
こんにちは~♪美容家歴24年のSACHIKOです

レストランで最初に出される、シェフの気合いがこもった「アミューズ」をいただいたら、いよいよコース料理のはじまりです。本日の料理の期待をアニューズで感じとったら、次に「オードブル」が出されます。ここからがコース料理の本格的な組み立てになります。

(by ラチュレ)
内容やスタイルはお店によって様々ですが、オードブルの意図は、これから続く料理に対して食欲をそそるようにするもの。そのため、野菜を中心にした内容のものになっていますが、時として塩気のあるハムや小魚などが盛り付けられたりします。
単品料理のオードブルの場合は、フォークとナイフを使って左から一口サイズに切りながらいただきます。また、カナッペのような小さなものは、手でつまんでOKです。
さて、大皿にバラエティーにとんだ数品が盛られている、盛合わせタイプのオードブルは女子のテンションが上がるスタイルですが、この盛合わせオードブルを美しく食べる方法とコツをご紹介したいと思います。

(by ダッフィオーレ)
盛合わせオードブルが運ばれて来たら、まずお店の方が内容を説明してくださいます。その時に、ちょっと注意して聞いてみてください。左手前から時計回りの順に説明しているのがわかります。
基本、薄味のものから徐々に味が濃くなるものを食べたほうが美味しくいただけます。なので、盛り付けもだいたいそのように配置されていますので、説明された通りの順番に食べるのがGOODです。
もしオードブルの説明を聞き逃したら、左手前から時計回りに食べ進めて行きます。これを覚えておくと、お皿の上の"景色"を美しい状態で保ちながら食べ進めることができますので、人に見られても上品に映ります。
食べ方ですが、1つの料理を食べつくしてから隣の料理を食べるのではなく、それぞれの料理を少しずつ食べながら時計周りに進めていき、最終的にどの料理も最後の一口が残り、一周して食べ終わるのがGOODです。とても美しい食べ方になります。

(by ピッコログランデ)
また、生ハムとメロンという王道の1品が出た場合の食べ方は、一旦生ハムをメロンから外し、それぞれを一口サイズにカットして、生ハムとメロンを一緒にいただきます。
食べにくいのが生野菜のサラダですね。薄い葉物はフォークに刺しにくいですし、水菜のように細いもの、ルッコラのように長いものなど、どれもフォークで食べるのに苦労しそうですが、コツを掴めば簡単です!

(by ビストロ クプレ)
大きくて薄い葉物は、カットして何枚か束ねて厚みを作るか、くるくるっと巻いたり折りたたんだりして厚みを作るとフォークに刺しやすいです。また、細い茎の野菜は、数本束ねてもフォークに刺すのは難しいです。そんなときは、大きな葉物で巻くとフォークに簡単に刺すことができます。そして、細長い葉物は、カットしないで折りたたむとフォークで刺せます。
いずれも、ナイフで壁を作ってフォークを刺すのがポイントです。面倒だからと、フォークを右手に持ち替えて、フォークだけで刺しながら食べるのはカッコよくないのでおすすめしません。また、フォークだけで刺すと、お皿と接触してカチカチと音を立てるので、そもそもNGです。
フランス式のマナーでは、フォークを右手に持ち替えるのはマナー違反ではありませんが、改まった席ではスマートな食べ方ではないので、最後まで左手にフォーク、右手にナイフの持つスタイルで食べるようにしたほうがベターです。ちなみに、イギリス式では、フォークを持ち替えるのはマナー違反とされています。

(by シェ トモ)
また、豆類があると、コロコロ転がって食べにくいですよね。これもコツがあります!平らな形の豆はフォークで刺したり、フォークの腹(凹んでいるほう)に載せて口へ運べると思います。
厄介なのは、グリンピースのような硬く小さな豆。フォークで刺そうとすると、すべって飛んでいったり、フォークの腹に載せてもコロコロ転がって落ちてしまったり…。そんな経験はありませんか?
この場合は、フォークの背で豆を少し押し潰します。形を変えれば転がりませんので、あとはフォークを刺すなり、フォークの腹に載せるなり、どちらでもスマートに食べられます。
どんな素材・料理が出ても、フォークとナイフで美しく食べる振る舞いは、とても優雅でカッコイイです。回を重ねれば自然にできるようになります。ぜひ意識してみてください。
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※掲載の画像はすべて実際にお店に行った時のものです。
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