青い空をキャンバスにして…☆
空のこと、雲のこと、星のこと、そして・・・
 



さきほど(4月7日 23時32分すぎ)テレビを見てたら、地震情報のテロップが流れました。


最近はよくあることなので、ボーッと見てたら、なんや、宮城県で震度6強とか…

震度4とか5とかには、結構慣れっこになってたけど、震度6強はちょっと大きい…

BS見てたので、地上波に変えたら、ほとんどのチャンネルで地震のニュースが流れ、
地震のとき、または、地震直後の揺れている映像が見られました。




えらいこっちゃ!




とりあえず、弟(仙台市宮城野区在住)に「大丈夫か」とメールしたら、
しばらくして返事が返ってきて、一安心。

しかし、前回というか、本震(3月11日の地震)より、揺れはひどかったようです。



そうですよね。
本震は、結構、陸から離れたところで地震が起こってたけど、今回は、海岸のすぐ近くです。
津波警報とか出てたけど、「すでに到着したと思われる」とか、警報になってへんし。
緊急地震速報も、23時33分3.5秒に出たらしいけど、間に合ってたんだかどうか…


それにしても、よう考えたら、マグニチュード(M)7.4なんて、
本震のM9.0に比べたら、へっ?て感じやけど、
「阪神・淡路大震災」のときの「兵庫県南部地震(M7.3)」より大きいわけでして…
そんな地震が、直下とは言わないまでも、すぐ横で起こっているわけでして…


なんか、感覚がマヒしてしまってます ( ̄◇ ̄;)






参考までに、気象庁発表の地震情報


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地震情報(地震の活動状況等に関する情報)
平成23年 4月 8日01時21分 気象庁発表

「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」について(第34報)
、8日01時15分現在の概要を以下のとおりお知らせします。

*** 地震の概要 ***
発生日時:4月7日23時32分頃
マグニチュード:7.4(速報値)
場所および深さ:宮城県沖(牡鹿半島の東、約40km付近)、深さ約40
km(速報値)
発震機構等:西北西から東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型 (速報値)
※今回の地震は、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の余
震と考えられます。

*** 震度の観測状況 ***
【最大震度6強】宮城県栗原市(クリハラシ)、仙台市宮城野区(センダイ
シミヤギノク)で震度6強、岩手県大船渡市(オオフナトシ)、釜石市(カ
マイシシ)、矢巾町(ヤハバチョウ)、一関市(イチノセキシ)など21の
市区町村で震度6弱を観測したほか、東北地方を中心に、北海道から中国地
方の一部にかけて震度5強から1を観測しました。

*** 津波警報等の発表状況 ***
津波警報(津 波):07日23時34分に宮城県に発表した津波警報は、
08日00時55分に解除しました。
津波注意報:07日23時34分に青森県太平洋沿岸、岩手県、福島県、茨
城県に発表した津波注意報は、08日00時55分に解除しました。

*** 余震活動の状況 ***
 この地震は「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」の余震と
考えられます。今後も、震源地に近いところで最大震度5弱以上となる地震
が発生する可能性があります。場合によっては、震度6弱から6強となる余
震が発生する可能性もありますので警戒して下さい。

*** 防災上の留意事項 ***
 揺れの強かった地域では、土砂災害や家屋の倒壊などの危険性が高まって
いるおそれがありますので、引き続き余震による揺れに十分注意してくださ
い。
 岩手県、宮城県、福島県で若干の海面変動が予想されますが、被害の心配
はありません。

*** 緊急地震速報の発表 ***
 この地震に対し、地震検知から7.4秒後の23時33分3.5秒に緊急
地震速報(警報)を発表しました。

 地震情報、津波情報等は最新の情報をご覧下さい。
 なお、現在発表している情報は気象庁ホームページで公表しております。

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地震情報(地震の活動状況等に関する情報)
平成23年 4月 7日16時08分 気象庁発表

「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」(第33報)について
、7日16時00分現在の概要を以下のとおりお知らせします。

