(by マッシュルーム)
こんにちは~♪美容家歴24年のSACHIKOです
レストランでの肉料理、いくつかの調理法があります。赤ワインなどで蒸し煮した「プレゼ」、オーブンで焼いた「ロティ」、直火で焼いた「グリル」、油でじっくり蒸し焼きにした「コンフィ」などがあります。また、多くの肉料理は骨なしで出されますが、小鴨やうずらの骨付きで調理されたものが出ることもしばしばあります。
そして、骨付き肉のメニューでは必ずフィンガーボウルも一緒に用意されます。これは、骨の部分についている肉までかぶりついてお召し上がりくださいというもの。手で肉を持つと指先が油やソースで汚れますから、食べたあとに指を洗うためのお水です。
ですが、カジュアルなお店ならかぶりつき姿も画になると思いますが、おしゃれなお店やちょっと高級店では、フィンガーボウルが出されても女子はかぶりつきは遠慮してほしいですね。そんなことをしなくても、丁寧にナイフとフォークを扱えばキレイに骨から身を外せます。ということで、コンフィを例に骨付きにくの美しい食べ方をご紹介します。
【ナイフを骨に沿わせれば簡単】
(by コートドール)
画像は小鴨のコンフィです。ひたひたのオイルの中でじっくり時間をかけて蒸し焼きされたもの。テーブルに運ばれる前に、仕上げとして皮をパリッと焼いてからお皿に盛り付けられます。お肉の下にには野菜が隠れていました。
コンフィは、中の肉がホロホロに崩れるほど柔らかく、旨味がギュッと閉じ込められた手間のかかった料理です。ですから、少しでも肉の部分を残すことのないようにいただきたいですね。
①骨と肉を切り離す
フォークで身の部分を押さえ、ナイフを肉と骨の境目の入れて矢印の方向に切りいれていきます。この時に、下のお皿にナイフがあたってカチャカチャ音がしないように、ゆっくり丁寧にナイフを入れていきましょう。
②肉と野菜を交互に食べる
骨と肉を切り離せたら、まず肉の部分を左側から一口サイズにカットして食べます。このときに、野菜と交互にいただきましょう。
③骨に沿ってそぎ落とす
肉の部分を食べ終えたら、フォークで骨を押さえて、矢印の方向からナイフを入れて骨に沿って削いでいきます。1枚でペロリと剝がれるわけではありませので、一口分をそぎ落とすたびに食べるようにします。小まめに食べることで見た目にも美しいです。一旦全部そぎ落としてから食べるというのは美しい食べ方ではありません。そぎ落とした肉を長く人の目に触れされるのはあまりイイ景色ではありませんので、小まめ食べ進めていくようにします。
④骨の側面をそぎ落とす
今後は肉の側面に残っている肉を左から(矢印)そぎ落とします。この辺りは、もう細かく崩れ落ちるので、細かくそぎ落とすようになります。③と同様に一口サイズ分をそぎ落とすたびに食べるようにしましょう。
このように食べ進めて、まだ骨の周りに肉がついているようなら、さらにナイフで彫ってキレイに取り除きます。どうしても残ってしまう肉の破片はそのままにしておきましょう。そこをかぶりつくとなると、頬にまで肉やソースがついて、顔が汚れるはめになります(笑)。最後にそんな顔を見せては、いままで美しく食べ進めてもイメージは一気にダウン!お皿の上が美しい状態ならOKです。
また、どんなお肉料理でも食べ終わったあと口周りは油やソースで汚れていますので、必ずナプキンで口元を綺麗に拭きとってから飲み物のグラスに口をつけるようにしましょう。
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