
まして共産圏など一部の独裁国家は指示でその割合さえも変えてしまったから中国のEVが強いのです。
また、産油国などで太陽光にも恵まれていれば輸出に回して自国は再生可能エネルギーと言う外貨稼ぎもあるのでしょう。

日本にとって
石油投資を重要視して貰えれば、日本は有難いくらいですよね。
原油価格が下がるか、少なくとも上がる割合が抑えられますから。

脱炭素の曲がり角はむしろ世界の人口がどうなるのかで決まります。
これ以上に増えると当然ですが脱炭素と言うかエネルギー消費を控えないとその放熱だけでもかなりの量になりますから。
ヒートアイランド現象が起きます。
それに一部での過密化で人為的に排水量が増えて洪水になり易くもなります。
特に中国とかのインフラ整備だとアスファルトによる舗装で水捌けが悪くなります。
単純に便利さの追求だと災害も増えます。
元々温暖な気候の地域用に開発していますから、過度な高温や多湿に耐えるのかは違ってきます。
あと27年も有れば、色んな事が不適合なのも分かって変えるのかと思います。
それに他の資源は有限ですから、そんなに新興国市場が膨れ上がれるのかはやってみないと分からないのかもしれません。
それに幾ら豊かになれるような想定でも戦争や内乱が起きては文化的な生活さえも出来ません。
その辺りが変わらない限り、石油の需要が飛び抜けて増えるのか疑問です。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「人質解放と5日間戦闘一時停... | トップ | 「ジャニーズアイランド」→「... »