*** 余震活動等について ***
 余震は、岩手県沖から茨城県沖にかけて、震源域に対応する長さ約500
km、幅約200kmの範囲に密集して発生しているほか、震源域に近い海
溝軸の東側、福島県及び茨城県の陸域の浅い場所も含め広い範囲で発生して
います。これまでに、M7.0以上の余震は3回(7.7、7.5、7.4
)、M6.0以上は66回、M5.0以上は394回発生しています。また
、最大震度4以上を観測した余震は93回です。
 M5.0以上の余震数で比較すると、今回の地震では、これまでに最も余
震数の多かった平成6年(1994年)北海道東方沖地震(M8.2)の4
倍近く発生しています。
また今回の余震域を南北2つの領域に分けた場合のそれぞれの領域における
余震数を比較すると、南側の領域の方が、北側に比べて多くの余震が発生し
ています。
 なお、余震域の外側でも若干地震活動が高まっていると考えられる地域が
あり、特に長野県北部、静岡県東部、秋田県内陸北部では最大震度5強以上
の地震が発生しています。
(注:余震回数は速報値で、後日の調査で変更になることがあります。)

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地震情報(地震の活動状況等に関する情報)
平成23年 4月 6日17時05分 気象庁発表

「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」(第32報)について
、6日17時00分現在の概要を以下のとおりお知らせします。

*** 余震活動等について ***
(略)

*** 余震の見通しについて ***
 余震は、やや多い時期とやや少ない時期を繰り返しながら次第に少なくな
ってきていますが、未だ活発な状況です。
 余震は、広い範囲で発生しているため、同じ規模の余震であっても、発生
する場所により各地での震度は異なります。
 今後も、震源地に近いところで最大震度5弱以上となる地震が発生する可
能性があります。場合によっては、震度6弱から6強となる余震が発生する
可能性もありますので警戒して下さい。

*** 防災上の留意事項 ***
 揺れの強かった地域では、土砂災害や家屋の倒壊などの危険性が高まって
いますので、余震による強い揺れに引き続き警戒してください。なお、余震
活動地域の外側の長野県北部、静岡県東部、秋田県内陸北部でも最大震度5
強以上の地震が発生しています。このように、余震活動地域の外側でも若干
地震活動が高まっていると考えられますので、常日頃から地震への備えをお
願いします。
 復旧活動など屋外で行動する場合は、余震の揺れによって二次災害のおそ
れがありますので、十分に安全を確認して行動するよう心がけてください。
 また、大きな余震が発生すると津波が発生する可能性があります。海岸で
強い揺れを感じた場合、また、揺れを感じなくても津波警報や津波注意報が
発表された場合には、直ちに海岸から離れ高台等の安全な場所に避難してく
ださい。


 地震情報、津波情報等は最新の情報をご覧下さい。
 なお、現在発表している情報は気象庁ホームページで公表しております。

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で、この大きな地震も、「東北地方太平洋沖地震」の余震で片付けられちゃうんですね。









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今回の震災の正式?な名称が「東日本大震災」になったそうです。


地震の名前は、「平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震」って、地震の直後につけられたんですが、
震災の名前は、NHKは「東北関東大震災」、民放は「東日本大震災」みたいに、各社でバラバラでした。


これは、「阪神・淡路大震災」のときにもあったことで、
地震の名前は、「兵庫県南部地震」ってすぐにつけられたのに、(正式には「平成7年(1995年)兵庫県南部地震」)
震災の名前は、「阪神大震災」とか「関西大震災」とか「神戸大震災」とかいろいろ呼ばれ、
結局、地震からずいぶん経ってから、「阪神・淡路大震災」って、閣議で?決められました。
阪神地区だけでなく、淡路島でも断層が現れるなど、被害が大きかったので、このように決められたんだったと思います。
そう、真ん中に「・(ボツ)」があるのが重要で、
「阪神淡路大震災」ではなく「阪神・(ボツ)淡路大震災」だ、なんて言ってましたっけ!


今回も、各社で震災の呼び名が違うのが気になって、
いつになったら正式な名前が決まるんだろ…って思ってたんですが、
なんか、地味に、あんまりニュースにもならず、「東日本大震災」に決まったようです。



一応、ソースを。

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震災の名称 東日本大震災に
4月1日 17時48分

政府は、1日午後、持ち回り閣議を開き、今回の震災の名称を「東日本大震災」とすることを閣議了解しました。政府は、今後、震災関連の特別措置法や基金を創設する場合などについて、この名称を使用することになります。

今回の地震災害について、NHKはこれまで「東北関東大震災」としてきましたが、政府が閣議で名称を正式に決めたことから、今後は「東日本大震災」とすることにします。


(NHK)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110401/k10015049201000.html

