隠れキラリ!テーブルマナーde大人磨き女子磨き

レストランで失敗しないテーブルマナーのご案内をしています。

実食!フィッシュナイフの扱いこそ美しい姿勢で

2019-09-11 10:41:46 | テーブルマナー

こんにちは~♪美容家歴24年のSACHIKOです

第7回目のテーブルマナー講座はフレンチをいただきながら基本マナーを学びました。テーブルマナーに自信のない方や結婚式で招待されているなどに人気の講座です。特に結婚式では、知らない人や目上の人と同じテーブルになることもあります。お祝いムードも大事ですが、自分が見られていることも忘れないようにしましょう。食べ方や食べる姿勢は「人と成り」を思わせてしまいます。美しい姿勢と食べ方で、良い印象を受け取ってもらいましょう。

【ワンポイント オブ ディッシュ】

テーブルの上にはフルコースのカトラリーがすべてセッティングされていました。メインコースまでは並べられていることはありますが、デザート用のカトラリーまで最初からセッティングされているのは、なかなか少ないです。しかも、フィッシュナイフ(魚料理専用のナイフ)もあって、ちょっと嬉しくなりました。これも普段お目にかかることが少ないので、講座用にフィッシュナイフを持ち歩いています(笑)。

しかし、まだ足りないところがあります。正式には、シャンパン(乾杯用)グラス、白ワイン用グラス、赤ワイン用グラス、ウォーターグラスと4つとも最初から並べられています。格式のあるお店はそこまでこだわります。では、いただいたお料理のご紹介とワンポイントレクチャーをご紹介します。

■前菜

鯵と野菜の1皿。鯵は一口大に切ってフォークに刺していただきます。豆やミニトマトなどは必ずナイフで壁をつくり、ナイフの壁に押し当てながらフォークで刺します。フォークだけで豆を刺そうとすると、ピューとどこかへ飛んでいってしまうので気をつけましょう。

葉物は、フォークとナイフを使って折りたたんで厚みをつくるとフォークに刺しやすです。小さな葉片はフォークの腹にのせていただきます。この時に、フォークの先からナイフでのせようとするのではなく、フォークの横からナイフでのせると上手く拾えます。また、このような動作はとても上品で落ち着きのある印象に見えます。

■スープ

生クリームたっぷりのグリーンピースのポタージュをいただきました。スープにはいくつかタイプがあります。サラサラのコンソメタイプ、ポタージュのようにどろっとしたタイプ、またガスパッチョのような具だくさんのスープ。これらのスープを基本の形マナーで食べると、美しく食べることはできません。だから、テーブルマナーは実践してこそ自信のある食べ方が身に付きます。

ポタージュタイプの場合は、スプーンを傾けてもすすらないと口の中には入りにくく、すすると「ズズッ」と音が出てしまい、これはNGです。なので、半開きぐらいに口を開けて、スプーンをスッと口の中に入れて、ス~とスプーン抜きます。伝わるかな?(笑)

■魚料理

帆立と平目、アメリケーヌソースでいただきます。なにやら「アメリカ」的なイメージのソースですが、アメリケーヌはフランス発祥のソースです。本来はオマール海老が基本となるソースですが、一般的には海老の濃厚ソースといったところです。そんな濃厚ソースをたっぷり絡めていただきましょう。

さて、こちらの魚料理はフィッシュナイフでいただきます。フィッシュナイフには普通のナイフのような「刃」がありません。魚を切るのではなく、身をほぐすようにしてフィッシュナイフを扱います。ですから、お肉を切るときのような力を入れる必要はありませんので、刃は要らないんですね。

フィッシュナイフの持ち方も鉛筆を持つようにして、斜め上からナイフを刺してほぐすようにカットしていただきます。とても優雅な動作ですから、ぜひ身につけていただきたいと思います。

また、ご覧のように、一番手前に細い茎の野菜が添えられていますね。これは3回ほど折りたたんで帆立と一緒に刺すと食べやすいです。平目は身が崩れやいのでフォークでなんでも刺し直しするのは避けましょう。どうしても刺しにくい場合は、フォークの腹にのせ、ソースをたっぷりかけていただきましょう。

■肉料理

メインは牛肉の赤ワインソース添え。とても上品なソースで美味しかったです。奥にはミョウガの酢漬けが。最後に口の中をさっぱりさせてくれました。

ソースがたっぷりある料理を美しく食べるには、ソースをお皿に広げ過ぎないようにすると、食べた後のお皿の上がキレイに見えます。なので、お肉を一口大にカットする際、ソースの上で切るのは避けましょう。お肉を切ってから、ソースの上に置き、ナイフでソースを絡めていただきます。

■デザート

いろいろ盛合わせになっています。左奥がアサイーのゼリー。手前にはメロン、3種のプチケーキ、右奥にはサブレのような焼菓子です。さて、どれからいただきましょうか。ではなく、どの順番に食べるのが美味しく味わえるか…です。

基本的にどんな料理も味の薄いものから濃い順に食べ進めたほうが、より美味しく実感できます。なので、この場合はアサイーのゼリーからいただきます。これは小さい器なので、つい手に取って持ち上げて食べるところですが、洋食の場合は手に器を持つのはNGマナーです。左手を器に添えて、持ち上げずにいただきましょう。

続いて瑞々しいメロンを一口でパクリ。次は3種のプチケーキ。右手前から順にいただきました。最後に軽い焼菓子を食べて終了です。

今回は、デザートと同時にカフェも出されましたので、デザートとデザートの間にコーヒーをはさみ、1つ1つのデザートを味わいます。最後の焼菓子はプティフール的な役目でもありますので、ケーキ類で重くなった口の中をしばらくコーヒーでさっぱりさせてから、最後の最後に焼菓子をいただきます。

知識だけのテーブルマナーでは、本当に美しい食べ方をするのは難しいです。ぜひ食事をする機会があるごとにテーブルマナーを意識して食べるようにしてみてください。知らず知らずのうちに美しい食べ方が身につきますよ。

・テーブルマナーを身につけたい

・どんなお店でも楽しく食事をしたい

・同伴者に恥をかかせたくない

・自分に自信をつけたい

・堂々と食事ができるようになりたい

という方、テーブルマナー講座に参加しませんか?

♥完全保存版!西洋料理のテーブルマナーのすべて

♥美しい食べ方の人は人脈が広がる!テーブルマナーフレンチ編

♥和食がもっと楽しくなる!日本料理を楽しく味わう!

♥身近なお弁当で学ぶ和食のテーブルマナー

=========================

ブロトピ:グルメ・料理・食べ歩き

ブロトピ:ブログ更新しました

ブロトピ:自分磨き日記~♪

ブロトピ:食べ歩き・ランチ・お食事など食べ物関連はこちら!

ブロトピ:今日の生活・文化情報


最新の画像もっと見る

コメントを投稿