こんにちは~♪美容家歴24年のSACHIKOです
食べる機会が多いパスタですが、メニューによってはソースが跳ねて服を汚したりすることがありませんか?ソースのシミが付くと、目立つし落としにくいし、食べた後で他のにすれば良かったと後悔することもあるのではないでしょうか。
食べた後のお皿の上がソースが残り過ぎたり広がる過ぎて、ちょっと汚いとか恥ずかしいから早く食べ終わったお皿をさげてほしいと思ったりしませんか?そんな経験があると、パスタを食べたくても躊躇してしまいますよね。一人で食べるならまだしも、同席者がいるとなおさら!本当はパスタを食べたいのに、失敗してイメージダウンするよりは、安全に食べられるサンドイッチやサラダプレートをオーダーしておこうと。私も何度白い服をダメにしたことが…(泣)
また、食べている最中もソースが口の周りにはみ出して、その度に紙ナプキンを何枚も使ってお皿の横でゴミが増え、そのゴミを食べ終わったお皿の上に山盛り…なんていう食べ方になっていませんか?これもパスタの"あるある"の1つ。
ぜひ、最後のお皿の上がキレイに終わるように美しい食べ方をマスターしましょう。好きなパスタをいつでもどこでも堂々と食べられる「美しい食べ方」をご紹介します。
カフェなどでパスタを注文すると、フォークとスプーンが出てくるところがありますが、通常のレストランでは、スープ系のパスタ料理以外はフォークしか置かれません。なので、普段からフォークだけで美しく食べる練習をすると、いざという時に失敗しないですよ。
まずは「美しい食べ方の三原則」を覚えておきましょう。
1.一口サイズになるように巻き取る
最初に数本をフォークの先に取り込んでも、ぐるぐると巻き付けいくとどんどん量が多くなり、一口サイズではなく大口サイズになってしまいます。最初に取るのを2~3本にし、フォークを垂直に立てて巻いていくと、一口サイズで上品に口に入れられます。
2.パスタを食べている途中で噛み切らない
うまく巻き付けられなくて、フォークの下でぶらさがっている麺を噛み切ってお皿に戻すのはやめましょう。そうならないためにも、最初の取り込みを2,3本にしておくと、最後までしっかりフォークに巻き付けることができます。
3.ソースを最初にぐちゃぐちゃ混ぜない
パスタが出て来たときにソースが中心に盛られているような場合、つい全体に行きわたらせようと、最初にぐちゃぐちゃ混ぜたくなるかもしれませんが、これはNG!とっても美しくない光景ですし、最後に食べ終わったあとのお皿がパスタで引きずった跡が残り、言うまでもなく美しくありません。
この3原則を実践するだけでも、かなり美しく食べられます。では、パスタの種類とともに美しい食べ方をご紹介します。
食べる機会が多いのがロングパスタのメニューですね。麺の太さでいくつか種類がありますが、一般的に麺の断面が円形で太さが1.6mm~1.7mmの「スパゲッティーニ」。お皿の窪みにびっしり盛られたパスタの場合は、パスタ全体をちょっと後ろに寄せて、右手前に巻き取るスペースを作りましょう。間違っても頂点から食べることがないように。料理の中心から食べはじめるのは、お行儀が悪いとされています。
スパゲッティーニより少し麺が細い「フェデリーニ」、幅は1.4mm~1.5mm 。上の画像のようにムール貝がのっている場合、左手で殻を持ち、右手のフォークを身に刺していただきます。最初に全部の殻を取るのではなく、食べるたびに殻を取るようにしましょう。
断面が楕円形で3mmぐらいある「リングイネ」は、濃いソースとの相性がいいパスタです。 三原則に沿って、具を麺に絡めながらいただきましょう。パスタだけが残るとか、最後に具が余るということがないようにバランスを考えて、ときにはフォークの腹に具のみをすくって食べるのもOK。
麺の形状が平らで幅が5~10mmの「タリアテッレ」。こちらも三原則に沿っていただきます。麺が平らな分、巻き取ると量が多くなるので、2本をフォークの先で取り込んで巻くようにすると一口サイズになります。
巻かないパスタと言えば、ペンネやフリッジ、コンキリエなどのショートパスタ。これらのショートパスタは、ついフォークで刺してしまいがちですが、なるべくフォークの腹に載せて口に運ぶようにするのがエレガントです。小さい貝のようなパスタをいちいち刺して食べる光景は、とても幼稚に見えます。レディなら上手くフォークの腹に載せて、ゆっくり食べるようにするとベストです。
パスタの上にどん!と載った渡り蟹。これはどうやって食べたらいいの?一番上はだいたいが飾りで載せられていますので、最初にお皿の奥によけます。もし食べられる部分がある場合は、専用のピックが出されるかフィンガーボウルが出されるので、それぞれを使って身を取り出してパスタとともにいただきましょう。
どんなパスタも最後まで「美しい食べ方」を意識して美しい姿勢で食べるようにしてみてくださいね。
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