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「東日本大震災」と命名…政府が閣議決定

 政府は1日の持ち回り閣議で、三陸沖を震源とする今回の大地震の災害を「東日本大震災」と命名することを決めた。今後の対策組織名などに使う。気象庁は地震そのものを「平成23(2011)年東北地方太平洋沖地震」と名付けたが、災害名としては関東の一部を含む広い地域に及んだ被害を考慮した。


[ 2011年4月1日 19:26 ]


(スポニチ)

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/04/01/kiji/K20110401000544840.html

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「東日本大震災」と政府が命名 

2011年4月1日 20時45分

 政府は1日の持ち回り閣議で、今回の大地震災害の名称を「東日本大震災」と決定した。

 これまでは「東北地方太平洋沖地震」と呼んでいたが、民主党内に「東日本大震災に名前を変更すべきだ」との意見が出ていた。


(中日新聞)

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011040190204508.html

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※ ん? 地震の名前は、今でも「東北地方太平洋沖地震」なんですけど…









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「『想定外』言い訳に使うな」 土木など3学会、声明で苦言

 想定外という言葉を使うとき、専門家としての言い訳や弁解であってはならない」。土木学会など3学会は、こうした内容を盛り込んだ共同緊急声明を発表した。東北関東大震災や福島第1原発事故について「想定外」を繰り返す東京電力や菅直人首相らに対し、専門家らが苦言を呈したようだ。

 声明を発表したのは、社団法人の土木学会をはじめ、地盤工学会、日本都市計画学会の3学会だ。2011年3月23日、阪田憲次・土木学会会長らが会見を開き、声明文は同学会サイトなどでも公表した。阪田会長は「安全に対して想定外はない」と指摘した。

(後略)


http://www.j-cast.com/2011/03/26091397.html





土木学会長・地盤工学会長・日本都市計画学会長 共同緊急声明

(略)

 今回の震災は、古今未曾有であり、想定外であると言われる。われわれが想定外という言葉を使うとき、専門家としての言い訳や弁解であってはならない。このような巨大地震に対しては、先人がなされたように、自然の脅威に畏れの念を持ち、ハード(防災施設)のみならずソフトも組み合せた対応という視点が重要であることを、あらためて確認すべきである。

(略)


http://committees.jsce.or.jp/2011quake/node/29



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地震の後の様々な報道を見るたび、何かおかしいと思っていたのが、「想定外」という言葉です。

そんな簡単に「想定外」なんて言わんといて欲しい。
「想定」してへんかったんは、あんたらだけちゃうんか?
そう感じてたときに見つけたニュースです。




宇宙137億年、地球46億年の歴史の中で、
人間が生きてきた時間、文明を築いてきた時間、科学を発達させてきた時間なんて、
ほんの一瞬です。

ほんの一瞬しか体験していない人間が、
まるで何でも分かっているかのような口調で、
自然界について語るのは、思い上がりではないか…
もっと人間は自然界に対して謙虚にならなくてはいけない。


直接的には、津波石と呼ばれる石がかなり内陸に分布している。
そこまで津波が来たことがある証拠。

間接的には、平野や盆地がつくられたのは、例えば河川や海などの水の作用があってのこと。

地震や火山などの活動も様々な地形を造っていく。

隕石が落ちたことで恐竜が絶滅した(かもしれない)。

「全地球凍結」という時代もあった(らしい)。


地球上で起こる「事件」の数々は、
普段の私たちが経験している日常からは想像もできないような出来事なのですが、
自然界はそういう「事件」が起こりうるものである
という巨視的な見方というか感覚を「科学的」に身につけるには、
地学を、特に地球史を勉強することがとても重要になってくるのではないか、
と思うわけです。


そういった自然を見る目があれば、
今回の地震が、とても「想定外」のものとは思えない。



地学教育の持つ役割の一つは、自然界の大きさ、自然の力の大きさを
「体得する」ことにもあるのではないか、
と、最近つくづく思っています。











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先ほど、なんや揺れたなぁ…と思ったら、静岡県で震度6強の地震がありました。

近づいてきましたね。

東北の太平洋側の地震は、太平洋プレートと北米プレートの境界で起こった、海溝型の地震。
長野県と新潟県の境目の地震は、北米プレートとユーラシアプレートの境界の地震らしい。
どちらも、北米プレートの周囲で起こっています。
さっきの地震も、北米プレートとユーラシアプレートとフィリピン海プレートの境界あたりで起こってますから、
場合によっては、南海トラフまで動くんじゃないか…南海地震とか東南海地震とかが、誘発されるんじゃないか…
なんて、心配したりなんかしちゃう訳です。

大丈夫かなぁ…

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なんか大変なことになってます…



地震が起こったときは、数十人の図書委員さんたちと、
図書館の蔵書点検をやってました。
約2万冊の蔵書について、本とカードを1冊ずつ照らし合わせていくという、
結構、体力勝負な仕事です。

13時頃から始め、地震が起こった15時前というのは、
疲れてふらふらになってた頃でした。
私は、カードの入った重い箱を持って、うろうろしながら、
書名を読み上げるという仕事に没頭してたので、
揺れたことなんて、全然気が付きませんでした。

でも作業が一段落して、座ってた人は、
いつもの地震とは違う、すごくゆっくりした揺れを感じ、
はじめはめまいかと思ったけど、
同時に何人かで感じたので、地震かなあ、と言うていたそうです。

そういえば、私も、
なんか立ちくらみがした、みたいな感じがしたときがあったような気もするけど、
それが地震のときだったかどうかは不明。


16時半くらいになって、
なんか、東北で地震があったらしい。大変なことになってるらしい!
という情報が入ってきたので、
その後は、司書室のテレビをつけてニュースを流しておき、
ときどき見ながら、作業をしてました。

最初は、いつもの(?)津波くらいにしか思ってなかったんですが、
時間が経つにつれ、犠牲者の数も増え、
何よりも、ニュースに映し出される光景は、
そう、あの「阪神・淡路大震災」のときの神戸の街を思い起こさせるものでした。





実は、私の弟が、宮城県(仙台市宮城野区)に住んでいます。



大丈夫やろか…?
電話はつながりにくいそうなので、
家に帰ってから、メール(携帯のショートメッセージ)を送ってみたけど、
反応がありません。
まあ、つながりにくいんかもしれんし…

次の日の朝、携帯に電話してみたら、とりあえずつながりました。
部屋はグチャグチャやけど、生きてるとのこと。
とりあえず、よかったです。
でも、こっちが気が動転してて、詳細は聞くことができませんでした。

実家の方には、地震の直後に弟から「大丈夫」と電話があったそうです。
ただ、次の日は電話がつながらず、
その次の日に、また連絡があり、1km先まで津波が来たとのことらしいです。



でも、これだけ離れてたら、どんな援助ができるんやろう…
ちょっと食料を届けに…とか、
ちょっと片付けを手伝いに…とか、行ける距離じゃないし、
そもそも、個人で被災地に入るのは、
少なくとも今は、迷惑でしかないという状態だし、
そもそも、辿り着けそうにないし…

遠い空の下で、テレビに釘付けになりながら、悶々としています。




PS

その後、弟からショートメッセージが届きました。
「ニュースかNHKスペシャル、録画しておいて…」
どうやら、あちらは、停電で、テレビどころやないらしい。
で、少しでもお役に立てれば…と、録画に精を出しています。

ちなみに、彼も私と同業者、高校で地学教えてます。
(京都は高校地学の採用がなかったので、宮城まで行ってしまったのです…)





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砂を集めています。
石と違って、ハンマーがいらないから、手軽に集められるので。
集めた砂は、教材として、双眼実体顕微鏡で見たりしています。
最近では、白・黒・茶…といろいろ揃ってきたので、「砂絵」を描いたりもしています。


で、使っている砂の中に「緑」の砂があります。
上の写真は砂をスキャナーで撮ったものです。
よく見ると、結構緑色の粒が混ざっています。


以前、ハワイのグリーンサンドビーチの砂をもらったことがありますが、
それはもっと大きく透明なかんらん石(オリビン)の粒からなっていました。
かんらん石は宝石(ペリドット)にもなるくらいですから、緑がかった飴色の粒は、それはそれはきれいでした。
それに比べると、肉眼ではあまりきれいと感じられないこの砂ですが、拡大してみると、きれいな粒もあるみたいです。


さて、この砂は、いったいどこの砂なんでしょう?
なんでこんなに緑色をしてるんでしょう?



自分で採ってきた砂なんですが、採集したのは今から30年近く前で、確か、舞鶴のあたりを巡検したときに、どこかの海岸で採った…
くらいしか覚えていません(^^ゞ
サンプル袋にも、何にも書いてません(^^;
だから、舞鶴あたりの砂?とか言うて見せてました…(コラコラ)


その巡検のときに行った場所として、断片的に「赤礁崎(あかぐりざき)」という地名を覚えていました。
でも、そこで採った砂かどうかは覚えてないし、
そもそも赤礁崎って舞鶴の近くにある、くらいのことしか知らなくて、(さっさと調べりゃいいんですが…)
なかなか確かめに行く機会もなかったんですが、
昨日、たまたま近くを通りかかったので、長年の疑問を解消すべく、赤礁崎へ乗り込んできました。

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さて、「赤礁崎」があるのは、京都府でも、もちろん舞鶴でもありませんでした。
福井県大飯郡おおい町大島、だそうです。
そう、大飯原発のすぐ近くです。
とりあえず、赤礁崎と呼ばれるところの近くまで行くと、なんとなく、30年近く前に見たような構図…

とりあえず、遊歩道を歩いて行くと…  ありました! 緑色の砂浜が!







緑色の砂はこんな感じ。(注:地学の世界でいうところの緑です)






そうそう、きっとこの砂です。私が持っているのは!


では、なんで緑なんでしょう?
それはきっと近くにある岩石が緑色なんだろう… というのは予測がつくんですが、
まわりを見渡すと、確かに緑色の岩が露出しています。(注:地学の世界でいうところの緑です)












う~ん、この岩は何やろう?
なんか、蛇紋岩っぽい?


これ以上は、私のつたない経験では確定できないため、帰ってから、インターネットで調べました。
その結果…


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この地域で見られるのは「オフィオライト」とのこと。

「オフィオライト」の詳しい説明は
  ↓ 
http://earth.s.kanazawa-u.ac.jp/ishiwata/ophiol_J.htm



また、例の緑色の砂は「オリビンサンド」で正解だったようです。
  ↓
http://www.erc.pref.fukui.jp/gbank/tokusei/d00272.html



赤礁崎と呼ばれるのは、赤いチャートが見られるからだそうな。
  ↓
http://www.wakasaji.org/chimei/02_akagurizaki.html

http://www.erc.pref.fukui.jp/gbank/tokusei/d00271.html


そういえば、海岸には赤い小石もゴロゴロしてました。






この小島の先端で赤いチャートが見られるそうな。







残念ながら、今回は緑の砂で満足して、途中で引き返してしまいました。
(というか、小島は後から別ルートで行こうと思って、結局時間がなく、あきらめたということ。)


また機会があれば、こんどは全島制覇したいもんです!



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岩海  






丹後海と星の見える丘公園へ行ってきました。




「岩海」(の名残?)が見られる、というので…




園内を進んでいくと、「こどもの森ゾーン」入口のロータリーの近く、
分かれ道を入ったところに、大きな崖がありました。

この崖には、白くて大きな丸い石が、石垣のように積み重なって見えます。

花崗岩です。


これですね。





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花崗岩は、風化しやすい岩石です。
直方体状に入った節理(マグマが冷えるときにできる割れ目)に沿って、
皮がはがれるように風化していきます。
タマネギをむく(?)みたいに丸くなっていくので、
「タマネギ状風化」といいます。




ちなみに、これは、るり渓の花崗岩のタマネギ状風化の様子。











このようにして、丸くなった花崗岩がゴロゴロと谷を埋めているようなところを、
「岩海」といいます。

有名なのは、広島県三原市の久井の岩海 など

まさに、「岩の海」って感じ。



その「岩海」が埋められて、やがて、削られて崖になって現れたのではないか、
と、考えられているわけです。






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ちなみに、園内あちこちに、白くて大きく丸い花崗岩が落ちて…
いえ、置いてありました。


















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今日と明日は丹後半島の地質調査です。

写真は城島。私たちのホームみたいなところです。

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拾ってきたガーネットを実体顕微鏡で見た写真です。

実物は直径1mmもありません(^^ゝ

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これは転石…というか、別のところにゴロゴロ置いてあった石です。

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